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【悩める現場の相談所 #8】時間管理ってどうしてる?

みなさん、こんにちは!
悩める現場の相談所では、実際に当社ウルシステムズのコンサルタントから上がったお悩みと、百戦錬磨の先輩コンサルタントによる回答をご紹介していきます。

「自分も同じことで悩んでた!」「あーそれ分かる分かる」・・・読めば共感できること間違いなし!


❓:Question

タスクの時間管理が上手くできません

私はコンサルティング業務に従事している若手社員なのですが、つい目先のタスクに力を入れてしまい、時間感覚が抜けてしまいます。
うまく見積もりができていないのと、実際にそのタスクにかかった時間の実績を把握できていないことが原因ではないか、と考えています。

少し自分の経歴を補足しておくと、これまでは開発業務に従事することが多かったです。その際はコードの量やテストケース数で見積もり/実績が把握しやすかったのですが、コンサルティング業務に従事するようになってから、なかなかうまく行っていないです。

コンサルティング業務に従事する先輩コンサルタントのみなさんは、どうやって見積もり/実績把握をしていますか?


タスクの見積もりと実績把握という、永遠のお悩みに対するお悩みですね。
開発業務からコンサルティング業務に従事するようになった時に、タスクの特性の違いや見積もりの難しさに直面するのは、ITコンサルタントあるあるかもしれません。

ここからは、ウルシステムズコンサルタントたちの回答をいくつかご紹介していきます。
色々な考え方がありますので、共感できる回答やヒントになりそうな回答をぜひ見つけてみてください!


💡:Answer(by若手コンサルタントAさん)

30分単位までタスクを細分化しています

私は30分単位までタスクを細分化して見積もりをしています。
そして実際にやってみて、30分の見積もりに対してどれくらい誤差があったか、なぜ誤差が発生したのか、を確認して次に活かしていく、というサイクルを回しています。

時間管理は、30分タイマーを使っています。
ツールは、「Microsoft Planner」を使用しています。1つのタスクを1つのPlannerに書き、その中に30分単位まで落としたタスクを記載しています。

「Microsoft Planner」の詳細はコチラ↓
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/business/task-management-software


💡:Answer(byシニアコンサルタントBさん)

TaskChute(タスクシュート)を使っています

TaskChute(タスクシュート)とは、

  • タスクを一覧化して作業時間の見積もりを入力する

  • タスク開始時/終了時にそれぞれ時刻を入力する

  • 全てのタスクに対して開始時刻/終了時刻が入力されている状態を目指す

というシンプルなものです。

予定していたタスクがどれだけ溢れているのか見えるので、改善案に気付きやすくなります。
(割り込みタスクが多い、とかタスクの傾向も見えるかもしれないです。)

「TaskChute」の詳細はコチラ↓


💡:Answer(byシニアコンサルタントCさん)

この時間でやりきる!という覚悟も多少は必要

精緻に見積もりができるのはもちろん素晴らしいですが、ある程度は外部制約に合わせにいくのも重要です。
「この時間でやりきる!」「終わらせる!」という覚悟を持って、品質を保ちながらタスクを完了させることも時には必要になってくると思います。

そして、Aさんも仰っていますが、見積もりと実績を比較して、どこが上手く行っていなかったのかふりかえることが大事ですね。


おわりに

本日は、タスクの見積もりと時間管理に関するお悩みとウルシステムズコンサルタントの回答をご紹介しました。
見積もり→実績把握→改善→見積もり・・・とPDCAサイクルを回せるようになると良いですね!

みなさんも、ぜひ参考になりそうなコツを見つけてみてくださいね。


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