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認知度の低いD2Cブランドが赤字でもポップアップストアに出店すべき理由

7/1-2の2日間、合同ポップアップに出店してきました。

7/1-2、Summer Life Market@麻布十番でのAnknot &iesディスプレイの様子

これまでにも2度ほど、イベントに出店したことがありますが、今回のようなポップアップストア、純粋に商品を期間限定で販売する場に参加したのは実は初めて。

色々な学びがあった2日間だったので、その内容をシェアしてみます。

同じように小さなブランドをやられている方や、これからポップアップへの出店を迷っている方へ何か参考になればと思って書いています。

ポップアップストアに出店する上で大事なこと

結論からいうと、認知度の低いブランドがポップアップストアに出店するメリットというか、出店すべき理由としては必ず学びがあるということ個人的には、経験として次に活かせるアイデアの宝庫だと思っています。(すごくフワッとしていますが、3つポイントをこの後に書きます)

「メリット」で言うなら、たとえば、

・ブランド単体でやるより出店費用を安く抑えられる
・お客さんをシェアし合える(他ブランドのお客さんに知ってもらえる、購入してもらえる可能性)
・他ブランドと繋がりができる

などもありますが、それらに期待しすぎると、

思ったよりも売れず、コスト的には赤字だった
・他ブランドがさほど協力的ではなく、お客さんのシェアはできなかった
・他ブランドと繋がったけれど、特にその後何も生まれなかった

などのガッカリ感が生まれる可能性の方が高い。

それよりも、たとえ赤字でも出店したからにはこの経験から何かしら次のステップを作ろうというマインドで参加する方が大事だと私は思っています。

合同ポップアップに出店して得た3つの学び

では具体的に何を得たのか? 今回、合同ポップアップにいち出店者として初参加して(主催者は他ブランドさん)、私自身が得たことをシェアしておきます。

(1)他ブランドさんを見て、「なぜ売れるのか」を考える

人間、自分のことは自分がいちばん分からない。それと同じで、自分のブランドのことってどれだけ客観的に見ようとしていても、どうしても主観的になってしまっていたり、気がつけない部分も多いです。

そういうとき、ちょっと視点を変えて、他ブランドさんを見ていると気がつくことが色々あります。

「このブランドさんはなぜこんなに商品を売るのがうまいのだろう」
「なぜ今のお客さんは商品を買っていったのだろう」

反対に、「このブランドさんは、こうしたらもっと売れそうなのにな」もあるかもしれません。

それらを自分のブランドに当てはめて考えると、どうか。

これは普通に、他のポップアップにお客さんとして行ってみても色々気づくこともあるかもしれません。が、やはり少しの滞在時間だけで分かることと、一日中見ていて分かることとの間には情報量に大きな差があります。私自身、他のブランドさんのポップアップに遊びに行くこともあり、例えばこのディスプレイの仕方いいな、とか見ていて思うこともありますが、あくまで外部からの視点であり、表面的なことにとどまる感じがします。

とにかく、自分よりも売れている他出店者さんを一日中見て学べるのが、合同ポップアップに参加する一つの大きなメリットだと思います。

(2)大切にすべきお客さんの声に気づく

合同ポップアップでは色々な方がいらっしゃるので、すべての方の声を反映するのは難しいですしその必要もないと思いますが、「このお客さんの声はめちゃくちゃ重要だな」と思うものについては、一言一句漏らさないぐらいに聞きます。

具体的にはどんなお客さんの声かというと、商品やブランドに、少しでも本当に好感や愛着を持ってくれた方のお声

混乱しそうな言い方ですが、「少しでも」と「本当に」というのは私の中で大事なポイント。

お話を伺って、なんとなく感じるものです。購入を避けるために、何かしら買わない理由を教えてくれている(=買いたくない、欲しくない)なのか、購入する気持ちはあるけれど何かしらの理由があって買わない(買えない)のか。

後者の方のお声をヒアリングすればするほど、お客様から見た、商品やブランドのあるべき姿に近づける気がします。

これは先述した1にも通ずるところですが、結局のところ「自分が考えている商品の魅力」と「お客さまが思う商品の魅力」を一致しているからこそ、結果的に商品が売れるのであり、それをいろんなパターンで学習すればするほど良くなっていくはず。

(3)今後に活かせるアイデアの種

最後にざっくりとした話ですが、とにかく次に活かせそうなアイデアをいくつか見つけられたということ。

「これやってみたいかも」
「次にポップアップをやる際は必ずこれやろう(そのためにいまから動こう)」
「あの人にこの話相談できそうかも」

など。ポップアップが終わってやれやれお疲れ様でした…と一息つく間も無く、早速動き出したいアクションプランが幾つかあること自体が、ポップアップに参加して良かった証だと思います。良い流れを感じられること。

逆に良い流れが感じられないとき、次のアクションプランが見つからないときは、状況として何かしら無理があったのかもしれません。

学べる環境や経験をもらえるありがたさ

私のような小さなD2Cブランドは、普段は基本的に一人で動くことが多いため、今回のように色々な人と一つのプロジェクトに関われる機会は刺激があり、学びの宝庫です。会社員時代は当たり前すぎてそこまで意識することはなかったですが、他人から学べる場が常に用意されているというのは、とても恵まれていること。

売り方や商品のことだけではなく、すべての人が自分にない情報やスキル、知恵を持っていると思うと、全ての人から何かしら貰って帰ろう、ぐらいのマインドでいないと勿体無い。

好き嫌いや思い込み、くだらないプライドを取っ払って誰からも学ぼうとすることは何より「自分のため」でありながら、結果的にすべてのご縁に感謝することなのだと思います。

会社員時代とは全く異なる点で、自分の至らなさや未熟さを痛感する日々ですが、そんな成長痛をこの歳になって味わえることもなんだか幸せな気がしている。人は変わろうと思った瞬間から変われるし、夢や目標はいくつになっても持ってもいいのだと、胸を張って言えるようになるまで、まだまだしぶとく頑張りたいと思います。


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