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閉塞的空気を作ったのは戦前からずっと大衆とメディア


参加者、乃至他の職員からのリークでもあったのだろうか。

えらく詳細に見ていたようだな。

しかし、コロナ脳は凝り固まってるから彼等がわからず屋だと思っているし、

所詮は僻みだらけの賤民だから"抜け駆け"が腹立たしいのだろう。

勝手に自粛の空気を押し付けといて被害者意識全開で叩いてる辺り、底なしのクズばかりなのだろう。

この大宴会の参加者が、よりにもよって新型コロナウイルス対策を担う厚生労働省に属する官僚たちだったと聞けば、一般の人たちはどんな感想を抱くだろうか。


結局、厚労省の人間が見ても、コロナのリスクはそれ程軽視可能な程度だと分からんのだろうか。

彼等は国民よりよくよく分かっているだろう。

殆どが軽症、無症状で、インフルより明らかに弱毒だと。

彼等がチワワを見て「可愛いじゃないか」と言ってる時に、

「いや、この猛犬は人を噛むし、場合によっては狂犬病を移し人を死に至らしめる恐ろしい猛獣だ」と言ってるような落語レベルの間抜けな話だ。

ああ、圓楽師匠辺りがコロナ禍を落語にしてくんねえかな。


逸れた。

何度も何度も繰り返しになるが、今までインフルがどれたけ流行っても何も言ってこなかったし、

今後インフルが例年通り流行るとしたらどうすんの?と言う話だ。

そう言う長期的視点で見るなら、感染症そのもののリスクは何も高くはない。

寧ろ人々の社会を抑圧することによる不利益が恒常化することを恐れねばなるまい。

そして、ようやくここでタイトルの話になるが、今回一連のコロナ騒動において、

国家は国民に自由を抑圧するようなことを率先してやっただろうか?

事実は真逆だったろう。間違いなく。

政府は移動制限にすら当初から後ろ向きだった。

安倍が休校措置をとったのも、本当に必要性を感じたからでも、言論を封じる為でもない。初動が遅いと言う批判による汚名を返上する為に国民に寄った結果だろう。

緊急事態宣言だってそうだ。この上なく無責任で臆病な国民の空気を察知した国賊小池百合子の選挙向けパフォーマンスと、テロ朝玉川、岡田コンビによる煽り、西浦某の馬鹿げた42万人死亡説を受けて、全く知見を持たず、ただただ世論を恐れた政府がなし崩し的に緊急事態宣言を発出。その後馬鹿な首長(吉村や大村、黒岩)等がパフォーマンスの為に悪用し、国民の不安は固定化された。

そしてその不安は未だに持続化しており、実に馬鹿げた騒ぎを乱発させている。

戦前も同じだ。国内の貧困を解消する為に頑張った関東軍を礼賛し、戦争に消極的な政府を批判し続ける。いざ米英と戦争を開始し、東南アジアを占領してもそのまま終わることをさせず、破滅まで突っ走らせ、その間敗戦なんて言おうものなら非国民として叩かれていたのは国民の空気がそうだったからに他ならない。憲兵がやったと言うが、それこそ今のような国民世論の後ろ盾があるからやっていたに過ぎない。大本営発表だってそうだ。国民に対して正直に言えば政権が持たないから隠し続けたに過ぎない。政府、軍に戦争遂行能力も意思もあるとは到底言えない。

何故なら彼等は勝ち目がないことを肌で感じているからだ。

そしてその敗北の恐れが、絶望が、宗教的聖戦を生み出す。軍組織として、国家としての勝利、作戦ではなく、自分達が死ぬ事を悟った上での特攻だ。

特攻を犬死と軽々しく非難する者は昔から多いが、特攻を生み出したのは、国民の臆病で短絡的な国民の声と、全く戦略も何もなくなし崩し的に戦争を始めた政府にある。

戦力差で勝てるわけが無いのに戦争をやめると言う選択肢を無くした時点でこうなるのが必然だから当然だろう。

ただ忘れてはならないのは戦争はこちらが単独でやったのではなく、幕末以降のアメリカとの関係性において必然だったことだ。深入りはしないが一応そこは触れておく。

そして戦前戦中、国民暴走を促したのが新聞、メディアだ。

彼等が連日政府を批判し、軍人を礼賛し、皇国を崇め奉り続けたからだ。

その歴史を知らない人は驚くだろうが、朝日新聞なんかはその筆頭だ。

戦後は一転して反戦平和主義を唱えているが、本当にどの口が言うと言う話でしかない。では彼等は何故戦争を、皇国を美化し続けたのだろうか。

答えは簡単だ。

売れるから


だ。逆の言い方をすれば、

鬼畜米英!日本は素晴らしい国だ!と言わなければ売れない


からだ。

玉川徹なんかがずっと1年間煽って、先日の番組改編時期でもメンバーがほぼ変わらなかったのは、「数字が取れていたから」に他ならない。

山本七平の『「空気」の研究』を読んだ者や、所謂保守層であれば、この歴史を知らない筈はない。そして知っているからこそ、俺はこの「明らかに間違った空気」に警鐘を鳴らし続けている。

日本を狂った方向に導いているのは決して好戦的な軍人でも天皇絶対主義者でもない。

実際には真逆で、天皇反対、反戦平和が正しいと戦後言い続けた層が、その強張った空気を作り続けてきたのだ。

戦後彼等は「左翼」思想を信奉してきたが、近年イメージ低下から「リベラル」と呼びかえることでブランディングに成功した。

しかし、彼等自称リベラルは今どのような言動をしているか?

自由に動くものはけしからんと先頭に立って言っているではないか!未だにリベラル派で自由の価値を説く人を教えてほしい。

今は皆自分の命や、誰かを殺した人にならないようにと、自分のメンツ、自分の利益ばかりを追求し、己の自由を自ら進んで差し出し、どころか他人の自由まで奪って当然と言い張っているのだ。

彼等が、営業の自由、表現の自由、言論の自由を奪い、結果として多くの人々の雇用を奪ってきたのだ。

もう自由を謳う資格はない。

これで流石に善良な市民が、国家や軍隊やメディアに無理矢理させられたのではないと解っただろう。

国民が、無知で無責任な国民が、自ら望んでこの不自由を求めたのだ。





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