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結婚するにはイエスマンになるべき?多くの男性が勘違いしていること

今回のテーマは”イエスマン”

どちらかというと会社組織の中で部下が上司に対して何でもハイハイ聞いて絶対に逆らわない人のことを言ったりしますが、最近、男女の間でもそういう関係になっている組み合わせが多いように思います。


特に男性側がイエスマンになっているパターンですね。

女性の機嫌を損ねないように、女性の意見を必要以上に尊重しすぎている男性…

あなたの周りにも実際にいたり、街なかで見かけたことがあるかも知れません。


そういう姿を見て、

『やっぱり男って、女の言いなりなのかな・・・?』

と絶望的に思っているかも知れませんね。


かくいう私も、かつての彼女に対して顔色を伺いながら接していたことがありましたが、いずれも最長で3ヶ月強の交際期間でした。

『男は優しくなければ!』

そう考えてその通り行動しましたが、結局は短い期間でフラレてしまったんです。


ということは、イエスマンになっても自分が苦しいだけで、得られるものはないということなんです。


と、言われてもなかなか実感がわかないですよね。


そこで、男性は結婚したあと妻に対してイエスマンになっているのか?私自身や知り合いの例を紹介するとともに、女性が求めているのはイエスマンではないという事実をお伝えしていこうと思います。


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男性は結婚した後、イエスマンになっているのか?

さて、実際に結婚した男性たちは、奥さんに対してイエスマンになってしまっているのか?その実態をみていきます。


まずは、わたくし杉間家。

ホームページのほうでも紹介していますが、現在、結婚7年目の子持ちですがほぼストレスフリーで生活していることを表に出しています。

そして、アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)という発達障がい持ちであることも既にお話ししたとおりで、自分なりのこだわりが崩されると激しいストレスを感じてしまう特性があります。

ということは、イエスマンに仕立て上げられてしまうとそもそも身が持ちません。

もちろん、自分自身でもイエスマンになっている自覚はありませんし、相手の意見に反論を述べることも多々あります。

なので、私は断じてイエスマンではありません。


続いて、私がかつて入っていた草フットサルチームのメンバーだったアラフィフのタケシ(仮名)。
結婚12年目で2人の娘さんがいます。

フットサルチームが解散して以来、GWやお盆、年末年始のときに集まって食事会をする時にしか会うことはありませんが、そのたびに、

『俺はやつれた』
『嫁の言いなり』

みたいなことをこぼしていて、彼の話を聞く限りかなり気の毒になるような内容なんです。

彼は見る限り明るく振る舞っていて、いつも場の雰囲気を作ってくれるムードメーカーなんですが、私にだけはそういう暗い話をしてくれたんです。


ということは、タケシはイエスマン??


タケシのほうが10歳近くも年上なので私はただ口を挟まずに聞くぐらいしかできなかったのですが、決して奥さんに対してイエスマンになっているわけではないと感じています。

というのも、奥さんの愚痴をこぼしながらも、


☑フットサルでは、おにぎりを持たせてもらっていたのを見たことがある
☑フットサルに奥さんと娘2人を連れてきてたこともあり
☑フットサルだけでなく、飲み会やイベントなどチームの集まりになるとほぼ毎回顔を出している
☑メンバーでタケシと同年代の独身男性と、たまにつるんでいるという話も聞く
☑なんだかんだ言いながら、10年以上寄り添っている


といったように、ある程度自由な時間も与えてもらっているのも、また事実だったんです。

ただ、彼は自営業だから自分から積極的に仕事を取りに行かないと生活が成り立たなくなるからそれだけでもすごいプレッシャーだし、当時3人目の子作りも考えていて長期間妊活に付き合っているという背景がありました。

妊活中、妊娠中、子育て初期の奥さんはナーバスになりやすいことはよく知られているので、おそらくそういう事情が重なって精神的な負担が押し寄せたのではと考えています。

タケシが大変なのは分かっていましたが、決してイエスマンに仕立て上げられている様子は感じませんでした。


昨今、男性の立場が弱くなってきたと嘆かれていて、それを巷のウワサで聞いた、もしくはそういう雰囲気を過剰に感じたことで、『結婚後はイエスマンになるべきなのか?』という考え方につながったのだと思いますが、実態を見ると決してそうでないことが分かって頂けたかと思います。

なぜなら、”女性はイエスマンを求めていない”からに他なりません。

それを次の章で説明することにしましょう。


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女性はイエスマンではなく、○○を求めている!

