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2019年に読んでよかった本5選(読了時間付き)

年末年始は少しまとまった時間を確保できるので読書をしたい!という人もきっと多いかと思います。

そのタイミングを知って、多くのメディアや著者が「読んでよかった本」をオススメするタイミングが年末なので、相乗りして僕も紹介します。

ちなみに毎年ブルータスの12/15発売号は読書特集なんですよね。

2019年の梅木読書サマリー


具体的なオススメに入る前に自分の読書を振り返ります。この記事は毎年定番にすることで自分に学びも蓄積されますね。71冊読み終えて、途中で諦めたのが別途9冊でした。なので、今回お勧めする5冊は僕の視点ではあるものの、80冊から良かったものを5冊に絞り込んでいる、ということです。

☆分野
エッセイ:17冊
思想:15冊
アート:14冊
投資:10冊
ビジネスモデル:5冊
企業:4冊
マーケ:3冊
コーチング:2冊
小説:2冊
編集:1冊

☆評価
S判定:1冊
A判定:19冊
B判定:49冊
C判定:3
注記:読めなかった9冊は自分にとっては読むに値しないということで、C判定と言えるかもしれない

まず「ビジネス書」を「ビジネス」とカテゴライズするのはやや乱暴なので、少し細かめに分けると、「思想」カテゴライズが多めになってしまいました。

ビジネス書のパターンとして「思想系(経営論なども含む)」「具体的企業系」「ビジネスモデル」「マーケティング」の4つくらいに大別されると思います。特にマーケティングなどは実際に学んだことを実践する場がないと、読んでもあまり意味がないと感じるので、あまり読んでいません。

今年の特徴としては前年までは全く読まなかった「アート」と「コーチング」がカテゴリーとして登場しました。アートに関しては10冊以上読んだので、大まかなことは把握できました。

僕は本を読了して満足!というのはなくあまり冊にこだわりはありません。月平均6冊くらい読んでいて、読むときは読むし読まないときは全く読まない。それよりも、その本から何を学んで、すぐに何か自分に活かせることはないかという即効性を重視しつつ、すぐに役立たなくとも雑学的に抑えておこうという考え方もあります。

皆さんも読書との向き合い方や、読書自体の生産性について、どのように考えているか、共有してもらえると良いなと思います。

それでは具体的なオススメ紹介に入ります。タイトルの横に()で私の読了時間を記載しておきます。

1:投資で一番大切な20の教え(7時間)

これは実は年初の記事で紹介しています。しかし、今年読んだ本の中で唯一の個人的S評価でした。

まずはこの記事を自分でも年始に読み直して、投資戦略の反省や検証をしっかりしたいなと思います。今年は投資関連の書籍は10冊ほど読みましたが、冊数を読むならこれを何度も読んだ方が良いと感じました。

この記事やツイッターで紹介したくらいですが、Amazon見たら80冊くらいは売り上げていました。この本は何度も精読する価値があると思います。

「株式投資の未来」(6時間)も同様に精読価値が高い後世に読み継がれる名著だと感じました。

2:ビッグミステイク(3時間)

こちらの投資本ですが、バフェットなどレジェンドの投資での失敗が赤裸々に語られています。

個人的には成功談より失敗談を学んで、失敗を回避することに価値を感じています。実際に投資を実行していくと、「わかっていたのにやってしまった!」というようなミスをしてしまうことが多々あります。

「失敗法則」をたくさん確立して、以下にその罠にハマらないようにするか。失敗法則を集めるために、大いに参考になる良書です。

3:ニュータイプの時代(4.5時間)

友人に勧められて読みましたが、いかにもNewsPicks感あるではありますが、ダイヤモンドの書籍ですね。

従来的価値観と今後の価値観の対比がわかりやすく、今後どういう世の中の流れになるのかを予想しやすくなりました。

同じ著者の「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」(2.5時間)も、アートのビジネス文脈での理解を促進してくれる良書だと感じました。

4:ビジネスの限界はアートで超えろ(2.5時間)

アート系の14冊からはこちらを選出しました。理由は、アートの具体的な見方に関する記載があるので、そういうことを頭の片隅入れて鑑賞すると、鑑賞力が上がるのではないかと思ったからです。

結構読みやすかった気もしますし、アートが気になるビジネスマンにとっての入門書としても最適な気がします。

5:俺か、俺以外か。 ローランドという生き方(1.5時間)

オチ的な最後ではありますが、ローランド、好きなんですよね。ローランド語録は特に僕の記事の読者層である起業家に刺さるものも多いのではないかと思います。

サクッと読めますし、年末年始にテレビを見てダラダラ過ごすより、ローランドを読んだ方がよほど意義があると思います。

同様のエッセイとして、与沢翼氏の「ブチ抜く力」(3時間)もオススメです。かなりまともな内容なので、かつての先入観を持たずに読むことをオススメします。

以上です。

ちなみに読もうとして読めなかった本とかだと「リブラ」とかブロックチェーン系ですね。大学時代、グロービスMBAの本を読んだら睡眠薬にしかならなかったことを思い出すほどでした。

自分にとってわからないし即効性もない分野の本を無理して読んで挫折感を味わうことはないと思います。「この手の本は読まない!」と思い切って捨てるという割り切りも大切です。

みなさんが今年読んだ本の中でのオススメも、たくさん聞きたいですね。



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