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給食がつらい…嫌いなものを残したい時のベストな方法とは?

あなたの小学校、もしくは中学校などの昼休みには給食があるでしょうか?

学校や地域によって弁当だったり給食だったりまちまちですが、親は助かるけど、給食を食べる側の子どもの中には苦痛で仕方ない人もいるでしょう。


そして、この記事を開いたあなたもそのうちの1人だと思います。


私も、幼稚園⇒小学校⇒中学校と給食があり、小学校までは『好き嫌いせずに残さず食べるように!』というように【完食指導】が行われていました。

昔から偏食(好き嫌い)が激しかった私は、他のクラスメートたちが食べ終わって遊んでいる中、1人教室に取り残されて嫌いなものと格闘していました。

それは、イジメられることと同じぐらいに辛かったです。。

中学生になると、いつまでも食べていると『授業のほうが大事だから!』と言われてさっさと終わらせられていたので、逆に私にとっては非常に助かっていました。


小学生までは身体を作る目的もあるので、偏食が良くないのは分かるんですが、そうは言っても・・・


そこで今回は、当時の私がどんな仕打ち(?)を受けていたのか紹介するとともに、私と同じ思いを持っている人へ向けて嫌いなものを残してしまう方法を紹介したいと思います。

実際に私がしてきたことを中心に話していきますが、なにせ20年以上も前のことなので、最近の給食事情も踏まえながら説明していきますね。


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嫌いなモノを無理に食べさせられて吐いた話

まずは私の苦い経験談を紹介していきます。


杉間馬男が小学生の頃の話です。

昔からトマトが苦手で、給食にミニトマトが2個出てしまった日があり、『食べられないから持って帰りたい』と言っても、先生が『1個だけでいいから食べてみなさい』と言って、残させてくれなかった時がありました。

他のクラスメートたちが完食して昼休み遊びに出ている中1人教室に取り残され、なぜか周囲に生徒も4~5人いて、彼らは『がんばれ!』と応援していたんですが私にとっては彼らが監視役にしか思えず、絶対に逃げられない状況だったのを覚えています。


直径1.5センチ程度の小さい球体をチビチビかじりながら、できるだけ味を感じないように口の中に入れていきました。

嫌いなモノの味はどうしても感じやすく、どれだけ小さくかじってもトマトの味は消えてくれません。

あんな小さい球体を1個完食するのに何口かじっただろうか・・・


完食したころ、監視役だった生徒4~5人から拍手喝さいが起こりましたが、その瞬間、

オエ~~ッ!!

苦手な味が受け付けきれずに、軽くえずいてナプキンに赤い汁が飛び、監視役の1人が、

『お前さぁ~、そこで吐くなよ(笑)』

と大きな声で言われたことは忘れもしません。


周りは完食したことを褒めたつもりかも知れませんが、私にとってミニトマトと格闘させられていた時間は”拷問”としか表現できません。

褒められて嬉しくなかったのは、後にも先にもこの時以外ありませんでした。


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偏食は仕方ない場合もあり得る

嫌いなものを残す方法を説明する前に、あなたの偏食が決して良くないこととは限らない、ということを説明しようと思います。

私が小中学生だった20数年前は、

偏食=悪

という結びつきが先生にも生徒にもあって、残すと軽い体罰を受けていたぐらいでした。


しかし、偏食は単なる好き嫌いというばかりではなく、その人の特徴の都合で仕方がない場合があって、それがこれから説明する2つのことなんです。

もしかしたら、あなたにもいずれかが当てはまっているのかも知れません。


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■アレルギー

よく知られているのがアレルギー。

タマゴやソバなどが有名で、私のクラスにも何人かいました。


これは知っている人も多いですが、食べてしまうと身体が異常な反応を起こして、場合によっては命の危険につながることもあるぐらいです。

これは、仕方がないというよりは、絶対に食べてはいけないという強い縛りがあるものです。


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■アスペルガーなどの発達障がいも偏食の要因

どちらかといえば最近になってジワジワ知られ始めてきていることで、発達障がいが偏食に関係しているというのです。


発達障がいの大きな特徴として【感覚の過敏さ】【こだわり】というものがあり、聴覚(耳)の場合は小さな雑音でも気になって集中が途切れやすいというのが代表的です。

聴覚だけでなく味覚(舌)にも同じことが言えて、嫌いなものに対しては激しく身体が反応します。
※アレルギー反応とはまた別です。

そして、【こだわり】ということに関しても、例えば牛乳でも特定のメーカーしかダメ!というのもよくあります。


私も、

☑卵焼き・スクランブルエッグはOK、目玉焼き・ゆで卵はNG
☑コーヒークリームは絶対に”ブライト”でないとダメ
☑こしあんはOK、つぶあんはNG

というように、同じものでもOKとNGに分かれてしまうのです。

ちなみに、私にはアレルギーは全くありません。


以前までは、自分は超わがままなゆえに偏食があると思っていましたが、アスペルガーの診断を受けて色々自分のことを調べていくうちにこういう特性だと分かり、仕方がなかったと割りきれました。



