一生擦って楽しめる強起/弱起概念

出張マジ疲れました。

それはさておき。

ちょっと前にこのブログで音楽における強起/弱起という概念を知ったのですが、これパラダイム力が強いですね。一度認識するとその後聴くすべての音楽が強起か弱起か分類したくなってしまう。

あとアウフタクト(ドイツ語における弱起)という単語自体の響きが気持ちよいのでついつい口に出したくなる。

自分の理解するところによると強起というのは小節のはじめの符から音を入れ始める入り方で、弱起というのはその他全部です。

例えば4分の4拍子なら1,2,3,4の1で始まるものが強起、その他は弱起です。

ところでスプラトゥーンシリーズのメインテーマを比べた時12と3の間に大きな相違があります。それは主旋律の始まり方です。



1のメインテーマはSplattack、2はInkomingですが、これらは主旋律が4拍子(1,2,3,4)の1で始まっているのに対し、3のClickbaitは8拍子(1,2,3,4,5,6,7,8)の8で始まっています。後者が弱起です。

Splattack!

Inkoming!

Clickbait

弱起の効果に「リズムの先取り」による疾走感の付与というものがあるそうですが(出典忘れた)、確かに|ふふふーふふん |ふふふーふふんふ|、よりはふ|ーふふーふふんふ|ーふふんふふんふ|、の方がええ感じですよね。

ジェイコブもこの点指摘してたわ。ありがとうジェイコブ。

冒頭のブログ(うろ覚え)によると日本人と多くの外国人は生きてるリズムからして違っていて、日本人は強起ベース、外国人は弱起ベースで生きてるんだってさ。だから会話でもあっちの人は発話の最初は聞き落としても補完が利きやすかったりするのか。なんかネイティブっぽく英語しゃべるのに覚えていた方がいい周辺知識かもしれんね。

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