見出し画像

なんかぞわぞわする(個人的に)写真集

カメラもってウロウロするのもすっかり常態化した当方、ウチ帰って確認すると「なんでこんなの撮ったかね」という写真もいくつかあります。

とりたててキレイでも面白くもない、作画の資料になりそうもない。

…しげしげと眺めていると、どうも「怖いもの見たさ」みたいな心理が働いているようです。

ちょっと「うわ…」と思ったのを反射的に撮っちゃってるみたいですね。


といってこれは当方の感覚で「なんか怖い」と思ったものなので、見られた方がどう感ぜられるかは全く想像の外なのですが、

自分だけ怖い思いするのがイヤなので(ー_ー)ここにあげようと思います。

題して「なんかぞわぞわする写真集」。

ひとつめ、

画像1

なんだかとても不安です。

圧迫感でしょうか。息苦しいような、眩しいような、不安が湿気のように襲ってきますwこの系列は結構あって、

画像2

ああ不安だw

なにしろ1点パースというのはよくありません、あまりに人工的です。あ、この写真は別にアルカイダではなくて、区の浄水場なんですが。この道を通るたびにぞわぞわします(^_^;)

近所に鉄塔がある方は、このアングルで撮られると

画像3

不安になれますよ。

ああもうなんだか書いててトリハダ立ってきたな…wん、当方だけですかね…。

ちょっと休憩しましょう。

画像4

ヨモギに巣をはるクモさんです。足の先から出ているのはなんでしょうね…写真にはよく写っていませんが、おなじ同心円でも、クモの巣はぜんぜん怖くありません。なぜって、そんなこと当方だって知るものかw。


あまりにまっすぐ、幾何学的、人工的な大きいものというのはなにか「死」のイメージがまとわりついてるような気がしてなりません。

これ、

画像5

当方の住むマンションから見える、モノレールのレール部分なんですが。

不安です。

レールの高さは5階くらい。写真を撮ったのは10階からです。当方は5階に住んでおり、毎朝ドアを開けると眼前の空中を電車が走っていくというなかなかシュールな光景を毎日みているわけですが…。

なんか骨というかぶっとい血管というか、そんな風に見えてきます。

パースがつくと、

画像6

神経に見えます(ー_ー)

当方高いところも若干苦手なので、これはダブルパンチですね。え、もと登山部のくせに高所恐怖症なのかって?それとこれとは話が別です。

下の道路に車が集まると

画像7

「動脈硬化」という言葉が頭をよぎります。


…3枚見るだけで当方クタクタですね、休憩しましょう。

画像8

ああバカバカしい(^^)生き返るようだw

この直線、きっかりしすぎたものが苦手という傾向は年齢とともに強くなってくるようで(当方は、ですが)新宿や表参道を歩くとそれだけでダメージを受けます。半年前友人の音楽家がコンサートをするというので表参道を歩いたのですが、まっすぐな看板にまっすぐなアルファベットがいっぱい書いてあり、かなりの恐怖を覚えました(ー_ー)。ああいう美的感覚はやはり若者向けなんだろうなあ…。

おなじ都会でも上野や浅草なら大丈夫です。

単にイナカモノなだけじゃないかと言われたら、まあそうなんですが。直線、曲線がある程度自然に混ざっていてほしいのです。

…ただ混ざっていても、これは怖い。

画像9

川のカーブを微分してるのか…?

あまりにも正確すぎます。これは荒川と隅田川の間、中州にあるマンション群なのですが…。

住んでおられる方々には失礼ですが、怖くないのかといつも思います。勇気を振り絞ってこのマンション群に分け入ってみますと、

画像10

また微分している…

画像11

この辺、マンガのアシ経験者ならわかると思うのですが、面倒な割に決まりにくい建物ですね。なんかとりつく島もないって感じです。

画像12

写真じゃわかりにくいですが、こういう風景が自転車で10分ほど続くのです。ホント地元の方に失礼ですが、当方そろそろ限界です。

画像13

棕櫚の木がかえって辛い。


…やめましょう、休憩休憩。

画像14

ああくだらない(^^)心が潤うようだ。


昔、といってもせいぜい30年か40年くらい前だと思いますが、巨大な団地というのが流行ったようですね。いまでこそノスタルジックに語られますが、あれ新しいときは結構怖かったんじゃないかと思うんですよね。

新しいとかなりキレイで、直線的なデザインです。

画像17

『童夢』とかのイメージで。

そういえばあのころのマンガでよく団地はホラーの舞台、しかもユーレイとかじゃなくて現代的な、心理的ホラーの舞台になっていました。『ハードアンドルーズ』とか『迷走王ボーダー』とかに描かれる団地は

「巨大で四角四面でよくわからない現代の怪物」的な描かれ方でしたよね。

こういうの、

画像15

ほとんどLSIというか、パソコンの中身みたいだ…。

まあ自分だって東京のマンション(集合住宅)に住んでるんでまったく怖がる資格もないのですが、こう写真にとって改めてみるとやっぱり怖いものは怖いのであります(ー_ー)。

山の手線に乗ってると大塚や新橋付近でよくこういう壁がありますが、

画像16

嫌がらせかと思います。


さあ休憩休憩。3枚が限界。

画像18

無意味ですね、油断しきってますねw、こういう素晴らしいものを見ると…もういちど人間を信じてみよう、という気になります(._.)


我ながら怖いものの羅列は疲れました。

最後は別の意味で怖い写真をあげましょう。

うで

…いや、腕も大事だろう(^_^;)



お粗末様でした<(_ _)>

この記事が参加している募集

カメラのたのしみ方

たくさんのサポートを戴いており、イラストももう一通り送ったような気がするので…どんなお礼がいいですかねえ?考え中(._.)