会社って悪くない。9回目の転職で出会った「Voicy」との2年間の話
こんにちは! Voicyパーソナリティサクセスの林絵里香です。
音声プラットフォーム「Voicy」という会社で、音声配信者(パーソナリティ)へのフォローアップやイベント企画などを行っています。
そんな私ですが、Voicyに入社して28か月が経ちました。
つまり、Voicyに入って2年4か月が経ったわけですが、実はこれ、私にとってはめちゃくちゃすごいことなんです!
社会人歴12年目になるのですが、これまで同じ会社に2年以上在籍した経験がなかったのです。怖いですよね!
ということで今回は、今までなかなか「会社」というコミュニティに馴染めなかった私が、Voicyでの28か月でどんな仕事をしてきたのかをお届けします!
この記事について
こんな方におすすめだよ👇
キャリアに悩んでいる方
もっと仕事を楽しみたい方
音声市場が気になっている方
Voicyで働いてみたい方
本編の前にCMです!
この記事を読んでいるあなたは、きっと「パーソナリティサクセス」という職種が気になっている方も多いはず!
Meetyでカジュアルにお話ししませんか?
これまで何をしていたの? 生活のためにとりあえず働いてきた20代
真面目に働いてきた人だと「2年も同じ会社にいたことないってどんなふうに生きてきたわけ?」と疑問に思いますよね? わかります、その気持ち。
まずは、私のこれまでの11年をふりかえってみました。
2011年4月 新卒でアパレル販売員をする
2012年2月 縦社会が無理で辞める。数か月の引きこもり生活を送る
2012年5月 兵庫県でリゾートバイトする。主に仲居。毎日温泉に入れる生活を送る。
2012年10月 そのまま大阪の雑貨屋でバイトを始める
2013年8月 やっぱり縦社会が無理で辞める(ここで地元・千葉に帰省)
2013年9月 派遣社員として働く。社員数2人の会社や、倉庫で8時間もくもくとカテーテルの検品をするなど、とにかく人と話さなくて済む環境に身を置く
2015年6月 椅子に座れる仕事をしたいと思い、営業事務をする(派遣)
2017年4月 メディアの編集部で事務をする(派遣)
2018年2月 営業事務をしてた会社から「契約社員にならない?」と誘われたので出戻る
2019年12月 Voicyに入社(正社員)
2022年4月 現在に至る
……このとおり、なかなか刹那的な生活を送っていました。
20代は好きなバンドのライブを見に行ったり、友人のアパレルブランドを手伝ったり、ライターアシスタントとしてインタビューの文字起こしをするなど、放課後活動に勤しんでいました。
20代の私にとっての仕事は「最低限の生活を送るためにやること」でしかなかったのです。
ニュースチャンネルや配信者サポート。なんでもやっていた1年目
そんなこんなで、8年ぶり2回目の正社員として入社したVoicy。
今や50名規模の会社になりましたが、当時は20名前後。
「出来そうなことは何でもやってくれると助かるわ~!」って感じの状況でした。なので、出来そうなことは何でもやってましたね。
公式チャンネルのパーソナリティと一緒に企画をつくったり。
パーソナリティに「こんなことを話してみてくださいね~!」って連絡したり。
「Voicyファンフェスタ」では、台本を書いたり当日パーソナリティにインタビューをしたり。
……などなど。
とにかくがむしゃらに仕事をしていました。
これまで接客と事務の経験しかなかったので、社外の人と仕事をするのも、企画を考えて人を巻き込むのも、初めての経験だったんです。
「え?こんなことまでやらせてもらえるんですか?私が?やっていいんすか?」みたいなことの連続でした。(これは今もですが)
追記:入社して最初のキックオフでは「最もメンバーへGiveしたメンバー」として表彰されたりもしました! 懐かしい!
人生で初めての昇格。リスナーとパーソナリティの橋渡し役をした2年目
2021年2月(だったかな)。2年目に入り、うれしいことがありました。
人生で初めて、昇格したのです!
