ひつじです

こんにちは。ゆりりうすです。
この間、ビックリすることがありました。
2階に娘といて、2人でそれぞれのことをやっていたら、突然、電話が鳴ったんですね。
はい、家には固定電話があります。で、その電話が
「プルル、プルル…」
と2回鳴ったあと、止まって急に
「ひつじです。」
と言ったんです!
えっ、どうして私が未年だと分かったんだろう?
驚いて、電話を見つめました。
「ひつじです。」と言ったと言うことは、この後きっと娘の干支である「ねずみです。」が来るはず。
ゆりりうすはドキドキして、待っていました。
…しかし、何も言わない。沈黙の時が過ぎる…
そこで、娘に「ねえ、今さ、電話が『ひつじです。』って言ったよね?次は娘のねずみだと思うんだけど、言わないね。」
すると、娘は呆れ顔で、
「お母さん、何言っているの?『非通知です』って言ったんだよ。」
と言いました。
「えっ、非通知だったの?『ひつじです』って言われたのかって驚いたよ。何かの予言、かと思っちゃったよ。」
「お母さん、大丈夫?」
はい、大丈夫じゃないです。
また、やらかしてしまいました。しばらく私は「ひつじ」と家族に呼ばれていました。
でも、そういう風に聞こえたんです。
ふーん、だ。
未年と言えば、やはり紙を食べるイメージがあるようで、この年生まれは、作家や銀行員が多いのだとか。
確かに、紙をいっぱい使いますね、私も沢山使う。
昔、母に、文章を書いている下書きが、子供用の自由帳を使っているのを、見られた時に、
「もったいない、広告の裏を使いなさい。」
と言われたことがあります。
しかし、今、広告に裏なんて無いんだよね。
そりゃあ、子供の頃は広告に必ず裏があって、そこに絵を描いていましたけど。
母も広告の裏にラフコンテを描いていましたけど。
まあでも、母の言うことも分かる。確かに、自由帳はもったいないか。でも、ノートや原稿用紙じゃ、もっともったいないし…
で、最終的にたどり着いたのが、A4のコピー用紙でした。
これを、1束ずつ買います。
私はですね、ちょっと前にも触れたけど、このブログを書くのに、まずA4のコピー用紙に文章をダーっと書いてしまうんです。
そして、ブログに打ち込む時に、少しずつ構成を直したりしながら、やっています。
コピー用紙に文章ダーっは、いいんです。大体、コピー用紙裏表3枚書いても、1時間はかからない。
問題は、本番のブログの打ち込みなんです。
遅い!遅いんです、打ち込むのが!
ん~、悩みながらやっていると、2~3時間以上、かかっちゃう。
何回か、息子達に「打ち込み、やろうか?」と申し出てもらったんですけど、私はダーっと書くので、文字がすごく汚いんです。本人でも、たまに分からないのがあるくらい。
その上、構成しつつだったりするからなあ。
あー、パソコンが欲しい!簡単操作で、安いのでいいから、パソコンが欲しいです。
じゃないと、2~3時間打ち込みが終わって、公開に持ち込むまでに、
「目が、目が~!」
と目がかなりやられて、終了すると、目がボヤボヤで、あまり見えていません。
一応、眼鏡をかけてやっているんですが。
そう言えば、話は変わりますが(お得意の)、前回「さとうわきこさん」のところで、あー、これ言っていなかったなあ、と思ったことを1つ2つ。
さとうわきこさんの代表作である「ばばばーちゃん」シリーズに、必ずイヌとネコが登場しますよね?
あれには、前段がありまして。
「ばばばーちゃん」を書く前に、さとうわきこさんは何かで、連載をしていたんですね。新聞かな?雑誌かな?分からないけど、とにかく書いていた。
その連載の初めの文章が決まって、
「ばかな、イヌとネコがいてね…」
から始まるんです。
さとうわきこさんは「このイヌとネコは、お兄ちゃん(私の兄)とゆりりうすのことなんだよね。」
とニコニコ言ってくれました。
嬉しかった~
いや、「ばかな…」から始まるんだけど、私の母も私達を散々モデルにして、絵本を描いているけど、たいてい、不穏な終わり方で(特に私は)、あまり嬉しくなかった。
でも、さとうわきこさんの
「ばかなイヌとネコがいてね…」にはもう、そんな出だしでも幸せが待っていることが分かる文章で、本当に光栄でした。
それは、本にはならなかったと思うんだけど、その後に「ばばばーちゃん」シリーズが始まって、イヌとネコが描いてあるのを見て、ニヤニヤしていました。
それから、子供の頃のゆりりうすは、よくイタズラを考える子だったのですが、さとうわきこさんは、そのイタズラにもすぐ乗ってくれて、普通の大人みたいに
「そんなことはやらないの。」とか「くだらないことはやめなさい。」なんてことは一言も言わずに、一緒になって楽しくイタズラをしてくれる人でした。
皆さんが、さとうわきこさんの写真を見て、
「あー、なんか『ばばばーちゃん』のイメージ通りだなぁ。」などとおっしゃっていると、本当にその通りのたくましくて、優しい人でした。
もっとも、ゆりりうすの子供時代は、まわりに普通の大人なんて、ほぼほぼいなかったんですけどね。

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