文化祭の準備が嫌い!参加するだけが”善”ではない隠れた理由!
学校のお楽しみ一大イベントの一つ、文化祭が今回のテーマです。
各クラスが総力を挙げて作った出し物はもちろんのこと、高校生以上になると外部との交流もあって予期せぬ男女の出会があったという話も少なくないので、一斉に期待が膨らみますよね。
しかし、文化祭当日は良くても、大変なのはその準備。
出し物にもよりますが、だいたい1ヶ月前後はかかるところが多いです。
その準備期間中、『アイツの仕事ラクそう…』とか言ってねたんだり、受験を控えた年だと『こんなことしてる場合じゃないんだけどな…』と落ち着かなかったり。。
できればサボりたい・・・
もしかしたら、あなたもそういう気持ちでここに来られたのかも知れません。
だけど、『サボる』と聞くと良いイメージはなく、
☑サボったらそれ以降、何かペナルティがあるのでは・・・
☑先生からこっぴどく叱られて、皆の前で恥をかくのでは・・・
☑内申点に影響するのでは・・・
など、今後起こりうる色んなデメリットを想像しますよね。
だから、サボるべきか、我慢して文化祭準備に参加すべきか。。。
かなり悩むところだと思います。
そこで今回は、そんな私のエピソードを中心にお話しし、
・文化祭準備をサボることもデメリット
・渋々付き合うこともデメリット
この両者の葛藤の中でどう判断したのか、そして”とある有名人”の実話も紹介しますので、あなたにとってもヒントになるかも知れません。
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
文化祭の準備をサボった中学時代
■自己中な理由で準備をサボり、こっぴどく叱られたあの日
保育園や小学校時代、楽しみだったイベントとして遠足がありました。
嫌いなドッジボールや、給食のイヤな食材から逃げられるし、自分の同類と固まって行動できるし、授業以外のイベントにあまり意味を感じなかった割には遠足は好きでした。
だけど、文化祭となると別なんです。
どんな出し物をするにしろ、相応の準備が必要になるから当日楽しむだけの甘っちょろいイベントではない。
遠足だったら学校が主催するから準備とかも全部学校でやってくれて自分たちは参加するだけですが、文化祭だとほとんど学生が主催するような形になるので、面倒くささが違います。
私の場合、受験を控えているかどうかに関係なくただダルかったという理由でサボったことがあります。
中学1年生の頃、教室前の廊下にステンドグラスを掲示する出し物をやりました。
文化祭の日が近づいてきて、放課後に残って仕事を分担するように言われていたところ、聞いていなかったフリをしてすっぽかしたことがあります。
また、各自分担された仕事がありましたが、割と作業が早かった私は自分の担当が終わればそそくさと帰っていました。
そんな私の自己中な態度には、当然クラスメートは怒って先生に報告し、叱責を受けました。
さすがに、それ以後も懲りずに同じような態度だったらまずいと思ったので、2年生、3年生のときはヒンシュクを買わない程度に手を抜いて、一応イベントには参加している態度を示していました。
文化祭なんて、内心面倒くさかった。
それを頑張ったからといって直接成績につながるわけでもないし、そもそも学校は勉強するところだから、そんな”オマケ”のようなことを義務化されても困るわけなんです。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
■サボった時の気持ち
当然、【サボる=悪】ということは分っていたので、何の後ろめたさもなくサボったというわけではなく、サボるかサボらないか、私の頭の中でしのぎを削り、
サボる(51%) VS サボらない(49%)
となって僅差で”サボる”が上回った結果、サボることを選んだわけです。
なので、
『最初から悪意たっぷりでサボったわけじゃないし、まぁいいか。』
と、少なからず良心があったことを理由に自分を納得させていました。
かなり不謹慎な話ですが、犯罪者の大半はそういった51対49のわずかな差で非行に及んだパターンだと言われています。
☑メチャクチャ腹が減って今にも倒れそうだ。だけど持ち合わせの金がないし、家も遠い。コンビニでおにぎりを万引きしようか・・・
☑はらわたが煮えくり返る!!手を出そうか・・・
☑道端で人が倒れている。だけど俺には急ぎの用が…助けるか、放っておくか・・・
こんな感じで、究極の選択に迫られたときに悪いほうを選んでしまうのです。
だからといって、悪事が許されるはずはありませんが、私が文化祭の準備をサボった時もまさにこういうパターンと同じような気持ちだったのです。
おそらく、画面の前のあなたも、頭の中でサボりたい気持ちと良心とが闘っているのではないでしょうか?
