ひなたぼっこ
14時36分 気温23℃
ひなたぼっこっていいよな。
俺はたまに外に出てひなたぼっこをする。
夏の昼は暑くて嫌い。
だが、10月のお昼はちょうどよく暖かくて好きだ。
身体の表面が日光に照らされ、ジワジワ温まっていくのが最高に気持ちいい。
太陽の温もりは俺に幸せをくれる。
「太陽は偉大だな」
鮮緑の葉を豪快に揺らし、太陽に向かってイキイキと立っている木を見ながらそんなことを思った。
太陽は太陽内の水素同士が核融合反応を起こして、光と熱を出している。
その光や熱が地球まで届いて、ようやく俺はひなたぼっこができるんだ。
目の前にある木も太陽からエネルギーをもらい、そのエネルギーを使って生物が生きていく上で必要な酸素を生産してくれている。
みんな社会貢献してるなあ。
太陽って100億年生きるんだって。
今の年齢が46億歳だから、あと54億年は死ぬまで休むことなく俺たちに元気を届けてくれるだろう。
なんて太陽は優しいんだ。
太陽はエネルギーを与え、植物は酸素を与える。
俺には何ができるかな？
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