以上、偏食がやむを得ない2つのケースを説明してきました。

これらに当てはまっていなくとも、嫌いなものを無理に食べさせられるのは苦痛ですよね。。


というわけで、いよいよ次の章では給食の残し方を伝授していきます。


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杉間馬男が実際にやっていた嫌いなものを残す方法

■給食袋に放り込む

給食のとき、小さい手提げ袋(給食袋)にナプキンと箸を入れて持っていってましたが、おそらくあなたのところでも同じじゃないかと思います。


私の場合、うずら卵がムリだったので、その献立の時は別にビニール袋を2枚くらい用意しておき、食べる時間になったらこっそり袋を開けておき、周りの目を盗んでビニール袋の中にポイッと放り込んで持ち帰っていました。


うずら卵ってでんぷんなどの料理の中に入っている具材なので、ビニール袋は二重にしておくのがポイントです。

また、給食袋も不自然に口を開けていると怪しまれるので、嫌いなモノではない食材を放り込むなどで練習して慣れておいた方が良いでしょう。


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■献立表を見てズル休み

給食も献立は日によって変わりますが、毎日毎日嫌いなものばかりではなく、月に1~2回ぐらいの頻度でどうしてもムリなメニューが出ます。

先ほどお伝えしたビニール袋のやり方もよくやっていたんですが、正直、周りの目を盗まないといけないので、かなり神経使います(笑)


幸い、給食の献立は半月分予め知らされていて、いつ嫌いなものに出会うのかは分かっていました。

なので、どうしてもダメなメニューのときは仮病を使って休んでいました。

月に何度もあるわけではないので、不自然にもならず、わりとやりやすかったです。


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【現代版】嫌いなものを残す方法

先ほどお伝えしたのは、あくまで私が小学校時代にやっていたことなので、やり方として古い部分もあるでしょう。

最近は教育事情も変わってきているので、私がかつてやっていたような方法をしなくても良くなってきています。


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■発達障がいやアレルギーをカミングアウト

ひとつは正攻法で、食べられないものがあってその理由が仕方のないことであると打ち明けることです。


最近は発達障がいに対する理解も深まってきていて、詳しく説明しなくても分かってくれる場合もあります。

ただ、あなたがまだ小中学生なら、保護者を通して説明してもらったほうが理解はされやすいです。

先生といえど人間ですから、子どもが勝手に報告しただけだと、単なるワガママと思われることもあります。

いずれにしても、結局親を通して診断書を出すように言われると思うので、どちらにも該当しないのであれば、ウソをついて無理やり話をでっち上げるわけにもいかないでしょう。


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■親や信頼できる大人に相談

先ほど説明したように、ひと昔前までなら好き嫌いせずに全部食べることを優先させる完食指導が当たり前でしたが、今ではもはや時代遅れです。

完食指導自体には賛成の人と反対の人がいますが、食べ物を大切にする考えは重要です。


しかし、2018年頃から給食の完食指導が原因で不登校になる事例が急に増えてきました。

そこまで発展してしまうと問題です。


好き嫌いをなくすために、その子のペースに合わせて少しずつ偏食を治すような指導であれば適切ですが、その指導が苦痛を感じるようなものであれば体罰にあたる可能性もあります。


もし、あなたが給食が原因で辛い思いをしているなら、親や周りの信頼できる大人に相談してみましょう。


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まとめ

給食がつらい…嫌いなものは残したいという人に向けて、私がやってきた方法や、最近の給食事情からベストな方法をお話してきました。


私が小学生の時は、

☑給食袋に嫌いな食材をコッソリ入れて持ち帰った
☑どうしてもムリなメニューのときは、仮病を使って休んだ

というようなやり方で何とか乗り切ってきましたが、今では偏食が仕方ない理由も分かってきた上に体罰に敏感になってきていることもあって、苦痛なら気軽に相談できる空気になってきていると感じます。

好き嫌いをせずに何でも食べるのが理想ですが、それゆえ苦痛に感じるなら遠慮なく相談して、嫌いなものの量を減らしてもらうなど考えてもらえれば安心ですね。


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