骨が届きました。
昨日「なんだか骨が描きたい」というつぶやきを載せました。
ちょっと前から人体デッサンをやり直していたのですが、まあ真面目にやるとムズカシイものですね。どうせギャグ漫画だから正確に描けなくたっていいやと若いころは思っていたのですが、というか今でも若干そう思っているのですがw、劇画っぽくカッコよくしたいときや、介護のマンガを描くときなんかはやっぱり少しは正確に描けなきゃいけません(ー_ー)。サボったツケは必ず回ってくるものです。
けっこう練習したのですよ。
いきなり昼間から半裸のオジサンを羅列してスミマセンが<(_ _)>
いや、教えてもらったデッサンポーズ集の動画モデルがこのおじさんだっただけで、他意はありません。
それにしても人間の身体って、思ったよりよく動くモンですね。伸びたりひねったり、複雑なことです。クマさんやゾウさんにくらべて、変わった連中ですよね(^_^;)。
人体デッサンと言えば、絵画教室や学校なんかでかならずデッサン人形を買わされるもんですが…
こういうのですね。当方も持ってましたが、正直言ってこれはあんまりアテにならんシロモノでありました。
手足はよく動くんですが、胴体、特に肩が全く動かないんですよね…。
ほら肩って結構、前後に動くじゃないですか。
肩が動けば胸も閉じたり開いたりして、そいで日常動いてるわけですよね。よく見てると人間「気をつけ!」でもしないかぎり胸が動いてない時がないのです。
安物のデッサン人形は肝心なところが動かない(^_^;)
いや、胸も可動するいいモノもありますが、けっこうお高くなります。学生ちゃんにはちょっと手が出ないお値段かも知れませんね。当方は使ってた安物が壊れて以来デッサン人形は買いなおしていません。なるべく実物を描くのが一番ですが、今は動画や無料アプリでもポーズ集がありますのでそれで間に合わせるのも次善の策としてアリだと思います。
ちなみに以前書いた『拘縮を予防・改善する介護技術』(中央法規出版)にもこの胸、肩甲骨の開閉が自然な姿勢にとって大事である旨、書いております。参考↓
イメージイラストにデッサン人形を描いたのですが、安物のデッサン人形はこんなに肩が丸まってくれないのです…(^_^;)。
閑話休題。
で、人体デッサンをやっていて、これはどうしてもいっぺん「骨の勉強」をせにゃならんなあ…と、うすうす感じてはおりました。
体格は筋肉、脂肪のつき方で変化しますが、骨はみんな同じはずですから。どうでもいいですがこう、真面目になんかやるとなんでも必ずシンプルなほう、基本のほうに帰っていかざるをえませんね…。だから若いときにやっときゃよかったんですが…まあ愚痴はいいや(笑)。
買いました、骨。
昨日頼んで今日来た、配達業者さんありがとう<(_ _)>
お値段は3000円、安い方です。
高さは約50センチ。けっこうデカイですね!
背中側がしっかり見えるのが非常にグッドです。
台座から外しても使用可能、いろんなポーズがとれそうです。
ピンボケ…(^_^;)頭蓋骨ひとつとっても見ごたえがあります。
お手頃価格なので背骨は曲がりませんが、これはかなりいいです。3000円クラスならデッサン人形を買うよりは骨格標本のほうがお得です。
こうパッと見るだけで「人体は思ったより縦長だ」とかすぐ得るところがありました。背骨からまっすぐしっぽみたいに出ている、ほうこれが尾てい骨か。ヘッダにも描きましたが足の骨、不思議な形してますね…。肋骨の下からふたつは浮いてると聞いてましたが、見ると確かに浮いている。ここを殴ったりしてはいけませんね(^_^;)内臓に刺さるゾ。
うん眺めてるだけでもうすでに面白い。介護マンガにも役立ちそう。
関節はハリガネでフラフラしてますので、実際ポーズをとらせるならネリケシでも詰めるなどの工夫がいりますが。ポーズをとらせてどうこうよりとにかく構造を覚えちゃうのが早道かな?と思います。絵を描かない人にもおススメ、面白いですコレ。
久しぶりに「画材」の買い物をしたので、レビューなどしてみましたw
お粗末様でした<(_ _)>
たくさんのサポートを戴いており、イラストももう一通り送ったような気がするので…どんなお礼がいいですかねえ?考え中(._.)