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UMA会(怪)談 ■本日のアジェンダ:食べ過ぎた後は・・・

★ツバネコちゃん:・・・

◆チュパじいさん:ネコちゃん、どうしたんじゃ。神妙な顔をして。

★ツバネコちゃん:・・・やばい。最近食べ過ぎている・・・二人もきてるんじゃない?

◆チュパじいさん:・・・確かにちーとばかし・・・

●アルマスくん:ぽっちゃりもかわいいよ!

★ツバネコちゃん:そんなこと言ってたら、おデブまっしぐらだよ!

◆チュパじいさん:www 確かに運動したほうが、いいかもしれんな。余分なお肉を落としてお正月を迎えるために、運動不足解消も兼ねて、七福神巡りなんてどうじゃ?

★ツバネコちゃん:七福神巡り!面白そう!

◆チュパじいさん:人間界では、江戸時代に正月行事として流行したようじゃ。今でも正月の神社は混み合うだろうから、空いている今が良かろう。そういえば、この間、登別温泉の鬼レポートがあったのぅ。
(第9回UMA会(怪)談参照)
https://note.com/umacrew/n/nd430b7506415?magazine_key=me023d2ffb71d
そうじゃ!鬼子母神を祀っている、雑司ヶ谷鬼子母神は、七福神巡りもしておったと記憶しているぞ。
     
●アルマスくん:鬼子母神!僕、陰陽座の鬼子母神って曲、好きなんだ~。

★ツバネコちゃん:鬼子母神??

◆チュパじいさん:鬼の母ちゃんだな。よし、特派員にそのあたりの説明と下見をお願いするか。

★ツバネコちゃん:いいね!そうしよう!

●アルマスくん :・・・僕は、陰陽座の鬼子母神って曲が好きです。


陰陽座の鬼子母神、いい曲ですよね、アルマスくんww
なかなか特派員を酷使する三人ですが、今回は雑司ヶ谷鬼子母神についてレポートしたいと思います!


企画名:鬼は鬼でも… 安産・子育(こやす)の神様、鬼子母神

※今回は、現地特派員のNさんがレポートしてくれます!

今年も気付けば、師走です。
余談ですが、師走とは、昔の日本では年末に法事を行う風習があり、師=僧侶があちこちを走り回るほど大忙しの月、という説が有力だそうです。
現代で言えば、師→師匠→先生→教師と解釈すると、学校の先生にも当てはまりそうです。でも現代の教師は激務と聞くので、師走だけでなく一年中忙しいそうで大変そうですよね…
年末といえば、紅白、年越し、今年の漢字、などイベント盛りだくさんですね。今年の漢字は「金」かな?

さて、今回は、雑司ヶ谷鬼子母神を取材してきました。
鬼子母神はまんが日本昔話でも出てきたりして、ご存じの方も多いかもしれません。

まんが日本昔ばなし DVD第16巻

 鬼子母神の民話


まずは鬼子母神の説明から。

その昔、鬼子母神はインドで訶梨帝母カリテイモと呼ばれ、王舎城オウシャジョウの夜叉神の娘で、嫁して多くの子供を産みました。しかしその性質は暴虐この上なく、近隣の幼児をとって食べるので、人々から恐れ憎まれました。
お釈迦様は、その過ちから訶梨帝母カリテイモを救うことを考えられ、その末の子を隠してしまいました。その時の訶梨帝母カリテイモの嘆き悲しむ様は限りなく、お釈迦様は、「千人のうちの一子を失うもかくの如し。いわんや人の一子を食らうとき、その父母の嘆きやいかん」と戒めました。
そこで訶梨帝母ははじめて今までの過ちを悟り、お釈迦様に帰依し、その後、安産・子育の神となることを誓い、人々に尊崇されるようになったとされています。

※鬼子母神堂の由来と歴史より引用

雑司ヶ谷鬼子母神へのアクセスは、池袋駅からだと徒歩15分程度。都電荒川線には「鬼子母神前」という駅があるので、歩きたくない人にお勧めです。

雑司ヶ谷鬼子母神に向かう道は、ケヤキ並木となっていて、とってもいい雰囲気。途中に雑司ヶ谷案内処もあるので、観光やイベント情報を知りたい人は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