正社員経験がほぼなかった私にとって、大きな出来事でした。
発表された時にメンバーから「おめでとう!」と言ってもらえて「会社で働くってこういうことなんだ!」と思ったのを覚えています。
2年目はどんなことをしてきたのかと言うと、これまでの業務に加えて、リスナーからの問い合わせも行うようになりました。
これまでほとんど来なかった問い合わせが、日増しに来るようになり、サービスの成長を感じましたね~。
これがきっかけで、開発チームのメンバーと話す機会が増え、アプリの仕組みやPdMやエンジニアメンバーの目線を知ることができたのは、とても勉強になりました。パーソナリティと関わっていく中でも、開発の意図を理解した上でコミュニケーションを取れるようになったなと。
さらに、パーソナリティの考えを動画で届ける企画でインタビューをしたり。
女優・日比美思さんといっしょにプレミアムリスナーの企画を考えたり。
5日間で50以上のトークセッションが聴ける『Voicyフェス』もありました。
私はパーソナリティのアテンドをメインに担当してました。
イベント自体は、自社アプリ内の「生放送」機能を使い、当日の運営・配信も社員がやるという、昨年よりも難易度が高いことに挑戦しました。
ヒヤヒヤすることも多々ありましたが、結果として、6,600人が有料参加するという成功を納めることができました!
やはり壁は高いほうが燃えてしまう性なんですね。
そいえばこんなに長く同じ会社にいたことがなかったな
そんなこんなで現在は、ありがたいことに毎月新しいメンバーが入社するような状況で、入社当時と比べて本当に会社らしくなりました。
音声市場も、新聞や雑誌で特集が組まれたり、SpotifyがPodcast番組の広告を打ったりなど、注目度も上がってきています。
会社が順調な一方で、私個人としてはメンバーとのコミュニケーションの部分では悩んでいた部分もありました。言ってもほんとにちょっとだけだけど。
というのも、これまでの会社では、長く同じ環境にいたことがなく、自分が一番下のポジションということがほとんどでした。
なので、「新しいメンバーに対して、どう接するべきか」「古参メンバーとして、どう振る舞ったらいいか」が、まったくわからなかったのです。
「長く働いているメンバーだからこそGiveできることって何だろう?」や「新しいメンバーが楽しく仕事できているか」が、とてもとても気になり、考えてしまうことが多々ありました。
「3年目の自分が入社したてのメンバーにできることって何だろう? 何もないのでは……(涙)」と、勝手に考えて、勝手に落ち込むこともありました。これは今もあります。
また長く会社にいる分、メンバーの退職も今まで以上に寂しいなと感じるようにもなりました。(これに関しては、自分が誰よりも退職を経験しているので、引き受けなくていけない悲しさなんだと思うようにしています……でも寂しいものは寂しい)
とはいえ、考えているだけでは何も解決しないので、今期は「クロスファンクショナルチーム」という部署横断型で組織開発を行うチームに立候補してみました!
私は「越境コミュニケーションチーム」で、チームを超えたメンバー同士の交流を生み出すべく、企画を検討中です。
気がついたら4000字近く書き綴ってしまいましたが……、
人って変わりたいと思った時に動けば、案外変わっていけるものなんだなと身をもって感じています。
20代の頃をよく知る知人友人に会うと「Voicy入ってからたのしそうだね!」「仕事がんばってるね!」「入社できてよかったね!」と、言ってもらえることが多いですし、私自身も本当にそう思います。
もし、これを読んでいる人の中で、会社に馴染めなくて悩んでいる人がいたら「絶対、大丈夫だよ!」と伝えたいです。
すぐに転職できない状況だったら、まずは自分のキャラクターを受け入れてくれるようなコミュニティや仲間を見つけてみると、自分が働きたい環境や自分の特性に気づけるかもしれません!
私は学生の頃からセレクトショップやライブハウスなど、好きな人たちが好きな人やものを見て楽しんでいる空間が好きです。
Voicyはリアルの空間ではないけど、そういった空間と同じ匂いがあると思っています。
私個人としては、今後も人の想いや温もりを感じるようなものごとを広める仕事に関わっていきたいですし、もっとたくさんの人を巻き込めるように成長していきたいです。
今回はVoicyでの28か月についてまとめてみました。
脈絡なく書いてしまいましたが、「こういう生き方もあるんだ~」と面白がってもらえたらうれしいです。
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どんどん盛り上がってくる音声市場。
「パーソナリティサクセス」として、いっしょに盛り上げていきませんか?
Voicyいいじゃん!と思ったあなたへ👇
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