長女に救われた朝の話
今朝の、私の反省すべき出来事を忘れないように記録しておこう。
私は毎朝6時にアラームをかけて起きている。
昨夜干した洗濯物を畳み、娘たちの朝ごはんの準備、自分の弁当作りなどある朝の家事を、なるべく慌てずに行えるための起床時間が「6時」なのだ。
なのに今朝に限って、アラームをセットし忘れてしまった。
目が覚めたのは7時20分。
隣では長女が絵本を読んでいた。
朝方に目覚め、二度寝をした次女はまだ眠っていた。
やばい!!!!!と言って慌てて準備を開始する。
カーテンを開け、私の慌ただしい物音で
気づくと次女も目覚めていた。
私の頭の中は、どの順序で朝のルーティーンをこなすのが一番効率良いのか。そればかりを考えていた。
朝ごはんは、前日の残りの味噌汁と
納豆ごはん、ウインナー、トマト、バナナといつも通りのメニューだ。
いつもは何事もなく食べ始める娘たちだが
今日は全く箸が進んでいない。
そりゃそうだ。
起きたばっかりなのだから・・
しかしこの時点で、私のイライラバロメーターが起動し始めた。
「ちょっと急いで食べないと、保育園間に合わないよ」
と声をかけるやいなや
「納豆ごはん、いらなーい!」と茶碗を押しだす次女。
「いらないじゃないよ。食べないと保育園に行けないよ」と真顔の私。
続いて、
「ママと食べるー。」と、食べさせてほしいと要求してくる次女。
「ママ今洗濯物畳まなきゃいけないから、頑張って自分で食べてて。」と拒否してしまった私。
次女にお椀を持たせ、ごくごくって飲んでね!というと
次女・・バッシャーーー!!!(味噌汁ひっくり返す)
ここでプッチーンと来てしまった私。。。
「食べたくないなら食べなくていいよ。もうやめたら?」とガチギレしてしまいました。。。
わかってる。
頭ではわかってる。
そもそも寝坊した自分が悪いのに。
寝起きで食欲もないのに、食べたくないものを出された2歳児の当然なリアクションなのに。
PMSと、時間に追われている焦りでイライラ爆発。
この後どうしましょう。というような困った顔で座っている次女に救いの手を差し伸べたのは、前の席で一部始終をじーっと見ていた長女だった。。
「○○(次女)、わたしと食べる?」
と。自分のご飯を急いで食べ終え、次女の隣に座り
スプーンを持ってアーンと、完食まで導いてくれた。
長女がものすごく優しい口調で妹を励まして、食べさせているその光景を見てなんだか涙が出そうになった。
「これ以上母を怒らせたらマズい」
「これ以上妹が叱られるところを見たくない」
「私が助けてあげなきゃいけない」
4歳手前の長女が、いろんな感情を抱いたことはすぐにわかった。
思い通りに進まない次女にイライラし
長女に気を遣わせてしまい
なんだか本当に情けなくなった。
同時に、長女の成長に感動もした。
こんなに優しく育ってくれた
人の気持ちをわかって、寄り添ってくれるようになっていた
すごく嬉しかった。
長女の行動や言動で、私のイライラは一瞬で鎮火し反省へと導いてくれた。
長女、本当にありがとう。
次女が食べ終えた後、
長女を思い切り抱きしめた。
「ありがとう。次女のこと助けてくれたね。
ママ、次女に怒りすぎちゃったね。
ごめんね、嫌な思いさせちゃったね。
ママも長女みたいに優しくなれるように頑張るね」
って伝えた。
長女は満面の笑みで
「うん!いいよ!
ママも〇〇(長女)みたいに優しくなってね♪」
いつものテンションで言ってくれた。
ありがとうとごめんねの朝だった。
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