■男女が考える”優しさ”の違い

恋バナになると、女性はよく言います。

『優しい男性がいい』

と。

しかし、その言葉を完全に信じこんでしまうと振り回されることがあるので、注意が必要なんです。


男性は割と単純な人が多いので、”優しさ”と聞くと、

☑決して怒らない人
☑何でも言うことを聞いてくれる人
☑いつでもワガママを許してくれる人

など、ほとんど極論に近い人物像を思い浮かべがちなんです。

まさに、女性に同意・賛成ばかりのイエスマンですよね。


しかし、女性が思う”優しさ”とは、

📌自分が本当にしてほしいことに気付き、それを見逃さない人

のことを指します。


微妙に、いえ全く違いますよね!

もっと分かりやすく言えば、”優しさ”を発揮するタイミングの違いなんです。

☑男性が考えるのは、いつ・なんどきも、24時間年中無休で。
☑女性が考えるのは、困っているとき・いちいち口で言いたくないときなど。

なんです。

つまり、別に自分の言うとおりにしてほしくない時もある、ということなんです。


なので、いくら女性が優しさを求めているとはいえ、イエスマンは求められてはいないんです。


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■”優しさ”自体求めていない女性もいる

イエスマンの話からは少しそれますが、

『優しい男性が理想』

というのは、女性の口からよく言われることですが、私が思うに、

ウソや適当な答えだってあり得る

のです。

”私が思うに”と言いましたが、これは事実といっても良いでしょう。

もちろん、先ほど説明したように本当に優しい男性を求めている女性も少なくありませんが、”優しさ”さえ求めていない女性も一定数います


我々男性は割と単純で9割は顔や見た目などを求めていますが、女性の場合は本当に人によって求めているものが違っていて、実は中にはちょっとスリリングな恋愛を求めている人もいるんです。

事実、激しいDVを受け続けているのになかなか離れない女性もいますよね。

📌その女性は、そういうヤバ目の男性を求めているんです

そしてそれを堂々と言ってしまうと雰囲気が凍りつくのが分かっているので、適当に『優しい人』と言ったりするんです。


そして、そういう女性に対してイエスマンのように接してしまうと、確実にナメられます!

その女性にとっては全然面白くないからなんですね。


さすがにそれは極論(*)なんですが、女性が『優しい人がいい』と言っても、真に受けてはいけないということをお伝えしたかったのです。

(*)極論ですが実話です。


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でもやっぱりイエスマン好きな女性もいるんじゃないの?

ここまで読み進めても、なおそう思っている人も多いかも知れませんね。


☑男性が女性の言いなりになっているのをよく見る・聞く
☑女性の主張を蹴って自分の主張を通そうとしたら激怒されたorフラレた


こういった現場を見てしうと、確かに『男はイエスマンだ』と思ってしまいがちですよね。

しかし、だからといってそれが必ずしもイエスマンにならなければいけないことに繋がるわけではないと思います。


と言うのも、あなたが見た現場はほんの一部にすぎず偶然の可能性があるからです。

例えば、

☑見たのが偶然同じような現場ばかりだから、まるで全てがそうであるかのように錯覚する。
☑あなたが思い当たる理由と、フラレたタイミングが偶然同じだったとき。

の、大きく2つです。


それら2つをこれから詳しく説明していきましょう。


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■”ゲシュタルト効果”に騙されるな

あなたがもし、男性が女性の言うことを一方的に聞いている現場ばかり見てきたとしても、四六時中そのカップル・夫婦をモニタリングしていたわけではありませんよね。


私は断じてイエスマンではないと言えるんですが、それでも妻のほうが強い意志を持って意見を言ってくることだってありますから、そのときは妻の意見を聞くようにしています。

