はやしえりか

1990年生まれ。三人兄妹の真ん中です|音声プラットフォーム「Voicy」パーソナリテ…

はやしえりか

1990年生まれ。三人兄妹の真ん中です|音声プラットフォーム「Voicy」パーソナリティサクセス。声で活躍する人を増やす仕事をしてます。|そのほか:白いシャツの店 レタル マネージャー / ボイスリライター / レーベルアシスタントなど。

マガジン

  • 日記 パンケーキの幸せ

    日々のとまどいと歓びを書き残したり、パンケーキの幸せについて考えます。

  • Voicyのこと

    音声プラットフォーム「Voicy」で働く私から見たVoicyの話。カスタマーサクセスにまつわることなど。

  • 真っ白な日々

    2021年〜 考えたこと、感じていること

  • 菊とスピカ2020

    2020年の日記です。

  • 過去note

    たぶん2018〜2019年のものをまとめてます。

最近の記事

松下くんの作文

やっぱり文章を書いていると、小学校で同じクラスだった松下くんが書いた、マラソン大会の作文を思い出す。 小学生の作文といえば、「マラソン大会の練習はとても大変だったけど、努力してよかった」とか「走っているときはつらかったけど、最後まで走りきることができた」みたいな感想がメインだと思うかもしれない。 だけど、松下くんの作文は違かった。 私の記憶では、走っている最中に自分がどんなことを考えていたのかを、小学生とは思えない描写で書き綴っていたのだ。 まずは、「僕は走っていると

    • 灯台の光は、遠くの誰かに届いている。

      「俺は、ミック・ジャガーになりたい。」 伊藤羊一さんは、死ぬまでに終えたいことをそう答えた。 これは、先月あった自社のイベント・Voicyフェスでの伊藤羊一さんと田中慶子さんとの対談で話されていたことだ。 武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 学部長である伊藤羊一さん、同時通訳者である田中慶子さん。ビジネスパーソンとして、最前線をいくお二人だ。 だが意外なことに、羊一さんも慶子さんも現在進行形で、「楽しいけど、モヤモヤする」という葛藤を抱えているという。 「こんなに

      • コミュニケーション。それはつまり、翻訳すること。

        先日あった「SIW2023(SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA)」で、母校である文化服装学院の先生と再会するという嬉しい出来事があった。 私の後輩にあたる学科が、「渋谷のお土産を考えるプロジェクト」というテーマで発表・展示を行っていたのだ。 私はファッションビジネス科という科で、服づくりの川下、つまり商品をどのように販売することについて学んでいた。 店舗やコンセプトづくりのイロハや、品揃えの考え方、そして販売方法など、専門学校という言葉の通り、

        • ブックオフを求めている

          行動範囲のなかに、ブックオフがなくなって久しい。 私は街に出ると、必ずといっていいほど、本屋に行く。 が、それと同じくらいブックオフにも立ち寄っていた。 本屋は新刊が見つけやすく、ブックオフは(当たり前だけど)その街に住む人々の興味に応じた本が多い。 ブックオフにはいろんな本がある。あまり見かけないニッチな本や、ちょっと気になるタイトルの本が売っていたり。ブックオフに行くと、本屋に行くのとは違う刺激を得られる。 昨今のフリマアプリの台頭からか、街からブックオフが消え

        松下くんの作文

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        記事

          『Voicy』は、人と人を繋げる場所【音声プラットフォームの中の人の気づき】

          こんにちは。音声プラットフォーム「Voicy」のメディアチームで、パーソナリティサクセスをしている林絵里香です。 今回は、プラットフォームの中の人として気づいた、ある変化についてのお話です。 プラットフォームを運営している方は共感いただける内容かもしれません! Voicyリスナーさんはもちろん、音声配信に興味のある方はぜひ最後までお付き合いください🙌 なんだか、パーソナリティさんたちが楽しそうだ!先日Voicyの通知で、気になる文字が目に入ってきました。 「Voicy

