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【読書】読んだ本の記録

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読んだ本の記録集です。楽しんで読んでもらえたら嬉しいです。
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#エッセイ

美術家のエッセイ『なめらかな人』~7月の読書記録

日経新聞夕刊に掲載されているエッセイ欄「プロムナード」は、本当にエッセイの宝箱のような存…

もも(momo)
3週間前
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『死ぬまで生きる日記』~7月の読書記録

働きはじめてからというもの、文字が頭に入ってこず、読書が全然できない日々が続いている。 …

もも(momo)
3週間前
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エッセイストに憧れる~『エッセイストのように生きる』2月後半の読書記録

いつも更新を楽しみにしている方の日記に、気になる本の感想があがっていました。 はころく。…

もも(momo)
5か月前
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愛とは~『飽きっぽいから、愛っぽい』1月後半の読書記録

作者名を伏せられた状態で読んでも「あぁ、これはこの人の文章だな」と思う人が何人かいます。…

もも(momo)
6か月前
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一瞬のきらめき~『夜景座生まれ』『尾崎翠』1月前半の読書記録

私の読書記録アプリによると、2023年の年始も最果タヒさんの本を読んでいたらしい。その時に読…

もも(momo)
6か月前
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『幻』百年文庫39~12月後半の読書記録

2023年の締めくくりの読書記録が、こんなにセンシティブな本で良いのかと思う気持ちは正直ある…

もも(momo)
7か月前
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ひとりになりたい~ヴァージニア・ウルフ『自分ひとりの部屋』12月前半の読書記録

先月、ミア・カンキマキ著の『清少納言を求めて、フィンランドから京都へ』を読み終わった。 その本の中で、著者がヴァージニア・ウルフの『自分ひとりの部屋』の一節からインスピレーションを得たことが書かれていたのが印象的だった。 その時からウルフのことが気になったので、今回初めて読むことにした。 1928年「女性と小説 」についてオックスフォードの女子カレッジで行われた、ウルフの二度の講演をもとに書かれたエッセイ(講演録?)である。 出版は翌年の1929年。 講演をもとにしたエッ

才能が羨ましい~「うたうおばけ」「常識のない喫茶店」「いかれた慕情」「書きたい生…

単行本を読んでいるので別に買わなくても良かったのだけれど、くどうれいんさんの「うたうおば…

もも(momo)
8か月前
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私、日記、私、の日々~9月後半の読書記録「月刊サギサワ」

鷺沢萠が好きだ。とっても好きだ! わたしが初めて読んだのは、角川文庫から出ている鷺沢の短…

もも(momo)
10か月前
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8月に読んだ本(前半)

ベスト・エッセイ2023(日本文藝家協会編)こういう本の良いところは、たくさんの作家さんの…

もも(momo)
11か月前
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7月に読んだ本(後半)

メロンと寸劇 食いしん坊エッセイ傑作選 (向田 邦子)「父の詫び状」「ごはん」「眠る盃…

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7月に読んだ本(前半)

いらねえけどありがとう いつも何かに追われ、誰かのためにへとへとの私たちが救われる技術…

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6月に読んだ本

ちょっと早いけど、今月はもう読めなさそうなので投稿します。 ベスト・エッセイ2018(日本文…

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5月14日の記録 激ヤバ

今日、書店で、とんでもないものを見つけてしまった。 お笑いコンビ、ランジャタイ 伊藤さんの初エッセイである。 noteを書き始めて初めて太字にした。そのくらい良かったので強調したい。 (昨日ブクログにもレビューを書きましたが、すっごく衝撃を受けたので、noteにも加筆修正のうえ載っけときます☆)  ランジャタイが著書を出すと聞いた時、真っ先に「ボケ担当の国崎さんの方だろうな~、あの人、文章うまいしなぁ」って思ったけど、まさか伊藤さんの方だったとは。 (※注 あとから調べ