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ドラマの考察ができない。

(ドラちゃんのド、ドラマのド、……。)

昨夜、『初恋の悪魔』というドラマで
声を上げて泣いた。

このドラマはキャストが良すぎるのよ。。。
本当に演技合戦という感じがして
俳優さんの凄みを感じるとともに、
人間性に溢れまくっている、
さすがの坂元裕二さん作品だなと。。。

とわ子ぶりにわっくわっくどっきどっきして、
そして刺さりまくる言葉に心揺さぶられた。

…それはさておき、

このドラマみたいな、
「え?え?どういう展開???」
「え?え?どういう伏線回収???」
と気になりすぎる系のストーリーは
Twitterとかで数多くの「考察」をされている。

いろんな方向性があるなあ〜〜
どっちに転んでもおもしろそうだなあ〜〜

と、わたしはそれを他人事として読んでいる。

というのもわたしは、
ジャンル問わず(ホラー系は除く。怖い🧟‍♀️)
深夜ドラマまでほぼ全部見るような
自称・ドラマ愛好家。

だからこそ、
ドラマ考察とかはやってみたい。
そういう気持ちは常にある。憧れる。

でもやらない。というかできない。
そもそもを言えば、やったことがない。
やってから言えよ、というセリフは
自分の中に常にあります。でもやらない。

今日はそんな自分なりの言い訳を。
つれづれなるままに。
(わたしの中ではしっくりきた言葉)
(本来の意味とはずれている気はしているのでご愛嬌で)


まず一つめ。
「そんなに深く見てない(見れない)」

わたし、なんでもそうなのだけど、
エンタメを見ている時は
ほぼ「無」なのだ。

笑ってないわけじゃない。無表情ではない。
とても笑うしとても泣く、ムカつくし楽しい。
喜怒哀楽は本当にオーバーなくらい出してる。
(一人暮らしなのに。冷静に考えると恐怖。)

だけど、「無」。
自分を変えようとしないで
その時の気分のままに、体調のままに、
状況のままに、受け取っている。

エンタメ享受する側として
このスタンスでいいと思ってしまっている。

現代社会に疲れ(あんま疲れてないけど)、
日々の癒しのために活用してるわたしは、
見てるドラマのその先の展開も伏線もフラグも
何もかも考えたくないのだ。
そもそも考えられないのだ。
(それがドラマの醍醐味だとは思うので
回収されたとき、ああ!とはなるけれど)

コンテンツ提供者が盛り上げてくれた場を
(色々考えられて練られて撮影されて編集されて提供される作品を)
これ以上ボルテージ上げて見る必要ある?と、
そう思ってしまう自分がいる。

もしかしたら期待値が高すぎるのかもしれない。
完全他人任せで、他人のせい。
面白いもつまらないも、
自分の感覚の赴くままに判断している。

エンタメ好きな自分が好きなのかなあと
思ってしまうくらい。(まあ自覚はあります)

とにもかくにも、
そういうわけでわたしは、
ドラマ見てる時は頭を使いたくない。

ストーリーの向かうままを追うだけで
十分すぎる。

ただし、わたしはめんどくさい人間。
自分は頭を使いたくないけど、
結末はとても気になり、そわそわする。

だからひとの「考察」を読むのだ。
「自分が考えてない」という事実が
わたしにとってはとても大事だから。

先にも述べたけれど、わたしは、
できることなら考察をしてみたい。
でも頭が使い物にならない。
ひとの考察は読めばいいのでとても簡単。

二つめ。
「人の気持ちや行動を読むのが苦手。」

そもそも論。
どうしてなのかは私が聞きたい。
昔から、国語は大好きだし、
本を読むのも大好き。
小説で泣くことだってたくさんある。

なのに、(当時の)センター試験の
「主人公の気持ちに当てはまるものを選べ」
的な問題の正答率が死ぬほど悪い。

なんでなん???絶対これだろ!!!
と思ってもあっけなく玉砕してしまう。

だから小説のところだけ点数低かった。
一番のネックだった。
大得意で大好きな古文漢文、
気持ちを読まなくていい評論は
読解力勝負🔥!と思っていたけど
小説は私の読解力の問題なのか?
別の力の問題なのか?とずっと悩んでいた。

自分はそういう特性あるんよなあと
いまは思ってはいるのだけど。

そんなんで、
試験で痛いほどの不正解を叩きつけられ、
ついにわたしは
「人とはズレているのだ」という実感を
持ってしまった。

そうなってくると、
わたしはプライドが高い人間なので、
「間違えられない」
「頓珍漢なこと言って笑われたくない」
「叩かれたくない」
みたいな、変な不安とか恐怖を回避するために、
そして自分のプライドを守るために、
「やらない」
という選択肢をとっているのだろう

と思う。

元凶は人のせいなのだと思い
自分を守っている節はあるのだけど。
言い訳なので許されるよね!と思って。



さて、
ここまでだらだら言い訳をしてきたけれど、
実際には(自責的にいえば)
「わたしがあまり深く作品と向き合えてない証」
と、思っている。

またその言い訳がさっきの2つなのだけど。
もうどうしようもないな、🤷🏼‍♀️💭
…変わる気はないけれど!

というわけで
わたしのドラマ好きはとまらないけど
やっぱり考察は、ひとまかせで。

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