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【超初心者向け】三浦勇雄『コンクリート技士|合格ガイド』入門書には最適!【書評】


初めてコンクリート技士を受験するけど、勉強方法がわからない。
どんな参考書をみればいいのかな?


会社でもらった参考書は分厚くて文字も多くてよくわからない。。
もっと簡単な本があればいいな。


こんな疑問に答えます。


おすすめな人
・コンクリート技士試験を受ける人
・コンクリートについて何もわからない人
・業界に入って会社から資格取得をすすめられたが、難しすぎると絶望してる人


読むとどうなる?
◎ざっくりとしたコンクリートのイメージがわかる
(専門書と違って、シンプルなカラーで写真がある)
◎一問一答でサクサク勉強ができる


正直、この本を一番はじめに手に取っておけばよかった......


特に良かったところ


1.用語解説
2.試験によく出る


1.用語解説


比表面積1g当たりの全表面積のこと。比表面積が多きいほど細かいことになる。 本書23ページ


風化セメントが空気中の炭酸ガスまたは水分を吸収することにより、水和活性が低下したり、異常に凝結する現象をいう。 本書81ページ


剛度部材の曲げにくさを表す量の一つ。梁の場合、剛度の値が大きいほど部材は曲がりにくい。 本書191ページ


こういった基本的な内容がコンパクトにまとめられてるのが◎
解説を読んで知らない言葉がありすぎると、調べる時間がかかるので。


用語解説が要所要所にはさまれているとその時間が省けるのでありがたい。


2.試験によく出る


混合セメントA種、B種、C種の混合量は必ず覚えておく。 本書9ページ


鋼材の応力ひずみ曲線の図の形と、登場する名称を覚える。 本書51ページ


外気温と打ち込み時間の目安について、覚えておく。 本書177ページ


上記のように、最低限ここだけは覚えておく!!
ってところが書かれている。


これは、初めてコンクリート技士の勉強する人にとってはとても相性がいい参考書。
勉強をしている人ならわかると思うが、なにせ内容が広く深くかかれていることが多い。


その状態で勉強しようとしても、何から手をつけていいのかわからない。
そんな状況になる人が多いのではないでしょうか。


なのでこのようにここだけは押さえておけ!!
っていう指示は初心者には助かる。


まとめ


コンクリートを扱うすべての人の入門書といってもいいぐらいやさしく書かれています。


  • コンクリート業界

  • 試験屋

  • ハウスメーカー


これらの人は、少なくともコンクリート最低限の知識をもっていないとプロとしてどうかと。


実務はできるけど説得力がない。


初心者の方はぜひ、本書を読んでみてください。
(深いところ知識を求めている人には物足りないかもです......)



イメージをつかむと、その後の知識の入り方がかわります。
以上っ!!

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