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精神薬漬けから完全復活までの道のり的なやつ❤️⑦ナルコノンって何?どんなことするの?その1

精神薬漬けから完全復活までの道のり的なやつ❤️⑥完全断薬後の生活からナルコノンへはこちら

精神薬漬けから完全復活までの道のり的なやつ❤️①〜⑥はこちらのマガジンでどうぞ

初めましての方に。

ナルコノンというのは世界21カ国、49施設存在する「代替薬物を使用しないで薬物離脱を行う施設」です。

ナルコノン(Narconon)はno narcotics(麻薬なし)を意味し、ナルコノン・リハビリテーション・プログラムは、薬物やアルコールの中毒に終止符を打ち、生産的で薬物のない人生を送ることを望む誰もが利用できます。

約3ヶ月で80%の方々が、代替薬物を使用せず、薬物を身体から完全に排出し、コミュニケーションの技術を習得し、人生の技能を学んで、自分を取り戻して卒業することができる施設です。

詳しくはナルコノンHPをご覧いただいて、ここでは主に私がナルコノン・ヨーロッパで体験したこと、感じたことを書いていきたいと思います👍

会社に3ヶ月の休暇願を出し、2019年11月14日にデンマーク・コペンハーゲンにあるナルコノン・ヨーロッパへ経ちました。

初めてのヨーロッパ初めての長期滞在しかも英語が話せないっ!😂

この状況でも落ち着いていられたのは、「ナルコノンに行くという決断」を完全にして、実際に行動を起こせた自信からでしょうか。

それとも、日本人通訳の方も来てくださると聞いたからでしょうかwwww?

とにかく「何とかなる!」「何とかする!」という気持ちでした。

ナルコノン・ヨーロッパに到着しました✨

入所手続きと施設の説明を終えた後、まず最初にこの上の写真の右手にあるウィズドローハウスへ入居しました。

ウィズドローとはwithdraw=薬物などをやめる・断つという意味で、ウィズドローハウスとは、いわゆる「クスリを断つための家」という意味です。

と聞くと、何だか恐ろしいでしょwww?

イメージとしては「精神病院の保護室」か「刑務所の独居房」とかでしょうか?

もちろん実際は全く違います✨

近くに大きな湖があり、大草原が広がり、大きな木にはリスがいて、放牧されている牛が近くに草を食みにきて、バンビが走っているのが一望できる、北欧の別荘そのもの❣️

ハウスの中は各ベッドルームと広いリビング、キッチン、バスルームが2つある、とっても快適でお洒落な空間❤️

もちろん身体拘束などあろうはずもございませんwwwwwww

この素敵な空間で完全に薬物を摂取しない環境に身を置き、数日から数週間過ごします。私はここに12日間滞在しました。

スマートフォンやTVなど刺激されやすいものが一切ない環境で心穏やかに過ごし、規則正しい生活をします。

ここにいる間は、ウィズドロースペシャリストと呼ばれる専門のスタッフが24時間体制でケアを行ってくれます。

例えば「アシスト」

これはマッサージのようでマッサージでない、「身体への穏やかなテクニック」なんですが、軽い痙攣や疼き、苦痛を軽減する効果があるものです。

私は、すでに2014年にはすべての向精神薬を断薬しているので、禁断症状は全くなかったですが、初めての長期滞在、環境の変化などで緊張していたのか、アシストを受けると身体が緩み、ポカポカと暖かくなり、施術中に寝てしまうこともしょっちゅうでした❤️施術後は夜もぐっすり眠ることができました。

また自分の身体が「確かに自分のものだ」と実感する瞬間が何度かありました✨

言葉にするのはなかなか難しいですが、足の先から頭の先まで「確かに自分の身体であると感じる」ことができました。

そして「ロケーショナル」

これは生徒を現時点へと位置づけ、彼らの注意が自分自身と自分の身体ではなく周りの環境へ向くのを助けるドリルです。

内向しがちな時にホントにオススメ❣️

心配、不安、緊張など気持ちが内に向いている時にこのドリルをすると、「ま、なんとかなるか!」と思えます。

夜にはスタッフとカードゲームをしたりして遊んでましたよ😊

また入居の翌日からビタミンの摂取が始まりました。

このウィズドロー期間に、

「be there]=「そこにいる」「confronting」=「直面する」というドリルをします。

「be there」も「confronting」も生徒2人が向かい合わせに椅子に座ってするドリルです。

イメージはこんな感じ↓

「be there」は目を閉じて、ただそこにいる、ということをします。

「confronting」は目を開けて、相手に直面します。

ただこれだけで、本当にいろんな反応が出るし、最初はもう動きたくてたまらなくなる!

現地スタッフに聞いた話では、入所してまもない生徒の中には、椅子に5分間もじっと座っていられない人もいるとのことでした。

それくらい、薬物の影響下にいる間は、自分の中の否定的な思考に注意が行ったり、精神的・感情的な不快感から、ただ快適にそこにいる、ということができません。ましてや相手に直面することなど不可能なんですよね。

ちなみに私、現地で「confrontingのスペシャリスト」と呼ばれてましてねwww

私はどちらも休憩なしで3時間以上できたんです👍何度も😂

直面能力たかっ!!!

そりゃそうだわ。直面できなきゃ、ナルコノン・ヨーロッパに来るために色んな問題に対処できなかったわよwwwwと納得👍

最後はスタッフを相手に2時間やってパス❣️

パスした後、ウィズドローハウスを卒業し、寮に移って次のステップへ進みます。

次はデトックスプログラムです👍✨

つづく。。。


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