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【読書】読んだ本の記録

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読んだ本の記録集です。楽しんで読んでもらえたら嬉しいです。
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記事一覧

【10月読書記録】自分史上爆速で読んだ本~『傲慢と善良』

時間をもてあましているので、分厚くて読みごたえのありそうな本を探していて購入したのがこち…

もも(momo)
3週間前
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美術家のエッセイ『なめらかな人』~7月の読書記録

日経新聞夕刊に掲載されているエッセイ欄「プロムナード」は、本当にエッセイの宝箱のような存…

もも(momo)
4か月前
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『死ぬまで生きる日記』~7月の読書記録

働きはじめてからというもの、文字が頭に入ってこず、読書が全然できない日々が続いている。 …

もも(momo)
4か月前
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川端康成の世界~6月の読書記録『川端康成異相短篇集』

昨年12月の読書記録で、川端康成の『白い満月』ついて書きました。 こちらの記事がご縁となり…

もも(momo)
5か月前
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いま読むしかない三島~『春の雪』(豊饒の海)5月の読書記録

これまでの人生で、他の人に三島由紀夫の本をすすめられたことが3回あります。 最初の出会い…

もも(momo)
5か月前
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連休の日記と読んだ本たち~GWの読書記録

読んだ本と日記です。どなたかの読書の参考になれば嬉しいです。 0503 ワールドトリガーの最…

もも(momo)
6か月前
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光る君へファンに読んでもらいたい『NHKまんがで読む古典枕草子』~4月の読書記録

毎週、大河ドラマ『光る君へ』を楽しみに見ています。 第9話の「月夜の陰謀」では、花山院の出家のエピソードが描かれ、はるか昔に国語の授業で習ったことを思い出しました。『大鏡』ですね。 でも「登場人物がやたらと藤原姓・源姓ばっかりだし、一夫多妻制の時代だし、誰と誰が兄弟で、どういう関係性だったっけ?」と思うことはありませんか?私はあります(笑)。そろそろ道長の兄弟周辺も、権力闘争で騒がしくなってくるころでしょうか。 以前に別の記事でも紹介したのですが、私は、この『NHKまん

サードプレイスを探す旅

13日土曜日。朝一で、くどうれいんさんの新刊『コーヒーにミルクを入れるような愛』を本屋に受…

もも(momo)
7か月前
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短い感想たちと近況~3月後半の読書記録

3月後半、最近読んだ本のまとめです。 ちょっとバタついていて、簡単な感想でごめんなさい!ど…

もも(momo)
7か月前
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エッセイも小説も~『そういうふうにできている』『それは誠』『第七官界彷徨』3月前…

3月前半に読んだ本を紹介します。 そういうふうにできている(著:さくらももこ)小学生か中…

もも(momo)
8か月前
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エッセイストに憧れる~『エッセイストのように生きる』2月後半の読書記録

いつも更新を楽しみにしている方の日記に、気になる本の感想があがっていました。 はころく。…

もも(momo)
8か月前
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走れ、私!~『走ることについて語るときに僕の語ること』2月前半の読書記録

「走れ」と言われているので、ほとんど毎日走っています。 そう、かの有名な作家、村上春樹に…

もも(momo)
9か月前
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愛とは~『飽きっぽいから、愛っぽい』1月後半の読書記録

作者名を伏せられた状態で読んでも「あぁ、これはこの人の文章だな」と思う人が何人かいます。…

もも(momo)
9か月前
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一瞬のきらめき~『夜景座生まれ』『尾崎翠』1月前半の読書記録

私の読書記録アプリによると、2023年の年始も最果タヒさんの本を読んでいたらしい。その時に読んでいたのは『神様の友達の友達の友達はぼく』というエッセイ集だった。年始の休みを利用して、おいしいと評判の喫茶店まで遠出し、そこでひとりで読んだ。ずっと行きたいと思っていたお店だったのでその時のことをよく覚えている。今回読んだのは、最果さんのエッセイではなく詩集「夜景座生まれ」だ。 詩を味わうことは、自分にとってはとらえどころがなくて正直難しいが、そんなに長い本ではないのでさらりと読