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【読書記録】『街の牧師 祈りといのち』

▼著者は現職の牧師。▼青年期に不登校や引きこもりを経験。牧師になってから精神を病み閉鎖病棟に身を置いたこともある。その体験や、困難な事情を抱える人々と向き合いつつ思索したことなどが綴られている。生々しい。▼自らの不甲斐無さや、人を傷つけ自らも傷ついたことも隠さず書いている。牧師としての建前は語らない。のめり込むように読んだ。▼著者が聖書の言葉や神を思いながら疑ったり悩む姿もみられた。一筋縄ではいかない事に向き合う中で、神が見えることもあるのだろう。そういったことを思わされた。聖書を引きながら読むべきだ。

沼田和也著『街の牧師 祈りといのち(晶文社)』
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