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16、食物繊維のハタラキ

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骨(カルシウム)筋肉(アミノ酸)と来て、次は食物繊維についてです。

食べるほうを学んだら、次は出すほう(「自然な排便」についてはシリーズを改めて詳しく描く予定です)、また生活習慣病予防にも欠かせないのが食物繊維…だそうです。

しかし一言にいってもまた水溶性だの、不溶性だのがあるんですね。

マンガではとりあえず「納豆と切干」というセットを例にしました。これについては管理栄養士フクシマ女史からの詳細があるので以下に示します。

(管理栄養士フクシマより)・・・・・・・・・・・・・・・

◙人の消化酵素
 ・口・・・唾液(アミラーゼ)でんぷんを消化
 ・胃・・・胃液 (ペプシン) タンパク質を消化
 ・小腸・・・腸液(マルターゼ/ペプチダーゼ) 麦芽糖/アミノ酸 を分解

◉水溶性食物繊維・・・リンゴ、完熟果実、芋類、キャベツ、大根、昆布、ワカメ、コンニャク、大豆、大麦、ライ麦
→胃腸内をゆっくり移動していくため、糖質の吸収を穏やかにして、食後の血糖値の急な上昇を抑えたり、小腸でコレステロールや胆汁酸を吸収して、スムーズに対外に排泄できるようサポートします。(小腸!)
結果・・糖尿病、脂質代謝異常、高血圧、動脈硬化など、様々な生活習慣病予防に効果あり!

◉不溶性食物繊維・・・大豆、豆類、ごぼう、穀類、ココア、きのこ、小麦ふすま、完熟野菜、甲殻類の殻
→便のカサを増やして、腸の蠕動運動を盛んにし、消化管通過時間を短縮させます。また、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌のエサとなり、菌を増やしておなかの調子を整えます。(大腸!!)

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常備、日常使いできるものとしては切干大根、ワカメ、昆布(水溶性)などを用いて、あとは納豆・豆腐や季節の野菜(不溶性)を摂っていけば大体OKという感じでしょうか。ご参考まで。

次は「一日何g摂るか?」です。



たくさんのサポートを戴いており、イラストももう一通り送ったような気がするので…どんなお礼がいいですかねえ?考え中(._.)