フーーーーっと吹く
こんばんは つなぐ です。
相談の中に、話はするけどよく聞き取れない、ということがあります。
実際、私も会話の中でちょっとわかりにくいな、と感じることもあります。
また、いろいろ声が出てきているけど、口の動きが出やすくなれば良いのかな、などと感じることもあります。
家でもリハビリ、訓練では親子とも疲れてしまいます。
遊びながらとりくめることを伝えています。
その一つに“吹く“ことです。
「あっちっちー」なご飯やスープをお母さんが「フーフーしようね」と言って冷ましてます。
それをみていた子どもは真似をするかもしれません。
お風呂で、泡泡を「フーーーー」と飛ばすことも楽しいです。
紙に車や動物や好きなキャラクターを描いて「フーーーーー」と飛ばします。
「誰が一番飛ばせるかな」と競争するのもあり、です。
生活や遊びで楽しくとりくめることが大切だと思っています。
さて、吹くことで何になるでしょうか。
今、何もない状態かと思いますが、「フーーー」と息を吹いてみてください。
まず、口唇がとがったと思います。
この形を保つこと、力が必要です。
次に口の中だけで息を感じられたでしょうか。
口呼吸、鼻呼吸、分かれていること、大事です。
また、口から息が出ることは鼻から息が抜けないように口の中にはちょっと頑張る部分があるのです。
吹く行為はその頑張る部分がより頑張ります。
私たちは会話をするとき、この頑張る部分がちょっとずつ頑張ることでいろんな音を明瞭に出すことができるのです。
吹く時よりも微調節が必要なのですが。
そのちょっと調節するために吹くことでより頑張りがあると良いのです。
まどろっこしい表現になっております。
親子で楽しい時間を過ごせることが何よりです。
今日も読んでいただき、ありがとうございます。
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