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う米めんの秘密!?こだわりのワケ

みなさん、こんにちは!
福島県天栄村で「う米めん」というグルテンフリーの米粉麺を製造している樽川千香子と申します!
う米めんは主に福島県内の道の駅や直売所を初め、飲食店さんでのお取り扱いや自社オンラインショップなどで広く販売をしています。
が!最近はう米めんを使用したお料理教室にお声がけいただくなど、販売だけに限らず様々な場面で皆様のお目にかかることが増えて嬉しい毎日です。
今度の21日(祝日)には福島県の県中地方振興局様よりオンラインで福島の食や暮らしについて伝えるイベントを開催しますが、オンラインのお料理教室のようなものは初めてなので今からとても楽しみです!
気になる方はこちらから!

このイベント内ではう米めんについてはもちろん、私自身の子育て論や福島での暮らしについてをお話しさせていただきますが、今回はイベントで少し触れるう米めんについてお話ししようかなと思います!


う米めん誕生秘話 

う米めんの誕生について、これまでの記事で娘の小麦アレルギーの発覚祖父から続く会社の事業継承などを書かせていただいておりました。そして、そんな色々なことが重なった結果「う米めんを作ろう!」と決心し、今日まで走ってきました。

今思い返しても、その道のりは簡単ではありませんでした‥。


何度も試作を重ねた末の「無添加」

う米めん完成までたくさん時間と手間をかけ、現在のう米めんへとたどり着きました。実は、ノート3冊分にも及ぶほどの試作を重ねています。笑
当初は製麺所をお借りして私自身が色々な配合を調整しながら試作を重ねていたのですが、その時は米粉を繋ぎ合わせるための添加物も加えながら、どのようにしたらおいしい食感や食味を生み出せるか、それだけを考えながら追求してきました。
食品添加物も様々なものがあるので、数パーセントの配合の違いで全く食感が変わってしまいます。
嚙み切れないほど硬い麺めんが出来たり、お湯に入れたとたん形が無くなってしまったり、
変な味になったり・・・
毎日が試行錯誤で自分自身”何をやっているのだろう”と考えてしまう事もありました。
そんな時、私を奮い立たせたのは”絶対に誰もが美味しいと言ってくれる米粉麺を作る”という決心でした。

でも、美味しさって何だろう 美味しいという感覚はどこからくるのか考えたとき、
米粉麺というまだ未知数の食材を手にしたとき、決して味覚や臭覚だけで判断するのではなく、その素材であったり、商品の良さ、扱いやすさ、誰かに食べさせたい、誰かに進めたい、そんな感覚や感情も全てひっくるめて、美味しさに繋がるのかなと考えました。

あれを入れるこれを入れるという製造方法ではなく
引き算で、余計なものを入れない どこまでシンプルにできるのか・・・

そして、最後に辿り着いたのは無添加。
米粉とでんぷんだけの今のスタイルとなりました。

体に優しくておいしく。
紆余曲折したからこそ、何も入れないという選択肢を選びました。だからこそ、お米の純粋な味わいも感じながら、麺らしさもしっかりと取り入れられているのだと思います。


カラダの内側からおいしいを伝えます。

いかがだったでしょうか。
「米粉麺」というとたくさんの種類を見かけますし、国としても米粉の普及促進に取り組んでいますので色々なところで米粉商品を見かけますよね。
私も、大好きな福島のお米を全国に広めたい!という気持ちもありますが、私自身が経験した子育ての中での苦労や生活をそのままう米めんに反映させています。

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