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良い先生って?

こんにちは。

教員を目指すと決めてから、ずっと答えの見つからないモヤモヤがあります。

それが、「良い先生」というワードです。
今日は自分の考えを整理する意味で、文章化したいと思います。


1 もやもやのきっかけ
恵まれたことに、私はこれまで、尊敬する先生にたくさん出会いました。
幼稚園から今まで、たくさんの先生に出会って、いろんなことを教わって、おかげで今教員の仕事をしています。

教員を目指す中で、どんな教員になりたいか?と考えるようになりました。

高校で演劇部に入ってから、私は自分の夢や目標を言葉にするようにしています。実際に言葉として発することで、自分の目指すものを見失わない気がするからです。
だから、教員になると決めた瞬間から、そう言い続けてきました。
お前には無理だと言われたこともありますが、多くの人が「あなたなら良い先生になれるよ」と言ってくれました。

良い先生になれるよ、という言葉には、背中を押してもらえる感じがしていました。

しかし、ある時ふと、良い先生ってなんだろう?と疑問に思いました。それからずっと、もやもやしています。

2 もやもやの理由
良い先生という表現は、あまりに漠然としていて要領を得ません。私にとって「良い先生」という言葉は不明瞭すぎて、何だか掴めないのです。

友人に夢を話すと、高確率で「良い先生になりそう」と言われます。しかしそれって、何を根拠に、どうして言えるんでしょうか。少々独善的に言えば、私のことをちょっとしか知らない友人が、良い先生という枠にはめようとするのでしょう?それぞれ異なる「良い先生」基準があるだろうに、それにはめようとするのでしょう?

いろんな良い先生の形があると思いますが、教員になるために模索中だった私にとって、この言葉は足枷であり重荷でした。

だって、わからないんだもん。

定義も、自分の答えも持ち合わせていない私は、良い先生という言葉が嫌いです。もやもやします、未だに。このもやもやの原因は、自分の未熟さにあるのでしょうが、消えることがないのです…。

3 良い先生という表現からの脱却
だから、なるべく私は良い先生という言葉を使わないように意識しています。どんな先生になりたいか、もっと具体的で明確な言葉で表現できるようにすることで、目標に向かいやすいと思うのです。
端的に言えば、①歴史や地理の面白さに気づいてもらえる授業のできる教員 ②生徒が、この先生は私をちゃんと見て、評価してくれると思える教員 ③向上心を持って学び続ける教員
の3つが私の今の目標です。

良い先生とひと口に言っても、色んな良い先生の形があるので、自分なりに目指す目標を持っておくことで、漠然とした言葉に惑わされないようにしよう、と思っています。


良い先生という言葉は、自分に対して使われると、言葉にできないもやもやに苛まれます。でも、便利な言葉であることに違いありません。
きっとこれからももやもやし続けるのだと思いますが、自分の中ではなるべく良い先生という言葉を具体化しておこうと思います。

以上、青春18きっぷの旅の車内にて、自分の考えをまとめてみました。笑
もっと語彙を増やしたいと思う、今日この頃です…💦

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