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【4歳】すぐに怒る・いじける

10月で4歳になる長女が、ここ数日に圧倒的に増えたこと。
それが

すぐに怒る。いじける。

日常的に起きるので、親にとっては
「はぁ」「また始まったよ」
と、嫌な顔をしてしまいがちです。

今回は、親である自分の気持ちや娘の状態を整理して考えるための記事です。

怒る・いじける 考えられる原因


⑴下の子の成長

我が家にはもうすぐ2歳半になる次女がいます。
赤ちゃんの頃は、それほど動かず泣かずあまり手のかからない我が家の次女だっただけに、長女にとっても「ただの可愛い存在」から始まりました。

長女にとって妹に邪魔される経験が少なかったのです。

ところがそんな可愛い妹にも自我が芽生え

・物を取られるかもしれない
・物を壊されるかもしれない
・次女が使っているものを貸してくれない
など様々なことを気にしているため、
思うように遊び込めないストレスを感じているようにも見えます。


⑵お姉ちゃんでいたい、でもまだまだ甘えたい

次女は典型的な「甘えん坊タイプ」
長女は典型的な「自立している子」

1歳半過ぎには”お姉ちゃん”になってしまったからでしょうか…

ただテレビを見ている時でも、
何かで遊ぶ時でも、
母が家事をしている時でも、
次女はさりげなく母親に甘えに来ることが多いです。

長女は小さい頃から、人に対して過度に甘えることがなく
「私のやりたいことをやる!」というタイプだったのですが

やはり、言葉や動きが「赤ちゃん」の存在を超えてきた次女の存在が、今までよりも気になるようです。

次女が甘えていると、内心「いいなぁ」と思いつつ
それまであまり甘えてこなかった長女にとっては簡単にはマネできない様子。

その「甘えたい」気持ちを素直に表現できずに
親の気を引くためにすぐに怒る・いじけるという方向に向かっているようにも見えます。


⑶反抗期

「4歳の壁」という言葉がありますよね。

4歳を過ぎると、大脳が急激に発達して
それまでは自分ベースだった思考が「相手の気持ちを考えられる」ことができるようになります。

長女の怒るタイミングには

■おえかきをしていてもうまく描けずに怒って塗りつぶす
→「やりたいのに出来ない」という葛藤

■「ママ◎◎やって!」とリクエスト後に自分も挑戦するが出来ずにいじける
「ママはできるのに私には出来ない」という悔しさ

■お昼寝せず遊んでいる長女に「眠たい?」と聞くと「眠くないって!」と怒り出す
時間軸がわかるようになってきたことや、自分が眠たいことによって「お昼寝に促されるかもしれない」という見通しを持てるようになったことによる焦り

このように一つ一つに理由があることがよくわかります。

理解できる範囲が広がり、出来ることも増え自信につながっている一方で
出来ないときの葛藤が大きくなるのも4歳反抗期の特徴のようです。



怒る・いじける 大人の対応

近くにいる大人は、私のようにイライラしてしまったり
「また始まった」と表情や態度に出てしまいがちだと思います。。

そこで、どう接したらいいのかを自分なりに考えてみました。

⑴まずは子どもの思いを聞く。

当たり前のように感じて、一番出来ていないことかもしれません。

親から見た目線で「◎◎だからでしょ!」「怒らないの!」と
頭ごなしに否定してしまうこと、ありますよね。。
私は典型的にそうです。保育士なのに(⌒-⌒; )

子どもの思いを聞く際に、
感情が爆発している子の耳に入っていきやすい言葉(我が子の場合)は

「なにが嫌だった?」
→「嫌だった」という気持ちを言葉にすることでこの感情が「嫌だったんだ」ということを子供に気付いてもらう

「◎◎が嫌だったね」
→見ていた大人目線になりますが、「ブロック壊されて嫌だったね」など気持ちを代弁する

「◎◎に挑戦できたね!頑張ったね」
→子供ができないことに葛藤して怒った場合には、結果ではなくその過程や挑戦した気持ちを言葉で褒める

我が子の場合はこの3つが特に有効です!

自分の心に余裕がない時は、すぐに怒ったりいじける姿を否定してしまいがちですが
子どもに寄り添った言葉掛けの方が結果的に早く立ち直ってくれるもの。


悪い言葉で反抗してきたら?

また3歳後半から長女は
「ばか!」とか「嫌い!」なんていう悪い言葉も出ています。

こんな時には
「そう言われてママは悲しい」や
「○○ちゃん(妹)嫌だったね」など

言った言葉を叱るのではなく
言われて悲しいという気持ちを伝えるようにしています。


お子さんによっては
過度に悪い言葉を使う場合もありますよね。

テレビやお友達の影響で、覚えた悪い言葉を使って相手を制圧しようとしたり、それに対する大人の反応を期待している場合もあります。

そう感じた時にはこちらも過度に反応せず
お子さんがどうしてその言葉を発したかという
子どもの心の背景
を考えてみたら良いかと思います。


まとめ

今回は、4歳の長女が突入した反抗期!?毎日怒ったりいじける行為に疲れてきた母が、自分の気持ちや子どもの気持ちを整理するために執筆してみました。

また、保育園や幼稚園では家庭とは全く別の顔をしていることがほとんどだと思います。

担任の先生に様子を聞いた上で、家庭以外で子どもが頑張っているんだということを再確認し、家での甘えや爆発する感情も受け止めていけたら良いなと思います。


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