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春の花。
春眠暁を覚えず
お久しぶりです。今回は、春の花と紙幣の話です。
花落つること 知る多少ぞ
友人との会話にて春暁の冒頭を引用したら、ふと続きが気になりました。
春眠 暁を覚えず
処処 啼鳥を聞く
夜来 風雨の聲
花落つること 知る多少ぞ
”花”は、漢詩では桃や牡丹を指すことが多いようです。
(牡丹はもともと、中国から薬草として入ってきたんでしたね……)
日本では、”落つる”春の”花”といえば梅・桃・桜あたりですかね?
あとは菜の花とか?
(いや、日本で”落ちる”のは牡丹だけか……???)
春の花と聞いてミツマタを思い浮かべた人はどれほどいますか?
(今回の本題)
ミツマタ(三椏)
あるいは、三又とも書くようです。見に行ってきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1649592147244-Zdt3peTjdv.jpg?width=800)
フラクタルだ!!!再帰的だ!!!(理系的興奮)
友人に連れて行ってもらうまで、
そもそもミツマタの存在を知りませんでした……。
あ、ここからは自慢です。きれいだなぁ。
![](https://assets.st-note.com/img/1649592605766-d42msAnxMN.jpg?width=800)
木々の香りの中に、花の香りが広がる。
![](https://assets.st-note.com/img/1649592803089-rY3GNUVjqz.jpg?width=800)
全く印象が変わる。
ところで、
ミツマタは紙幣の原料なんだそうです
日本のお札の用紙は、みつまた、アバカ(マニラ麻)などを原料としています。みつまたは、古くから和紙の原料として使われており、明治12(1879)年に初めてお札用紙の原料として採用されてから、現在まで伝統が受け継がれています。
https://www.npb.go.jp/ja/intro/tokutyou/index.html
ミツマタの花言葉は「強靭」。なるほど。。。
日本原産の花ではないものの、和紙として、紙幣として、
日本に古くから関わりの深い花と言えるのでしょう。
山奥に咲く花が、こんなにも身近だったとは。
紙幣となる花が、こんなにも綺麗な花を咲かせるとは。
これまでの人生、ミツマタが花落ちる様など多少なりとも知らなかった。
あとがき1
4K画像、圧縮されてガビガビになってる???
あとがき2
継続的にnote書きたいから適度に手を抜こうと思っていたのに、
しっかり調べてしまった。
調べ始めると面白いし、書き始めると楽しいね。
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