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アッパレ!カラスの若奥様

どうも、こう、気候が良すぎでですね。

メガネのタマもないし(._.)

朝、体操をしてからはもともと低いIQをさらに半分くらいにして、ほとんど何も考えず河原を歩くことにしております。人間もやはりドーブツですから、春の平和な日差しの下では

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なかなか戦闘的な気分にはなれません。

ひとより多くいい仕事をして偉くなろうというのも立派ではありますが、それも言ってみりゃ競争、タタカイの意欲ですから、平和な春には減退してもおかしくはありますまい。

減退するものはさせとけばいいので、やたらと働こうとは思いませぬ。

ご覧ください(._.)

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やや、これはフキではないか?

今日はいつもと違う川べり(川自体はおなじ荒川ですが、反対側、ちょっと自転車の入りにくい方に行ってまいりました)を散策。こちら側はテニスコートやゴルフの練習場があるので避けていたのですが、やっぱり見てみるものですねえ。奥がゴルフの打ちっぱなしです。

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(こんな感じ)

この辺は、2年前の水害で完全に水没した場所なのですが、こんなところからも食草が生えるというのはなんだかすごいことですねえ。一応、これでも東京23区内。

知ってれば冬の終わりにフキノトウが食えたのに(笑)

…まあ、その点来年の楽しみが増えました。

ことほど左様に、ちょっと歩けば食い物が生えているのが春という季節である。

こないだ、軽い気持ちでヨモギが流行っているなどと冗談を言ったらホントに流行ってきた(笑)


素晴らしいですね。地面がくれるってものもらっときゃいいのです。たとえ食べなくたって、そうおもえば見るだけでも楽しいですよね。

…といって、↑の記事にも食草がないかつい探してしまう当方ではある。

ようするに食い物が余っていれば人間、戦う必要はないので、いきおい花を愛でる余裕もでるというものです。川をブラブラ時間を無駄にしているようで、これ実は高尚な文化的散策ともいえる。貧乏のあまり文化なき戦闘民族であった若いときには、

草花なんぞ腹の足しにもならんと思っていましたが

間違っていました。

秋にはフキを食います(笑)

さて、野の花でもめでようか(._.)

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当方、いちいちこれは〇〇のエンドウだのと注釈はつけません。フキの近くにはこんなんが生えている、と目印にしてくれればw…

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可憐だ(._.)

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うつくしい。

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かわいらしい。

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うまそう。

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煮ても焼いても食えない(._.)

などと野草観察を楽しんでいると、

突如、当方の左の肩を「ばしっ」と叩くものがあった。

「え?」と声が出ましてね。こんな川ッぺりで周りに人もいない、肩をたたかれるなんて一瞬なんのことだか分らなかったのですが。

前方右手の木の上で、こちらを力強く見つめる…いや、睨むモノがある。

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おわかりであろうか?

どうやらカラスに肩を叩かれたらしい(笑)

と、いうことは。

近くの巣に、卵があるか、ヒナがいるということですね。

いやこれは悪いことをした<(_ _)>

通常カラスは産卵期に巣に近づくと威嚇の声を出すと言います。足元に夢中になって、警告を聞いていなかった当方の落ち度である。

どの木に巣があるかわからないので、とりあえず藪を抜けて開けたほうに出る。

カラスちゃんはわざわざ藪からでてきて監視。まだ当方を睨んでおります。

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いい眼光だw

ドーブツの威嚇と目を合わすのは実際コワイものです。これがクマや土佐犬だったら当方、身も世もなく大声をだすでしょうが(^_^;)カラスくらいならまあなんとか、おちついていられます。というか、あれも我が子を守る母の姿と思うと

なにか清々しいものを感じるのは当方だけでしょうか(._.)

余談ですが当方、はるか17年も昔に同じようにカラスにどつかれたことがある。その時は下宿から通りに出る路地の一本道のつきあたりの杉の木にカラスの巣が出来たので、毎日スリリングな登校を楽しみました。何度かお見せしているこの木ですが…

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このときのカラスはもっとバイオレンスで、アタマにツメたててきた(^_^;)

なので、「羽で肩をはたかれた」今日のはすぐにはカラスだとわからなかったくらいです。

…と、ここで当方余計なことを思いついた(._.)

威嚇中の野生動物には基本背中を見せてはいけないことになっています。スキを見せると攻撃してくるから…といわれますが、果たしてそれは本当か。

好奇心を抑えきれなくなった当方、カラスちゃんに背中を見せて、無防備に歩いてみた。すると、

ヴァシっ!!

といい音を立てて、

もう一度当方の左肩を羽ではたいてくれました(笑)

いやあ、先人の言うことはホントですね。

みなさん、威嚇中のカラスに絶対背中を向けないこと。これ伏してお願い申し上げる次第ですぞ<(_ _)>

それにしてもアッパレなるはカラスちゃんである。

当方を二度どついたのは産卵を終えたばかりの、おそらくは若奥様であろう。ドーブツの世代交代劇はカンドー的でありますな。

敬意を表し、記事にしその偉業を記録したいと思います。

わかおくさま

カラスの若奥様、えらい!!<(_ _)>

…お粗末さまでした(^^)

たくさんのサポートを戴いており、イラストももう一通り送ったような気がするので…どんなお礼がいいですかねえ?考え中(._.)