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離乳食、むずかしい。

初めての妊娠、出産、育児。なんか、少し余裕が出来てきたかも!という頃に訪れた離乳食。自分の食事も満足に作れていないのに、離乳食。離乳食の本を2冊購入し、読んでみるもいまいち想像が出来ず色々と不安だったが、やっと肩の荷が下りてきたので記録してみる。

妊娠が分かって、妊娠出産についての本は買わないことにした。「本と比べて一喜一憂し、本当に大切なことを見逃してしまいそうだから」と夫の意見だった。わたしの性格を知り尽くした夫、そんな夫が買ってきたのが…

まさかの離乳食の本!

調理師の夫。自分は作ることしか出来ないから、と離乳食の本を買ってきた。妊娠が分かってすぐ買ったのは、緑色のおくるみ。その次が離乳食の本。「きっと食べるのが好きな子が生まれるから」と夫は笑っていた。

離乳食、はじまる

5ヶ月になったその日、夫が10倍粥を作った。そして離乳食デビューは夫にお願いした(はじめての授乳、ミルクはわたしだったから)「なんだこれ?」という顔と共にべーっと口から出てくるお粥。可愛かった。しかし翌日も、その翌日もなかなか飲み込まない。そこで思い切って野菜に進み、にんじんを食べると「これこれ!」と言わんばかりに目が輝き、ぱくぱく食べるようになった。なるほど、お粥単体の味が苦手だったのか。分かる分かる。

雲行き怪しくなる

読んでいた離乳食の本、最初の1ヶ月は「小さじ1」「小さじ2」「小さじ3」と書いてある通りに進めていたのに、翌月のページから突然「料理」になっている。材料はほうれん草の葉先2枚?人参10g?ちょっと意味がわからない。離乳食ストックを作り(ほぼ夫が)それを解凍して用意して食べさせる、それで精一杯なのに。楽しみだったはずの離乳食が、何か想像していたのと違う。そこでキラキラ眩しいインスタを開くのも辞め、本は参考程度にして、夫と相談しながら進めることにした。

息子、たくさん食べる!

息子はぱくぱく何でも食べる。トマトやヨーグルトを食べれば体全体で酸っぱい!を表現する。かぼちゃ、とうもろこしなど好きなものは腕を広げて「もっとくれー」みたいな動きをしたり。あれ、離乳食って全然自由で良いのかも!とうもろこしと豆腐を混ぜてポタージュ風、お粥+かぼちゃ+大根を一緒に温めてみぞれ粥風。何でも食べると思いきや、適当に混ぜて温めたものは(確か、お粥+じゃがいも+トマト+人参)一口食べて渋い顔をした後、口を開くことは無かった。好みの味じゃ無かったのね、それを伝えようとしているなんてすごい!

最近読んだ本、この影響も大きい。志麻さんに「大丈夫だよ」と背中を押してもらった気分だった。志麻さん、ありがとうございます。

インスタに乗ってるような、おしゃれな離乳食では無い。でも、息子が笑って離乳食を食べる写真や動画はたくさんある。それで良いんだ。

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