子供達と言葉も成長していく(言葉おもしろし③)

こんにちは。ゆりりうすです。
いや、どうした日本。秋はどこ?まだ最中だけど、今年は皆さんと一緒にフライパンの中に長いこといる感じですね。色んな記録更新中です。
前回、「2人のおばあさん」というタイトルで投稿したら、仲の良い編集者さんに「何かお話のタイトルみたいですね。」と言われ、そう言えばそうだな、と思いました。「2人のおばあさん」というタイトルでお話を書くとしたら、うーん、難しいな。どんな話になるんだろう?「沢山のおばあさん」なら書けるんだけどな。
気になります?気になる人が多かったら本にしたいのになあ。
出してくれる出版社、募集中です。他にも色んな話を取り揃えております。
いけない、ついうっかり宣伝をしてしまった!
今回は「子供達と言葉も成長していく」というテーマです。
子供の言葉の面白いのは、「言葉おもしろし」でも書きましたが、子育て中に本当に楽しませてもらいました。
特に長男が面白かった。彼は小さい頃、言葉を勝手に作る、造語の天才でした。自分の弟のあだ名をつける時も「オストリーペート君」とか「レースチンジ」などと呼んでいましたが、1つも字が被っていませんでした。この時3歳。今でこそ、とにかく屁理屈やの長男ですが、昔は屁理屈ではなく、言葉を自由に使っていた感じでした。
例えばですね、アニメの歌なんですけど、「ヒラク、ニンジョウ、バリック」ってよく歌っていました。けど、何の歌だか分からない。長男に聞くと「ほらー、ヒラク、ニンジョウ、バリックだよー。」って言うんですが、何のことやらです。で、ある日、そのアニメが流れていたんですね。答えは「セーラームーン」の主題歌でした。どの部分かというと、「ミラクル、ロ·マ·ン·ス」を彼は「ヒラク、ニンジョウ、バリック」って歌っていて。分かるかーい!どうしたら、そうなるんだ。自由過ぎて倒れそうだわ。
娘もありましたね。プリキュアが大好きだった幼児の頃、「テッソン!」とよく叫んでいて、それプリキュアのどこの部分?って思っていました。正解は「レッツゴー!」でした。「テッソン!」…そう聞こえるのか。まるで、昔の人が「station」を「ステンショ」と発音していたのを思い出す。字がまだ分からなくて耳だけで聞くと、そうなるのか?そんなのが沢山ありました。
娘は今、「いや、三次元の男の人とか興味ないし。」とか言っています。そんなお年頃。
次男は、というと彼は言葉1つ、行動1つ取っても、飛び道具過ぎてよく分からなかったです。
言葉の成長とは直接関係ないけど、こんな話はどうですか?
子供が成長する時、いけないことをしたら叱って、もうやってはいけない、と教えますよね。
その時、皆さんはどうやって子供を納得させていましたか?
私はこんな手を使っていました。
①、子供(特に男の子)は、「おきて」という言葉に弱い。「これは、おきてだから。」というと納得していました。
②、3人に使っていた儀式。昔、「奥様は魔女」というアメリカのホームコメディがありましたよね。その中で、主人公のサマンサや、他の魔法使いが使っていて面白かったのが、Vサインを裏返しにして、鼻の下にあてて、「魔王に誓って。」というセリフがありました。これを使わせてもらいました。
悪いことをした。叱る。もうやらないと言う。本当か?と思う。その時、鼻の下に裏Vサインをあてがい「魔王に誓って?」と聞いて、子供達も鼻の下に裏Vサインをあてがい、真面目な顔をして「魔王に誓って。」と言わせていました。「魔王に誓って」しまったら、もう約束を破ることは出来ません。何しろ「魔王」なのですから。おかしいでしょうか?可哀想だったかな?
③、長男に効き目があったのが、悪いことをすると電話の受話器を持ち上げて、「もしもし、オオカミさんですか?ええ、家に言うことを聞かない子供が1人いるんです。来てくれますか?」と1人芝居をやっていると必ず、「ごめんなさーい!」と半泣きで謝りに来ました。
これ、それを観察していた母に絵本にされてしまいました。まったく油断も隙もあったもんじゃない!
皆さんのお家にも、その家でしか分からない、そんなやり方や言葉がありますよね。
家では、みんな大きくなってからは、「今、お腹がグルグルでもう限界です。トイレに行きます。」という時は、「今、ボンボヤージュだから。」と言って、トイレに飛び込みます。
これは、マンガ「銀魂」を読んでいる人は分かります。
ゆりりうす、かなり子供達を変な人に成長させたかも知れない。いや、知れないじゃなくって、しちゃった。どうしましょう?

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