ケヤキ並木②

【ケヤキ並木が続く参道】
色づいた葉が季節の移ろいを感じさせる

ケヤキ並木③

鬼子母神大門ケヤキ並木の説明

ケヤキ並木を少し歩くと、左手に鬼子母神堂が見えてきます。鬼子母神は、安産・子育(こやす)の神様といわれていますので、祝日のこの日は、七五三を祝う家族が沢山訪れていました。

正面②

鬼子母神堂:正面

境内入ってすぐのところに、巨木が鎮座しています。雑司ヶ谷鬼子母神は、大公孫樹(いちょう)でも有名だそうです。樹齢は約700年なんですって。700年前と言ったら、鎌倉時代ですよ?この大公孫樹は、様々な時代の移り変わりを実際に見てきたのですね。思いを馳せると、たまりません。

雑司が谷鬼子母神のイチョウ

大公孫樹②

大公孫樹:正面

大公孫樹⑤

大公孫樹:プロフィール

境内に入り石畳を進んでいくと、左右に仁王像がお出迎え。力強い!

阿形②

入口横:仁王像(阿形)

吽形①

入口横:仁王像(吽形)

そして、奥へ進んでいくと、鬼子母神堂に到着です。
七五三を祝う家族たちが、本堂内に集まっていました。
子供たちの着物姿、かわいい~💛💛💛

本堂③

鬼子母神堂

鬼子母神堂の横に鬼子母神像がいらっしゃいました。鬼と聞いていたので、いかつい顔を想像していましたが、やはりお釈迦様に帰依された後なので、穏やかな表情。
眼光は鋭いですが、肝っ玉母ちゃん!といった感じで暖かみがあります。
むしろ、親近感すら感じてしまうww

鬼子母神像③

鬼子母神像

そうそう、七福神巡りでしたよね?

こちらの鬼子母神堂は「大黒天」さまです。今回のご紹介はここまで。この他の神様との出会いは、ちゅぱじい達に実際に行ってもらいたいと思います。本人が行かないとご利益ないですしね。

池袋~雑司ヶ谷周辺の神社、お寺の7か所を訪ねる雑司ヶ谷七福神巡りは下記HPをチェック!
https://www.kanko-toshima.jp/?p=we-page-entry&spot=261038&nav=none

大黒天②

鬼子母神堂 大黒天

ちなみに、以前、谷中七福神(JR田畑駅~上野駅の7寺院を巡礼する江戸最古の七福神)を巡ったことがあるのですが、なかなかいい運動になります。
というか、最後疲れましたww
スタンプラリー感覚で楽しめるので、正月太りを感じたら、是非チャレンジしてみてくださいね。

■訪問先
今回訪れた雑司ヶ谷鬼子母神の詳細は下記をご覧ください。

鬼子母神HP:https://www.kishimojin.jp/
雑司ヶ谷案内所HP:http://www.toshima-mirai.jp/zoshigaya/index.html


★ツバネコちゃん:なかなか良さそうねー (もぐもぐ)

●アルマスくん:うんうん。七福神めぐりも楽しそう (ぼりぼり)

◆チュパじいさん:わしも「ポケモンGO」が好きじゃから、集める系は楽しめそうじゃ! (むしゃむしゃ)

★ツバネコちゃん:「ポケモンGO」って、あの若者がやらないで有名な?(ごっくん)

●アルマスくん:うん。プレイヤー平均年齢が高めでお馴染みだね (ぱりぱり)

◆チュパじいさん:ワシを、じいさん扱いすなー! (はむはむ)

●アルマスくん:ところでさ?さっきから、ずっと食べながら報告聞いてるよね?

◆チュパじいさん:・・・ことの発端はダイエットだったかのー?

★ツバネコちゃん:・・・もうダイエットは、来年からでいいんじゃない?

◆チュパじいさん:じゃな!

●アルマスくん:そうだね!

こうして穏やかに雑談が進んでいくのでした。めでたし、めでたし。

・・・いや、あかんやろ!




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