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【読書記録】『日韓の決断 』

▼著者はソウル駐在歴のある日経新聞の論説委員。▼2022年5月に尹錫悦氏が大統領に就任。その対日政策は先代から一転。この理由を分析しつつ、5月以来の日韓の動きを纏めている。政権が革新派から保守派に転じたことだけが、対日関係の変化の理由でないということがわかった。また、韓国国民の対中感情や、台中関係の変化も背景になっているということ、韓国の「国益」についての自覚も変化しており、それらが対日政策の変化に影響を与えているということが理解できた。▼新大統領の政策を論じた最初の本のはず。その点での価値を感じた。

峯岸博著『日韓の決断 (日経プレミアシリーズ)』
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