さあ、今日こそ耳の話を!

こんにちは。ゆりりうすです。
ついに「デュラララ!!」全部見ました。すごく良かったです。途中でお勧めで「バッカーノ」を入れたのも、なるほどなるほどでした。
それから〈物語〉シリーズの、〈傷物語〉が映画で始まっているので、それも楽しみ。
悠木碧さんは「薬屋のひとりごと」の猫猫の声にぴったりでした。櫻井孝宏さんを途中降板されてしまったのは、すごく残念でした。
歌人で小説家でロリータの川野芽生さんのエッセイ「かわいいピンクの竜になる」が面白かったです。お勧め。
最近、寝言でYOASOBIの「群青」を歌っていたそうです。フルコーラス。
「ひぐらしのなく頃に」を見出しました。恐い!
近況は、こんなところでしょうか?
さて、今日こそ耳と言うか、「耳垢」の話になっちゃうかな。
子供の耳そうじをする人は3種類いると思っています。
まず、自分で丁寧にやる人。耳鼻科に行く人。恐いのでやらない、せいぜい綿棒で先を少しだけの人。
家の母は、なんと4種類目の「全くやらない人」でした。
「恐いから」と理由を言っていましたが、では私達兄妹はどうしていたかというと、父か保育園の先生にやってもらっていました。
特に私は、保育園でよく母がお迎えが最後になることが多かったので、その間に耳そうじか爪切りをしてもらっていて、とても気持ち良かったのを覚えています。さすがプロ。
先生からすると「不憫な子」だったのかも知れないですが。
そして、私が6歳で小学生になったある日、母はいきなり机の上にマーブルチョコのような丸い筒型のものを置きました。何だろうと思っていると、母は「これ、小学生から自分で出来る耳かきだから、今日からこれでやりなさい。」と言いました。
相変わらず、すごい人なのですが、その日から私達家族は、長いことその耳かきのお世話になりました。
まあ、慣れると怖くも痛くもなく、上手に耳垢が取れました。
でも私は、保育園の先生の膝の上に頭を乗せて、耳垢を取ってもらうのが好きだったので、自分の子供の時は、自分でやろうと決めていました。
いざ、子供が産まれると、赤ちゃんの耳は本当に小さくて、最初は綿棒でそっとやるのが、やっとでした。
ところがある時、まだ赤ちゃんだった長男が、夜中にすごく泣くのです。色んなことをしたのですが、なぜか泣き止みません。夫婦で、どうしてかな~、と考えていたのですが、旦那があることに気が付きました。
「ねえ、何か野良犬の臭いがしない?」
そう言えば、します。どこから臭って来るのか、2人でクンクン嗅いでいたら、何と長男の耳からするのです!
驚いて「小さめの耳かき」と「ピンセット」で、そーっと長男の耳を掘ってみたら、大きい耳垢がズボっと取れて、その先がまるでサザエの先っちょのようになっていて変色していて、その変色していたところから野良犬の臭いがしていたのでした。
取れたら、長男はホッとしたのか、すぐに腕の中でスヤスヤ寝てしまいました。
私達は、すごい耳垢をティッシュの上に乗せて、観察しました。
本当は、耳鼻科に行った方が良かったのでしょうけど、何しろ夜中だったので、仕方ありません。長く出た耳垢の奥が腐っていたようでした。
私は、赤ちゃんを添い寝しながら母乳をあげていたので、もしかしたら、その時に赤ちゃんだった長男の下側になっていた耳の方に、母乳が流れていった結果がこれなのか?でもそれ以外考えられないし、たぶんそうだ、という結論を夫婦でしました。
なので、それ以降、耳垢をちょこちょこ点検しながら、段々子供の耳そうじの腕が上がっていきました。
専用の耳かきとピンセットも用意しました。
保育園で、私と同じようにやる人が2人いました。1人はお父さんで
「ピンセットで大きな耳垢が取れるのが、気持ちいいんだよね!」
と言って、3人で耳垢取りの奥義を話し合い、盛り上がります。
私は3人子供がいるので、3人共膝に頭を乗せて耳垢取りをしました。沢山取れると、とても嬉しい!
時々、旦那もやってもらいたいと言うのですが、旦那の耳は「つまらない耳」なのでやりません。「つまらない耳」というのは、ほとんど粉であまり取れない耳のことを言います。
子供3人は「面白い耳」で、いっぱい取れました。でもあんまり頻繁にやると耳に良くないので、1ヶ月は耳に触らないようにしました。
最近は長男、次男はもう私の耳そうじを卒業しましたが、まだ末っ子の娘が残っています。
この間はすごかったですよ。ガッツリ取れました。たっぷり取れました。
何でこんなに?と私が質問すると、
「お母さんが喜ぶと思って、3~4ヵ月溜めておいた。」
と言われました。
娘よ、そんな親孝行は別にいいのだよ。
変な子なんです。でも、親思いなのかな。
家の母なんかには、まず考えられないし、信じられないことだと思います。
でも、きっともうすぐ娘も「耳そうじ」を卒業しそうなので、ゆりりうすは
「お母さん(おばあちゃん)の耳かき屋」をやりたいので、お客様募集中です。
ぜひご利用ください。

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