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イタリアで写真展に参加しました

こんにちは。UMA(ゆま)です。きょうは、イタリアで写真展に参加したので、そのお話をさせてください。FBで短いお知らせは随時していたので、それもはさみつつのご報告です。

その写真展は「North East South West - over the edge」という企画展で、イタリア国外の作家4名が10点ずつ展示をするというものでした。私のほかは、アメリカからDave Jordano、ナミビアからMargaret Courtney-Clarke 、ロシアからMaria Pleskovaというそうそうたる顔ぶれ。その中に呼んでいただけたのは非常に光栄なことでした。キュレーションは写真家でもあるFrancesco Finotto氏。会場はベネツィアSan Donà di PiaveのSpazio Mostre "I. Battistella"で、会期は2022年11月5日から20日まででした。

(English follows below) 【写真展参加のお知らせ】イタリアで写真展に参加します。”North East South West - over the edge"...

Posted by Uma Kinoshita on Thursday, October 27, 2022

私は震災後の福島を撮った写真の中から初期のカラー作品を10点選びました。「Lost in Fukushima」というシリーズは以前もイタリアで展示をしたことがあるのですが、メインビジュアル(先方のセレクト)は前回もなぜかこれでした。

(English follows below) 【写真展参加します】"North East South West - over the edge"...

Posted by Uma Kinoshita on Tuesday, November 1, 2022

11月5日のオープニングに参加しました。100人以上の方が来てくださいました。日本のこと、福島のこと、写真のこと、たくさんお話ができて、とてもうれしかったです。

(English follows below)写真展始まりました。 The exhibition started. Thank you, Colin, for this special opportunity!

Posted by Uma Kinoshita on Sunday, November 6, 2022

最近の作品も見ていただきました。オリジナルプリントをそのまま和綴じにして作っておいてよかった(これです↓)

写真展のほかに、11月9日、トレヴィーゾの写真ギャラリー、Lab27でトークイベントもしました。ここでは、写真集を手製することについて主にお話ししました。

なぜ、福島の上川崎和紙を使ったのか、乳剤を塗ってプリントするという手法で何が得られるのか、自分の手漉きの和紙を重ねた意図はどこにあるのか、など、突っ込んだ内容ながら、みなさん大きく頷いて聞いてくださっていました。

(English follows...

Posted by Uma Kinoshita on Monday, November 7, 2022

「日本人の話すことは曖昧で海外では通じない」というようなこともよく言われますが、私が経験してきた範囲では、ことアートに関する限り、そんなことはないのではと思ったりします。

和紙に触ってもらったりしたのも楽しかったです。この後、イタリアで紙漉きをしている職人さんと知り合い、工房を見せてもらったりもしました(このお話はまた後日できれば)

(English follows...

Posted by Uma Kinoshita on Friday, November 11, 2022

コロナで活動が制限された2年間があり、私の場合はさらにその前に、老いてきた愛犬と過ごすことを優先していた3年間があったので、海外で展示するのは久しぶりでしたが、あらためて人と会い、話をすることの喜びをしみじみ感じました。

今回は、写真展参加という目的もあったのですが、それ以外にも、いろいろ思うところがあっての旅だったので、そんなこともこれから書いていきたいと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。いい一日をお過ごしください。

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