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【パレット上の戦火】 第25話


巨大生物兵器紹介
「浪翩《ローペン》」【ROPEN】


■兵器名:浪翩 《ローペン》

■誕生理由:
ヴァーリアントは、空中戦タイプの巨大生物兵器を創り出すべく、世界中を探し回り、南太平洋のニューギニア島でローペンを発見した。
現地の言葉で 「空飛ぶ悪魔」と言われるほど恐れられていた、その獰猛さに着目し、巨大生物兵器として利用することとした。

■身体的特徴:
太古の翼竜のようなビジュアルで、完全飛行タイプ。口先はクチバシのように尖っていて、その顎には細かく鋭い歯がびっしりと生えている。巨大な翼で上空を滑空し、その翼で地上へ向けて突風を吹かすこともできる。
また、背面のスラスターを使うことで、移動スピードを格段に上げることが可能。長い尻尾の先端は特徴的なひし形になっていて、それは強力なエネルギー系の爆弾となっている。

■兵器内容:
胸と肩の部分に機関銃が装備されていて、そこからヴァーリアント特有のレアメタル合金を加工して作り出した、弾丸を発射することができる。翼にも大量のエネルギービーム発射口があり、そちらはヴァーリアント自身が発光して蓄積されている発光物質を活用し、エネルギービームとして発射することが可能。
また、尻尾の先端にはひし形の強力なエネルギーボムが装備されていて、一発だけ地上に落とせる。

■攻撃方法:
胸と肩の実弾系(レアメタル合金)の機関銃、翼からのエネルギービーム、
尻尾先端の一撃必殺のエネルギーボムといった銃火器系の攻撃に加え、
翼を大きく羽ばたかせることによる地上への突風攻撃や、足の爪や強靭な顎での噛みつきなど、攻撃方法は、近中距離~遠距離まで万能。

■弱点:
他の巨大生物兵器と同様で、喉元の奥に赤い「コア」があり、それを破壊することで倒すことができるが、分厚い装甲で守られているため、簡単に破壊することはできない。

■利用されたUMA:「ローペン」
南太平洋のニューギニア島、パプアニューギニアで目撃された太古に絶滅したはずの翼竜としか思えない姿をした謎のUMA。
主にニューブリテン島西部の小島、ウンボイ島で目撃が多発しており、棲息地もこの周辺と見られている。肉食性で主に魚や昆虫を食べるが、性格は至って狂暴で、人間や動物にも積極的に襲い掛かる。中には海辺で漁師が網を引き揚げていた時に突如として現れ、魚を奪い攫っていったという話もある。伝承によればローペンの好物は腐肉で、時折墓地に飛来しては墓を荒らし、新鮮な遺体を喰い漁るという恐ろしい言い伝えも残されている。
身体の色は赤褐色、灰色、黒など個体によって様々。肌の質感はなめし革に似ており、羽毛や体毛と思われるものは確認されていない。オオコウモリの皮膜に似た翼を持ち、口先は鳥のように鋭く細く、顎にはワニのような鋭い歯が生えている。先端が、ひし形をした長い尻尾を持っている。


文:UMA CREW PROJECT
イラスト:蔦峰トモリ



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