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
サボったその後は嫌われたけど…
もちろんサボったらその翌日は学校へ行きづらくなりましたし、先に書いたように先生にも皆が見てる前でこっぴどく叱られて恥をかかされました。
しかし、結局その時サボったことが今に大きく影響したということもありません。
まず、先生にチクられて叱られましたが、逆に言えばそれでチャラになったわけです。
逆の立場で、自分が迷惑を被らせられた側だったとしても、その加害者が恥をかかされた場面を見せられただけで幾分か気持ちは収まりますよね。
自己中な態度をさらけ出したのでクラスメートにも一時的に嫌われましたが、その後、普段の授業中に”黙々と作業するのが得意”という自分の強みで逆に周りがラクできたこともあり、特別仲良しにはならなかったもののつかず離れずと言った感じの無難な関係にまでは戻れました。
そして、プロフィールでも紹介したように、現在は最高の伴侶に恵まれて子供を授かり、今では満足に暮らしています。
結局、長い目で見れば、文化祭なんてほんの一瞬の出来事だし、その準備に参加するかしないかでぶっちゃけ将来にまでは影響しません。
だから、
📌サボりたければサボればいいと思う
というのが、ここで私が伝えたい一番のポイントです。
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
自分の選択には責任を!
前の章では、『サボりたければサボればいい』と言いましたが、それに対する結果の責任は自分で持たなくてはなりません。
ここで、とある有名人の話です。
その人物は、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田さんで、スタディサプリのインタビューに答えていた記事が興味深かったので紹介します。
彼は高校3年生の頃の文化祭の準備をサボり、クラス全員を敵に回してしまったことを語っていました。
高校3年生ですから受験の時期です。
その時にクラスでは演劇をやることになり彼はどうしたかというと、クラスの演劇部の人と一緒に演出の仕事に立候補したそうで、相手は演劇部だから自分はほとんど活躍しなくていいだろうという狙いだったそうです。
準備や練習は夏休みから始まっていたそうなんですが、彼は演劇部の子に文化祭の仕事を任せきりで受験勉強に専念していたそうです。
かなり戦略的なサボり方ですね(笑)
結局、志望大学には現役合格したそうなんですが、彼はその選択が果たして正しかったのかは分からないと言っています。
そして、インタビューの締めくくりに彼はこう言っていました。
【文化祭の準備に明け暮れていれば、受験に失敗するリスクもある。
準備をサボれば、人間関係が崩れるリスクもある。
どちらを選んでも自分が後悔しないことが大切だよ。】
※元記事はコチラです。
これには強く共感しました。
人間が一番迷うのは、選択肢が2つ以上あってどれを選んでも同じくらいのデメリットやリスクがあるときなんです。
私も、中学から工業高専に進もうとして失敗しました。
受験勉強もそこそこにしか取り組んでいなかったので、まぁそうなるだろうなと半分分かっていました。
夏休みも冬休みも遊び呆けていたのですが、それを分っててそうしたわけです。
不合格が分かったとき、瞬間風速的に『夏休み、もっとちゃんと勉強していたら…』と思いましたが、滑り止めで受けた工業高校に行ったことがむしろ正解だと思ったので、後悔はしていません。
逆に夏休みも冬休みも頑張りすぎて、精神的にノイローゼになってしまってたかも知れないし。。。
それもこれも、自己責任なわけです。
もしあなたが文化祭準備のことで悩んでいるなら、サボることと準備に参加すること、どっちのデメリットを受け入れるのかを考えてみると良いでしょう。
そして、いったん決めたことはブレないことが大事です。
文化祭の準備でも、サボると決めたらとことんサボることです。
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
まとめ
文化祭の準備がイヤな人に向けて、私の学生時代の体験談や有名人の話を紹介し、文化祭の準備期間なんて人生のほんの一瞬の出来事で人生にまで影響を与えるものではないことをお伝えしてきました。
人生にまで影響することはないから、サボりたければそうすればいいですが、その時の人間関係や受験で失敗するリスクなど自分自身で責任を持って最終的にどうするか選択しなければなりません。
また、学校の教えでは行事に100%参加することが”善”とされていますが、それに対して『果たして、本当にそうなのか?』と疑問を持てるようになるとあなたにとっての最善の選択もしやすいでしょう。
★~☆~★~☆~★~☆~★~☆~★~☆~
ぜひ、杉間馬男のフォローをお願いします m(_ _)m
━━━━━━━━━━
■隠キャ・アスペ・コミュ障の恋活&婚活成就の秘密
https://eccentric-romance.com/
■Twitterにも出没しています!
https://twitter.com/hwde9dxfqrcvui2
━━━━━━━━━━
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?