          『Voicy』は、人と人を繋げる場所【音声プラットフォームの中の人の気づき】

          祖母の背中

          いま読み始めた岸惠子さんの自伝に、幼少期の思い出について書かれているのを読んでいて、自分の一番最初の記憶って何だろうかと考えていた。 これが一番最初の記憶なのか自信はないんだけど。 小さい頃の記憶となると、祖母におんぶされて家の隣の神社にお参りに行ってたときの記憶な気がする。 私をおんぶする祖母の背中が、むにょむにょー母と違い、祖母はむにょむにょしていたような気がするーしていたこと。 「えりちゃん、ちゃんとお参りするんだよ」と言う声。 私をおんぶしながらゆっくりと進

          上手くいかないときこそ、自分に問いかけよう【スランプを乗り越えるには】

          こんにちは。音声プラットフォーム「Voicy」のメディアチームで、パーソナリティサクセスをしている林絵里香です。 4月の最終日。今月まだ仕事についてのnoteを書いてないじゃんか!と思い、机に向かってこれを書いています。(深夜3時) 誰かがこのnoteを待っているわけではないのですが、実はこの2ヶ月、月に1つ、仕事にまつわるnoteを書いていたんです。2ヶ月続いてるなら、3ヶ月目も更新したいじゃないですか。書きたいと思うことは溜まっているわけで。 「じゃあ、書かない選択

          上手くいかないときこそ、自分に問いかけよう【スランプを乗り越えるには】

          こんな日があるだけで、やさしい気持ちになれる

          たまには手紙を書くように、今日を書き留めておこうと思います。 4月9日 日曜日。東京は、昨日と打って変わって、晴天。気持ちのよい天気でした。 昨晩、しっかりと湯舟に浸かったおかげか、目覚めのよい朝を迎えました。といっても、10時すぎなので昼前なんだけれども。 起きて、換気のためにベッドから近い窓を開ける。太陽の日差しで葉っぱがキラキラしていて気持ちがいい。引っ越して2年が経ちますが、私はこの窓からの景色がお気に入りです。 緑が活き活きとしているこの時期は、生命の力強さ

          こんな日があるだけで、やさしい気持ちになれる

          雨もたまにはいい。街に人が少ないから

          珍しく、雨なのに近所を散歩した。 散歩、と書くと聞こえはいいが、単純に家に食糧がなかったので、外に出るしかなかったのだ。 自宅から5分ほどの場所にあるパン屋に寄る。いつもお客さんでいっぱいなのだが、今日は雨、そして昼下がりということもあり、空いていた。 いつもは満員で座れない席が空いていたので、店内でパンを食べることができた。 雨の日にパンなんてなぁ〜と思ったりもしたが、静かな環境で食べるパンは思ったよりもいい感じだった。 そのあと、近くの本屋に寄り、気になった本を

          雨もたまにはいい。街に人が少ないから

          明るい方へ。なめらかな社会を目指して【 #完璧じゃないけどはじめたい 】

          15年前の私に、「10年ぐらい先の未来では、顔出しをしないアーティストが増えてるよ。いろんな職業の人が個人で発信しているし、動画のプラットフォームからたくさんのスターが生まれているよ!」と伝えたら、どんな顔をするんだろうか。 たった15年で、メディアは大きく変化し、それに呼応して多様な発信者たちが生まれています。 2008年(平成20年)の日本の出来事を見てみると、「新語・流行語大賞」は、エド・はるみの「グ~!」と「アラフォー」。大河ドラマは『篤姫』がやっていた年で、他にも

