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レース回顧

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主に予想したレースを回顧してます。
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2023年1月の記事一覧

AJCCふりかえり

AJCCふりかえり

ノースブリッジが飛躍の春を期待させる勝利を挙げた。また鞍上岩田康成は内突きの名手たる所以を見せた。

そんなAJCCをスタートから振り返る。

スタート直後、ガイアフォースが外に飛び、その影響を受けてエピファニーも外に。

結果、エピファニーは外のレッドガランと接触。

これでエピファニーは若干遅れをとった。

一方内に目を向けると、シャムロックヒルが押してハナを主張し、バビットが外から馬なりで上

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東海Sふりかえり

東海Sふりかえり

最初の2ハロンで勝負が決まったレースだった。勝ったプロミストウォリアは強い。だが、ヴァンヤールに助けられた部分もあり、この結果を鵜呑みには出来ないと感じたレースだった。

このレースを大きく左右したヴァンヤール。この馬がカラ馬になった事が全ての始まりだった。

ヴァンヤールがスタートで躓いて外に体勢が崩れる。その直後、体勢を立て直そうとしたヴァンヤールがトモを跳ね上げて、騎手を振り落としてしまった

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根岸Sふりかえり

根岸Sふりかえり

武蔵野Sでワンツーした2頭が着順を入れ替え、ここでもワンツーを決めた。

レモンポップは安定感あるレースで勝ち、これで戦績は10戦7勝。しかもオール連帯。

2着ギルデッドミラーは僅差の2着。よく追い詰めたが半馬身届かなかった。

そんな根岸Sをスタートから振り返る。

スタートは、バラつきのあるものとなった。

ギルデッドミラー、デンコウリジエールが立ち遅れ、タガノビューティーは行き脚が付かない

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シルクロードSふりかえり

シルクロードSふりかえり

ナムラクレアが56.5kgを背負いながら好時計で完勝。本番への期待が膨らむ結果となった。

勝ち時計の1.07.3は過去10年中最速。勝ち時計1.07.4だった2014年と比較してみると、

2014年 12.2 - 11.0 - 10.9 - 10.8 - 11.0 - 11.5
2023年 11.9 - 10.8 - 11.1 - 11.1 - 10.8 - 11.6

とほぼ同じ。その時の勝

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京成杯ふりかえり

京成杯ふりかえり

ソールオリエンスの強さと若さを見たレースだった。これだけフラフラしながら圧勝したのだから能力は相当。

そんな京成杯ふりかえる。

スタートでサヴォーナとシルバースペードが出遅れ、シャンパンカラーが外に飛ぶが、これは外に馬が居ない大外枠では良くある事。

好発を決めたグラニットがハナに立ち、シーウィザードが押しながら、シャンパンカラーはかかりながら前へ。下の画像を見ると、シャンパンカラーは頭が上が

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日経新春杯ふりかえり

日経新春杯ふりかえり

ヴェルトライゼンテの力が1枚違った。59kgをモノともせずに完勝。

そんな日経新春杯をふりかえる。

スタートでモズナガレボシが大きくつまずく。その後すぐに内にもたれながら体勢を立て直したが、これで落馬しなかった角田大河は凄い。

これは落ちていても不思議じゃない。よく持ち直した。

脱げたアブミを踏み直し、ようやく競馬に参加できたが時すでに遅し。スタートからこれだけ離されてしまっては厳しい。

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愛知杯ふりかえり

愛知杯ふりかえり

アートハウスの強さと川田将雅の1分の迷いもない、強い意志を感じたレースだった。

スタートを決め、他馬の後ろで我慢し直線は大外に出す。今日のシチュエーションを考えるとベストと言えるレース。そんな愛知杯を振り返る。

スタートは大きく出遅れる馬もなくスムーズだったが、その後に危ないシーンがあった。

アブレイズ荻野極が急激に内に切れ込んだ影響で、複数頭の進路が狭くなり、エリカヴィータに至ってはバラン

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シンザン記念ふりかえり

シンザン記念ふりかえり

『経験』が勝敗を分けたレースだった様に思う。

12.5 - 11.0 - 11.3 - 11.5 - 11.8 - 11.5 - 11.9 - 12.2

上記レースラップの通り、11秒台が連続する少し速いペースだった。そのため、似たラップの経験がある馬が上位に来て、なかった馬が下位に沈んだ。

1着ライトクオンタムは新馬戦で
2着ペースセッティングは初勝利と前走で
3着トーホウガレオンは3戦目

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フェアリーSふりかえり

フェアリーSふりかえり

人の意志が勝敗を分けたレースだった。意志を持ち、運を味方に付け、よりスムーズに運べた者に勝利の女神が微笑んだ。

最初のポイントが、スタート直後。

1番人気の赤ヒップホップソウルが出遅れ、スタート決めた白スピードオブライトがスムーズに前へ。橙キタノウイングはゆっくり出た。

そして、赤アンタノバラードと黒ミシシッピテソーロも流しながら前へ。

赤ヒップホップは前につけるためにペースを上げて掛かり

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中山金杯ふりかえり

中山金杯ふりかえり

展開の妙を考えさせられたレースだった。

1つのポジションの違いで、着順が大きく変わる。そんな競馬の難しさを痛感した。

最初にそれを感じたのはスタート直後。

マテンロウレオがやや出遅れてしまった。57.5kgを背負っているせいか行き脚が付かず、好スタートを切ったクリノプレミアムに前に入られてしまった。

そして、さらに痛かったのが、

フェーングロッテンが押しながら前に行こうとしたウイン、コス

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京都金杯ふりかえり

京都金杯ふりかえり

イルーシヴパンサーを見くびっていた。まさか大幅体重増でこんな鮮やかに抜け出すとは。

そして、ペースが落ち着く事が多い、4ハロン目のペースが11.3と速くなったことで、より内を通った馬が有利になった。

そんな印象を持った京都金杯だった。

まずスタート

プレサージュとマテンロウがスタートで遅れる。プレサージュは前にスペースがあると見て、すぐにポジションを取りに行ったが、マテンロウはそのままマイ

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