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地元PR広告【鳩の町商店街】

UM2年の山岸愛華です。

10年後の自分の仕事を考えたUM最後の制作でした。そこで私はテレビなどの広告を作る仕事をしていきたいという考えから「地元の商店街のPR広告を制作していこう!」と考えつきました。

PR広告と言ってもポスターだけではなんだかつまらないですよね…そうしたら何をすればいい?そう考えた時、頭によぎったのは面白い地元PRCMでした。

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テレビも一時期有名になったCMを見たことがあるでしょうか。
『宮崎県小林市 移住促進PRムービー "ンダモシタン小林"』

YouTubeで動画があるのですが、これを初めて見たときになんて面白い発想なんだと感動したのを覚えています。

それらから、PRCMを作るにはどうしたら見てもらえるか。考えました。

見てもらうには、人の目を惹きつけるために面白い発想の展開が必要だと考えました。

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面白い展開 → 広告なのにドラマを作成 → ドラマに商店街の名前にもなっている鳩を登場 → なんだこれとなる → 人の目を惹きつける

考えの流れとしてこうなりました。そして私は地元の商店街をまた賑やかにさせるためにPRCMを制作しました。

しかし、CMと言っても動画ではありません。これまで学んでたことをいかし、『CM風中吊り広告』として制作しました。

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CM風中吊り広告にすることによって、電車に乗れば誰しもが目に付く最適な場所であり、吊り下げている間は永遠と流れるCMになります。

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8年ぶりに地元に帰ってきた主人公の女の子。
しかしそこにあったのは、変わり果てた地元の商店街だった。

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女の子はガッカリ…って、鳩が主人公だったのかよ!
ガッカリする一羽と一人。

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しかし、ふとスマホを手にし撮影。
加工してインスタに。そこには意外と映えていた写真が。

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一週間後。鳩は驚く。

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そこには映えた写真を見てくれた人たちが地元の商店街に足を運び、たくさんの写真をアップロードしてくれていたのだ。

商店街もこれで昔のように賑やかさが戻ってくれたらいいな。

……と、このような展開で地元の商店街PRCM風中吊り広告にしました。

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二年間、デザインを学んでいるうちに『面白さ』というのを忘れている自分がいました。今回のUM最後の制作でも初めは面白さというのを忘れて「地元を豊にするためにどうしたら…」と考え込んでいました。

しかし、面白さを加えなさい。とアドバイスをいただいてから頭も働き、何より楽しくデザインができました。最後の最後でこんなにも楽しい広告を制作できてよかったなと思います。

そして、自分の将来の仕事として何十年と楽しいと感じ、やりがいの仕事。デザインをしていきたいと思います。

UM 山岸愛華

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