高齢者1

高齢者から考える「居場所」の重要性

現在、日本一周中。

俺は朝マックを食べていた。

「今日は何をしようか?」

そんなことを考えている時に、隣の席から人の話し声が聞こえてきた。
おばあさんが店員さんに話しかけている。

おばあさん:「服の袖のところにソフトクリームが入っちゃって、汚れちゃったの笑」

店員:「すぐに吹くものをお持ちしますね。」

おばあさん:「いや、大丈夫よ。そこの紙ナプキンで拭いたから。」

店員:「そうですか。また何かあったら言ってくださいね。」

おばあさん:「ありがとう。それでね…」

とその後も、店員さんに話しかけ続けるおばさん。
店員さんは仕事に戻りたそうに、困った感じで対応していた。

俺が思うに、このおばあさんは一人が寂しく、誰かに構ってもらいたかったのだと思う。
正直、一人ってかなり寂しいから、気持ちは痛いほどよくわかる。
そして周りを見ると、友達と一緒に話している高校生が多くて、より一人でいることが辛く感じる。

おばあさんは孤独だった。

しかも食べていたのは100円のソフトツイストのみ。

かなりお金がないのか、2,000円くらいの紫色のダウンジャケットに子供が履くようなピンク色のマジックテープの靴だった。
おそらく全身含めて1万円以下のコーディネート。

食べ終わってからも、30分ぐらいそこにい続け、席を立って店を出たと思ったらまた戻ってくる。

俺がいた間に合計4回も来店している。

本当に暇なのだろう。

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こういうおばあさんは他にもいっぱいいると思う。

何もすることがなくて、何をしたいかも自分でもよくわからない。

そういう人が本当に多い。

仕事をしたくても、この年から雇ってくれるような会社はないだろうし、雇ってもらったとしても身体も思うように動かなくてきついだろう。
若ければ、考えるエネルギーが残っていると思うが、お年寄りにはそんなエネルギーが残っているとは思えない。

だから、年金をもらって消費する生活しかできなくて、徐々に自分の生活ですらできなくなっていき、最終的には「社会のお荷物」と言われるようになってしまう。

日本の将来を考えた時に、どんどん高齢者が多くなってくるのは確実。

しかも、若者は都会に行って仕事をするだろうし、それによって地方の過疎化はどんどん進み、高齢者だけが取り残されていく未来が待っている。

高齢者の方はどうしたらいいんだ?


自分も年老いていくということを考えると、高齢者になった時のことをすごく不安に感じる。
隣の席のおばあさんは一人暮らしだと言っていた。

孤独に死んでいくとか悲しすぎるやろ。
日本一周をしだして、居場所がないと寂しく感じることはわかった。
周りに人がいた時の謎の安心感ってやっぱりあるよな。

何が言いたかったかというと、誰にも「居場所」って必要なんじゃないかなということ。

そして、その居場所を作るのは自分しかいない。

孤独はマジきつい。

自分の行動次第で居心地のいい居場所が作れるかどうかが変わってくるので、これからは

「まずは目の前の人とのコミュニケーションを大切に」

を意識して生きていきます。

誰もが居心地のいい環境があったら最高だなあ。


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