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漫画家が創作活動にカウンセリングを使ってみる【#8・カウンセリングは経費になる?】

カウンセリング料金、個人的には整体とかジム感覚でメンテナンス費としてしょうがないかな〜と思いつつ、とはいえ漫画家の場合経費になんないのかな?と思って調べたことがあるので、その内容を共有します。

①税理士ドットコムで、小説家の方が、カウンセリングを経費に入れられるか?という質問をしていました。

Q「自身の記憶を辿ることが作品を書く上で重要なのですが、心理カウンセリング代は経費に計上できますでしょうか?ただ、直接「カウンセラーを主役にした話を書く」などということではありません(あくまで自分の内面が創作に役立ちます)。」

A「通常の職業では必要経費にはなりませんが、小説家といった職業柄、経費に計上できる余地はあると思います。」

らしいです!漫画家もこれじゃん?!いけるんじゃん??
ただ「経費に計上できる余地はある」という言い方ですが…。
さらに…

「作曲家が支払うカウンセリング料が経費として認められた裁判事例」について解説されているブログがありました。

この事例では、作曲家が心理カウンセリング料を経費計上したことに対し、税務調査官が私的経費だと主張し裁判になったようです。

結果、「創作活動等に関する諸問題の相談に対して具体的な解決策を指導・助言することを内容とするものであったから、そのサービスに対して支払った費用は必要経費に該当する」という判決が下ったようです。

判断の決め手としては
・カウンセリングの内容が業務に関することであること(売上獲得・増大のための経費であることが推定できる事実、状況があること)
・現に売上高にも大幅な増加が表れていること
などが考慮されているようです。

ということで、内容が創作活動に関わるものであり、さらに売上増加に貢献できてると証明できると…経費計上は可能っぽいです!

例えば前回記事のando.さんのような「創作者向けのカウンセリング」と銘打っているサービスを利用したり、cotreeならサービス内の「振り返りノート」や「個人ノート」などの記入欄に内容記録を残しておくといいのかもしれませんね〜

という豆情報でした!
個人的には、実際に日々の生産性が向上して1日に描ける原稿の枚数が増えたり、ボツがあっても切り替えが早くて次の創作に向かえる…みたいな効果はあると思っているのですが、それを客観的に伝えられるようにしておくのは大事かも…!
なんでも経費計上可能というわけではないので、悪しからず!

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