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描く理由がなかった絵

このごろドット絵を習ったりする過程ですごく感じたのですが。

当方だけか、マンガ家さんの多くがそうなのか、たぶん後者じゃないかなと思うんですが、

「まっ正面」「ま横」「ま後ろ」から見た、

「ただ立ってる人」の絵って、

そういやあんまり描いてない(^_^;)


師匠や先輩からも、マンガの練習なら「何かしているところを描け」と言われたものです。ただカッコイイ顔のアップを描くんじゃなく、食事してるところとか、運動してるところとか、一枚絵でも「お話、ストーリー」のある絵、表情を描けと教わりました。まあわかる。面白くない絵を描くな、という意味でしょう。

デッサンでモデルさんに来たいただいたときも、なんかのポーズはとるわけです。ただ突っ立っていたりはしない。


でもドット絵を習いはじめて「ま正面から見たただ立ってる人」を描く機会がとても多い。で、これが難しい、ごまかしがきかない。今日も「歩くアニメ」の横向きを作ろうと思って、「ま横から見たただ立ってる人」がうまく描けない自分に気が付きました。

前回、「歩く」ってどんなんだっけまで後退した当方ですが、ついに「立つ」ってどんなだまでさかのぼりましたw。

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要するにコレが甘かったワケですね…。

(参考『やさしい人物画』 A・ルーミス著 マール社)

何年もマンガで飯食って、恥ずかしいことではある(^_^;)

でもお金とる作品で、ただ突っ立ってる人ってそりゃめったに描かないですw描かないものは何年やってても初めてなので、改めて練習できたのは僥倖ですが…。

なので「お侍さま」のヨコを描こうと思ったら…

お侍さま2

まずこうして、

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つぎに縮めて、

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ちょっとづつ動かせてみて、

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試しに動きをつなげてみて、

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で、やっとドット絵にするイメージがちゃんと湧いてきた、って感じになりましたね。

もちろん慣れている人はこんなメンドウはしないでしょうが、当方くらいの初心者はこうやって丁寧にイメージをつくるほうが、かえって早くできそうだと感じました。

絵もあてずっぽうに描くと迷子になるものです…(^_^;)


ん、で、肝心の「横向きドット絵はできたのか」ですと?

まだです。

ここまでやって一息つこうと薄いハイボール作って一杯やったら寝てしまいました。慣れないモノを一生懸命描くと疲れるんですよ(^^)。


といったところで本日はこれまで(笑点か)

…お粗末様でした<(_ _)>












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