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野球博物館に行ってきた

11月の話だが、東京ドームに併設する「野球博物館」に行ってきた。
東京に居た頃、何度も東京ドームは行っていたが、何故かこの博物館には入ったことはなかった。

入場料は600円。
たしか現金のみ。
東京ドームの試合のチケット半券があれば100円引きらしい。

一番のヴォリューム・ゾーンは、殿堂入りした表彰者たちのレリーフが飾られているエリアだろうか。
2020年は、田淵幸一氏、特別表彰で前田祐吉氏、石井連藏氏が新たに野球殿堂入りを果たした。
石井連藏氏は早稲田野球を語る上では外せない人物で、2020年六大学秋季大会、早慶戦を劇的な逆転で優勝を飾った直後の勝利監督インタビューで、石井連藏氏のことに触れられた小宮山監督が思わず涙ぐんでしまったほどの人望者(小宮山監督の学生時代の監督が石井氏)。

そして先日2021年の野球殿堂入りが発表された。
特別表彰として、作家の佐山和夫氏とアトランタ五輪日本代表監督の川島勝司氏。
残念ながら、高津臣吾氏、山本昌氏、バース氏といったプレーヤー、エキスパート部門からの選出はなかったようだ。

プロ、メジャー、アマ、学生、女子野球だけではなく、eスポーツの展示コーナーがあった。
確かにeスポーツの野球も「野球の一種」だし、「野球博物館」で紹介しないわけにはいかない。
一見、「古き良き」ものに、より価値を置くような印象のある「野球」界だが、この辺は柔軟な考えだなと思った。

ゆっくり見まわっても30〜40分というところだろうか。
もし野球を観に来たついでに立ち寄るのであれば充分なスポットと思える。

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