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俺を本気にさせたな

自分としたことが。
話しかけようとするもうまく話せない。
すぐ近くにいるのに。
どうしようどうしよう。。。
そうしている間に別の男が彼女に話しかけているではないか。
何をしているのかこの俺は。
取られちゃうぞ。おいおい、それでいいのか
ダメだろ。おいおい。どうするどうする。

俺のバカだ。バカバカバカ。本当に疎いやつだ。
これだから自分はダメなんだ。おいおい。いい加減にしろ。
男が別の男を紹介しているではないか。まずいぞ。まずいぞ。
あああああああああああああああ。
落ち着かん。



そうやって廊下に逃げ出した。


ああああ落ち着かん。どういうことだ何しているんだ。


頭をぐしゃぐしゃしながらトイレに向かう。
でもやることがない。
やっぱり、教室に戻ろう。


まだ話しているやん。取られちゃうのか。いやだいやだ。

そうしてまた廊下に出る。

彼女と話したのはひとつ前の土日のサークル。
話しかけたのは自分から。最初はガードが堅そうだった。
しかしあきらめない俺。自然な感じにおしゃべりをする。

彼女はどっちかというと控え目に見える。
決してぐいぐいいくタイプではないだろう。
それなら自分から話しかけるか。
サークル内にライバルっぽい人はいない。
土曜日はかなりお話した。できるだけ目を合わせて話す。
彼女も俺の目を見て話してくれる。ちょっと見つめ合った。
とにかく話しかける。これに尽きた。

日曜日。男は俺だけで、彼女と彼女の友達の計3人。
絶好のチャンスを最高に生かした。とにかく話しかけた。
すると、彼女の方から話しかけてくるじゃないか。
おおお。傘まで貸してくれるのか。
優しいなぁ。嬉しかった。お昼も一緒に食べた。

彼氏いるのか。そんなことを聞きたい。どうなの。
lineもらった。帰り道に返信する。

こんな経験初めてだ。高校時代は序盤、
少し病んでいた俺は友達作りに必死。
彼女なんてできなかった。

大学では彼女ほしい。
うっすらの思いが本気になった。

あの男よ。俺を本気にさせやがったな。



教室に戻ると席に座っていた。
そろそろ講義が始まる。







講義が終わった。
何だかイライラする。
誰に対してイライラしているの。
俺なん?あの男?

おかしくなった俺は友達と10分の休憩でめちゃくちゃ喋った。
落ち着かない。落ち着かない。
自分を誤魔化すんだ。

やれやれもっとやれ。

落ち着かない。







講義が終わった。





話しかける。
決心した。







話せた。うまくしゃべれなくてつまらん話ばっかり。
でもそんなのお構いなし。とにかく話す。
個人的には楽しかったし、彼女も笑ってくれてたかな。
あれ、目が合わん。








何とか話せた。これを月曜日からすべきだったのに。
学部が違うのでなかなかタイミングが合わない。
lineの返信も遅い。

やっぱり男がいるのか。
不安だ。彼氏おる?聞こうかな。爆弾かな。



明日明後日もサークル。彼女も参加する。

何かしら進展したい。
俺のことをどう思って居るの?
話しかけやすい人なのか、それとも。



本気にさせやがったな。

俺は負けへんで。








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何か今日は感情の起伏がエグイです。

しっかり寝ます。




と、言いたい所ですが寝れないでしょう。


僕の大好きな本山雅志さん。
モトさんのプレーを見るとエネルギーをもらえます。




それでは
戦ってきます。

人生ポゼッションスタイルでいくぞ。













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