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「食べる」

こんばんは つなぐ です。

今日は「食べること」について少し書きます。

食事が始まるという時、まずどうするでしょう?

何も見ず、どこか他所を向いて何かわからないものを食べますか?

大体の人は、目の前に並べられた料理を見ることから始めるのではないでしょうか?

「先行期」

食べる・飲み込むを考える時に、いくつかの段階に分けて考えます。

今話した、『料理を見る』こと、これはそうした段階で「先行期」といいます。

この「先行期」というのは見ることはもちろん、匂いを感じること、見てどんな味かを想像することなどがあります。

このことばも最近耳にします。

認知するということです。

赤ちゃんは生まれて育つ過程で運動発達と同様に感覚面も育ちます。
目の前のものに手を伸ばす、伸ばして掴んだら口にする、舌で感じる、運動と感覚とどちらも大事な発達です。
そうした過程を踏まえて、認知は育ちます。

感じること

「食べること」もそうです。

まず、感じること、を優先したいです。

そのためには自分が食べるものを近くで見る、匂いを感じる、可能であれば触る、といった経験を離乳食が始まるとともに、すすめたいものです。

目隠しした状態では何かは聞いていてもどれくらいの大きさなのかわからないです。
そんなものが口に入るとしたら、どれくらい口を開ければよいのでしょうか?

何が口に運ばれるのかは聞いた、匂いも感じる、でも見えないから大きさがわからない、となると思います。
大人でも難しいかと思います。

できる限り、子どもに見えるように、見やすい位置で示せたら良いと思います。

そうした経験を繰り返すことで、見ただけで口をどれくらい開ければ良いかがわかります。
味も想像しやすくなります。
好きなもの、苦手なもの、と口に入る前からわかります。

「食べる」ことの困りごととして、“噛んで食べない/すぐゴックンしてる“といったことをよく聞きます。

そうしたことにもこの「先行期」は関係してきます。

五感で感じる、とはよく聞くと思います。

「食べる」時もそのことを大切にできたら、と思っています。

読んでいただき、ありがとうございました😓。

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