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オールカマーとグレイスカベルネフラン2015

 ズバリ的中! 先週のローズステークスは単複一本に絞って買ったところ、両方の馬券で払い戻しになりました。やったぜー。

 当たった時は何を言っても許されるのが競馬。というわけで言わせてもらうけど、なんでカンタービレが5番人気だったのか!? 穴になる要素なんて全くなかったと思うんだけどなぁ、ははは!

 というわけで払い戻しは6200円。滅多にない5000円オーバーなのでどうしようかと思ったんだけど、先週の最後に「当たったら今度は三澤さんのワインを買おう」と書いてたので、ちゃんと有言実行しますよ。グレイスの赤ワインです。

グレイス カベルネフラン 2015

 山梨県の中央葡萄酒のヴァライエタル(ブドウ品種別)シリーズから、2015年のカベルネフランを選びました。今週の予算は払い戻し6200円に1000円を加えて7200円もあったんですが、このワインは5000円+税。ホントはもうちょっと高いワインが欲しかったんだけど、この上のクラス(キュヴェ三澤)になると一万円になっちゃうんですわ。

 カベルネフランと表ラベルに書いてありますが、カベルネソーヴィニヨンも若干量ブレンドされています。原料ブドウはすべて山梨県北杜市、明野町の自社農園にて栽培。山梨県のワインというと勝沼のイメージが強く、この中央葡萄酒も勝沼のワイナリーなのですが、より理想のブドウを目指す中で勝沼から離れた北杜市に2002年に開園された農園です。この辺については最近読んだ三澤親子の本に詳しく書いてあって、面白かったので日本ワインに興味ある人は読むのをおすすめしますよ。

 でテイスティング。色は黒みがかった濃いめのルビー、色調に対して味はデリケートな印象ですが、細やかなタンニン、ミネラリー、広がりを感じる長い余韻のある味わい深いワインですね。木苺、薄いブルーベリーのニュアンス。ステンレス発酵、樽熟成18か月ということなのですが、やはりブドウの味わいをよく感じられる上品でデリケートな仕上がりで、樽の感じは気になりません。グレイスの名に恥じないエレガントなワインですね。

 2015というヴィンテージがどうなのかはわからないのですが、飲み頃としてはバッチリで、抜栓から4日間かけてゆっくり味わったのですが2日目に開いたところが一番おいしく感じました。ただすごくデリケートなワインなので合わせる料理が難しいな。正直僕の家にあったジャンクなつまみではこのワインとのマリアージュを楽しむことはできませんでした。ワインだけで十分美味しかったので満足はできたんだけど……。ローストビーフかなんかがあればよかったのかな。

 ちゃんとした料理を用意して、また違うヴィンテージで飲んでみたいと思わせる、とっても良いワインでした。ありがとうカンタービレ。

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 さてさて今週も競馬。3歳牡馬の菊花賞トライアルになるG2神戸新聞杯と、かなりのメンバーが顔をそろえたG2オールカマーという面白いレースが重なってしまいましたが、今回はオールカマーで行きましょう。ダービー馬にしてジャパンカップ2着のレイデオロと、そのレイデオロに京都記念で先着している皐月賞馬アルアインの対決。あとは中山2200mのAJCで勝っているダンビュライトが人気していますが、ここで僕が狙うのは、

 ◎レイデオロ

 うーん、やっぱりレイデオロ。これはちょっと人気してても外せない。で、穴も一頭。

 △ミライヘノツバサ

 この馬の実績を見ると、中山だと9戦して8回馬券になってるんですよ(4着以下はディーマジェスティの皐月賞だけ)。なんか異常に中山に強い。さらに今回の鞍上はテン乗りの北村宏司で、このジョッキーも中山に強いらしいんですよ。というわけでこの2頭で買ってみたいと思います。

 来週は久々のG1、スプリンターズステークスでーす。

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