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あかるい暗室を作ろう。その7

こんばんは、吉森です。
先日、あかるい暗室ワークショップを開催しました。
土日で合計3枠の開催、数年前一緒にスタジオで働いていたRちゃんも遊びにきてくれました。

まずはベタ焼き作り。
この時点で思いました。あれ、写真めちゃくちゃ良くない?

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この時は1本まるっとではなく、いくつかのフィルムからシート単位でオムニバス形式のベタを作りました。
オムニバス、いやオールスターというべきか、やはり良い写真ばかり。

水洗している後ろ姿も、なんだか様になっています。

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その後の写真のセレクトから本番プリントまでの流れも、スムーズかつ流石でした。惚れ惚れする色味、そして何度も言いますが写真が上手い!!

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トータル3時間の内容で、ベタ1枚、プリント2枚を完成させました。
満足の行くアウトプットができたようでこちらも嬉しい。

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WS後、彼女がこんな投稿をしてくれていました。

「フィルムのデジタルデータから写真をつくるのとはまた違う、とことんアナログに、ネガから手で触れて写真を見つめる時間はぷりっぷりの桃みたいに新鮮。ここまでやってフィルムかと、その奥深さに感動し、写真への愛着がますます湧いてくるわけです。そして、自分で焼いた写真を部屋に飾るまで楽しみが続くという、なんと幸福度の高い…。」

言いたいことを全部言ってくれました。
(決してラクをしている訳ではありません!笑)

フィルム写真はプリントでこそ真価が発揮されると思うのです。
それは単純なアウトプットの方法の話だけではありません。
実際にネガに触れ、自分の体全部を使って写真を完成させる工程は
写真を愛することに直結している、改めてそう感じました。

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終わりに

WS中、作業を見守っていると幸せな瞬間が沢山ありました。
純粋な疑問や新鮮なリアクション、嬉しく楽しい気持ちが伝わってきて
きっとこれがワークショップの醍醐味なんだろうな、と。
これからも続けていこうと思います、ご興味ある方はご連絡ください。

ではまた!

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