<シリーズ世の中の理不尽_2> 晴天の昼間にライト点灯は必要なのか?_20171105アルゼンチン共和国杯
ここ最近、台風直撃もあってずっとすぐれない天候が続いていたが、昨日は晴天、気温も穏やかで外出日和だった。そこで電車に乗って出かけてみた。
地元の東急を利用したのだが、そこでふと気がついた。
「ライトが点いてる!?」
晴天の昼間にライト???
これはおそらく、自身を目立たせて自動車や人からより早く認知させる効果を狙っているものと思われる。
しかしその効果があるのだろうか?
昼間はとくに必要ないのでは?
という疑問がふつふつと湧いてきた。
調べてみた。
グラフは鉄道の「運転事故の件数と死傷者数の推移」
(by 内閣府 平成27年交通安全白書)
このグラフから、そしてほかの資料から判断して、とくに昼間のライト点灯の効果は認識できなかった。
私の推測だが、ライト点灯しなくても同じグラフを形成しているのではないだろうか。
そこで、自動車などの道路交通も調べてみた。
こちらはバイクのほかバスや救急車、パトカー、そして運送業などの営業車が昼間のライト点灯を実行している。しかし、ひところ自家用車でも多く見かけたライト点灯だが、最近はほとんどたまにしか見かけなくなった。
これは効果がないと庶民が判断したからではなかろうか。
グラフは「道路交通事故の推移」である。
(by 内閣府 平成27年交通安全白書)
こちらは鉄道よりもっと複雑だ。
昼間のライト点灯の効果が表れているのかいないのかは判断できない。
そもそも道路交通になると「シートベルト着用」「飲酒運転」「突発性病気」のほうが交通事故率の増減には影響がでることは明白だ。
これらを置いといて、昼間のライト点灯の効果は云々できない。
ただこれだけは言えそうだ。
雨、雪、曇り、霧の日、そして薄暮時の点灯は効果がある。
しかし、これとてタイトルの「晴天の昼間」という条件からははずれている。
そこでどうしてもその具体的な効果を知りたくて、調べてみたらやっと、これはというものが見つかった。
それは「昼間、カーブミラー越しの安全確認で、小さく映る車が走行中なのか停車中なのかの判断ができる」ということ。
なるほどこれは効果がありそうだ。
しかしこれが全体に及ぼす効果を考えるとごくごくちっぽけなものだ。
以上、鉄道も道路交通も晴天の昼間にライトを点灯する効果はとくに見当たらなかった。
というより、雨、雪、曇り、霧、薄暮時、そしてバイクや緊急車両を除いて、ライト点灯は不要と言っても過言ではなさそうだ。
鉄道の晴天昼間のライト点灯はいつまでやるのだろうか?
さて、本日はアルゼンチン共和国杯。
⑦ソールインパクトを狙う。
馬の色はだいたい黒鹿毛や鹿毛で黒っぽいものだ。
その中でこのソールインパクトは芦毛。目立つのだ。
芦毛とは2、3歳時には黒っぽいグレーだが、歳とともに黒っぽさが抜け、グレーから白くなっていく毛のことだ。あのオグリキャップも芦毛だった。
いわば、ソールインパクトは昼間の晴天にライトを点灯させて走行するようにインパクトがある馬だ。
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