そして、その場面だけを見た人からすれば、

『アイツ、嫁さんの言いなりだな。』

と思うわけです。

そして、同じような場面を何度も何度も繰り返し見ることで、四六時中年中無休でそうなんだろうなと錯覚してしまう。


📌これを、心理学用語で【ゲシュタルト効果】と言ったりします。


確かに、街なかを歩くカップルや夫婦を見ていても、男性が一方的に女性の言うことを聞いている場面は圧倒的に多いです。

そこで、我々は勘違いしてしまうんです。


女性が男性のどこを気に入るか?

それは女性によって多種多様なんですが、”ワガママを聞いてくれる人がいい”という女性が一定数いるのは事実です

ただし、それはあくまでワガママなだけであって、イエスマンを求めている訳ではないんです。
ここをはき違えて考えている人が多いのかも知れません。

少なくとも、常識人の女性であれば『ワガママばかりも良くない』と分かっているはずなので、どれだけワガママな女性でも時には相手の男性の話を聞いてくれます。


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■フラレる理由は非イエスマンだからではない!

そしてもうひとつ。

女性の言うことを聞かなかったからフラレたという場合です。


実は私にも似たようなことがあって、それまで基本的に優しく接していたんですが、とあるキッカケで彼女を叱りつけ、その翌日に『別れたい』と電話で言われてその人と終ってしまったことがあります。

しかし、理由は叱りつけたことではなく、その人が求めていた男としての魅力(*)を与えていなかったことでした。
(*)詳しくは別のコンテンツでお伝えします。

その頃は年齢こそアラサーだったのですが恋愛経験が浅く当時の彼女もそれを知っていたので、彼女からの最後の愛情として私に何が足りなかったのか別れの電話で教えてくれました。

交際中は彼女のほうも悩んでいたようで、私の見た目が好みだったというので何とか首の皮1枚でつながっていたところ、叱りつけたことがキッカケでプツンと切れてしまったんです。


ということは、相手が本当に求めていたことをしっかり与えていれば、その時叱りつけたとしてもフラレることはなかったでしょう。

たまたま、叱りつけた翌日に別の理由でフラレたということです。


逆に、妻と結婚する前はかなり叱りつけましたし、今でもマイルドな亭主関白というポジションを保っています。
それでも妻は私に付いてきてくれているのです。


話を戻すと、『言うことを聞いてくれなかった』場合イヤな感情になるんですが、それはあくまでいっときの瞬間風速です。

そして、女性は賢い人が多いですから、いっときの感情で全てを判断するようなことはしません。


男性と恋人や夫婦関係になったとき、

☑なぜ恋人同士になったのか?
☑なぜ結婚したのか?

その理由があるはずで、総じて”その男性に魅力を感じたから”ですね。

そして、その魅力を変わりなく与え続けていれば、恋人・夫婦関係が破綻することはないんです。


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まとめ

今回は、特に男性のイエスマンを話題にとりあげ、多くの男性が思い込んでいる『結婚するにはイエスマンにならなきゃいけないのか?』の問いの答えをお伝えしてきました。


結論としては、決して女性はイエスマンを求めているわけではありません。

”優しさ”の言葉の意味も多くの男性がはき違えていて、いつなんどきも女性のいう事を聞くことではなく、本当にしてほしい時、いちいち『あれやって、これやって』と言いたくない時に上手く察して動いてくれるのが女性が求める優しさです。

そして、そもそも”優しさ”を女性が求めているかどうかについてもアヤしいところがあり、優しさ自体求めていない女性も少ないながら居る事実をお伝えしてきました。


なので、イエスマンになることも含め、女性の言葉を真に受けてしまうと色んな意味であなたが苦しめられることになるでしょう。

いずれにしても、少なくともイエスマンは求められていないことは分かって頂けたかと思いますので、物おじせず自己主張していって欲しいと思います。


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