          明るい方へ。なめらかな社会を目指して【 #完璧じゃないけどはじめたい 】

          いつだって頼りになるのは、人生の先をゆく先輩【本の話】

          今回は、ふだん本屋や古本屋によく行く私が、最近はこんな本読んだよ、こんな本を買ったよというのをつらつらと書くコーナーです。 年末年始から2月までで読んだ本「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略|尾石 晴さん Voicyでもお馴染みの尾石晴さんの本。「お金・つながり・健康」を維持したキャリアデザインをするには?晴さんが実践したステップが分かりやすく書いてあります。(Voicyリスナーなら、晴さんの声で再生されること間違いなし) おつかれ、今日の私。|ジェーン・スー 自分

          いつだって頼りになるのは、人生の先をゆく先輩【本の話】

          誰もが受け取ることから始まる【「GIVE FIRST」について考えた】

          こんにちは! 音声プラットフォーム「Voicy」のメディアチームで、パーソナリティサクセスをしている林絵里香です。 今日は、私の強みである「GIVE FIRST」が、どうして強みになったのかを考えてみたよという、雑談っぽいお話。 ついついTAKEの思考になってしまう、相手目線に立って物事を考えたいけどどうしたらいい? と悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。 一点注意です。この記事には具体的なノウハウではなく、こういうふうに考えたら他人にやさしくできるかも? という内容

          誰もが受け取ることから始まる【「GIVE FIRST」について考えた】

          本屋で遭遇した見知らぬあなたは、未来の私だったのかもしれない。

          私には密かな目標がある。 それは、知らない人に話しかけられるようになることだ。 こう書くと、ただのヤベーやつになってしまうので、丁寧に説明させてほしい。 あなたにも、こんな経験はないだろうか? 街ですれ違った人の香水がとてもいい香りだったこと。 たまたま電車で前に立っている人のスカートがめちゃくちゃ素敵だったこと。 エレベーターで居合わせた人のカバンがとってもオシャレだったこと。 同じ会社の人や知り合いなら「え!めっちゃいい香りする!」とか「それ、めっちゃオシャ

          本屋で遭遇した見知らぬあなたは、未来の私だったのかもしれない。

          あなたがいなくなると、あなたといる私がいなくなる

          近頃はジェーン・スーさんの「おつかれ、今日の私。」を読んで共感しまくったり、セルフラブに勤しんでいる。 スーさんは、自分の足で立って生きたいと願うすべての女性の味方。一つひとつのエッセイが、耳ほぐタイムばりに効く。読めば読むほど心身がほぐされていくのだ。 その本の一編「トンネルの出口であなたを待つ」を読んだときに、ある出来事を思い出した。どうしてもその話を残しておきたい。 このツイートはその直後にツイートしたもの。 その話は、心に不調をきたしてバランスが取れなくなった

          あなたがいなくなると、あなたといる私がいなくなる

          私たちは自らの言葉で語ることを許されているはず

          私たちはアーティストを見ているとき、彼ら彼女らを消費しているのだろうか。 アーティストとファン、応援する人とされる人。 両者が健全な距離をとって、付き合っていくことはできるのだろうか。 できるとしたら、一体それはどういう状況なんだろうか。 –−–クリエイターやアーティストのような発信者と関わることが増え始めた数年前から、こんな疑問を持つようになった。 例えば、アイドルが熱愛報道によりグループを脱退したり、アーティストの言動に対して過剰なバッシングがあったり。 テレビだ

          私たちは自らの言葉で語ることを許されているはず

          ワープの道も一歩から

          人生は、うまくいかないことが多い。 気がついたら夕方まで寝ていたり、傘を持ってないときに限って雨が降ったり。 2022年の私は、ずっとうまくいかなかった。 どうやっても心の大事な部分が、自分から離れてしまって戻ってこないような。 逆にいうと、自分の意識だけがどこか遠くにいるような。 そんな感覚がずっとあって、4月から11月ぐらいまで、正直、あんまり記憶らしい記憶がない。 部分的には楽しかったことはたくさんあるし、嬉しいできごとや出会いも多い年だった。 仕事も自分なり

          ワープの道も一歩から