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プロジェクトに貢献できる発言ができていない【悩める現場の相談所 #12】

みなさん、こんにちは!
悩める現場の相談所では、実際に当社ウルシステムズのコンサルタントから上がったお悩みと、百戦錬磨の先輩コンサルタントによる回答をご紹介していきます。

「自分も同じことで悩んでた!」「あーそれ分かる分かる」・・・読めば共感できること間違いなし!


❓:Question

プロジェクトに貢献できる発言ができていない

プロジェクト推進時のタスクや課題について、先輩方の動きが速く、自分が考えていた内容を先に発言され、いつも「私も同じです。」「他の意見はありません。」という発言に落ち着いてしまい、いつも反省と悔しい思いをしています。

プロジェクト全体は順調なのですが、私個人として価値が出せていない気持ちになっています。

どうしたらプロジェクトに貢献できる発言ができるでしょうか?


経験が浅いうちは先輩の動きについていくのがやっとで、目の前の業務に追われ、自分がプロジェクトに貢献できている実感が持てない方も多いのではないでしょうか。

ここからは、ウルシステムズコンサルタントたちの回答をいくつかご紹介していきます。
色々な考え方がありますので、共感できる回答やヒントになりそうな回答をぜひ見つけてみてください!


💡:Answer(byコンサルタントAさん)

自分の言葉で話す練習の場と割り切って気持ちを切り替える

もし、「意見があるのに発言できない」ということでしたら、質問者さんは考えを整理して発言することが苦手なのかもしれません。
それであれば、同じことだったとしても端的にまとめて自分の言葉で話す練習の場と割り切って気持ちを切り替えるのはいかがでしょうか。

先輩の発言を整理したうえで、例えば「私も同じです。■■(先輩の発言をまとめた内容)だと思います。」のような言い方ができそうです。
まずはそうやって自分の言葉で話す練習をするのも良いと思います。

💡:Answer(byベテランコンサルタントBさん)

気付きを一つでも発言するように心掛ける

Aさんは「まったく同じ」意見が前提での回答でしたが、私が思うに、先に発言された内容と質問者さんの意見は「まったく同じ」ではないと思います。恐らく、細かいところで違うところがあると思います。

まずは自分の意見を整理し、先輩の発言と照らし合わせて、その細かい違いを見つけ出すように意識してみてください。そしてその違いを言葉にして伝えることにトライしてみましょう。
例えば、「私も同じ意見なのですが、■■を課題と感じていました。こうしたらいいと考えてます。」のような言い方ができると思います。

これを繰り返すことでプロジェクトに貢献できる発言ができるのではないでしょうか。


💡:Answer(byベテランコンサルタントCさん)

自分の考えは間違っていないと現状をポジティブに捉えてみる

質問者さんは自分の意見が方針とズレていた場合や、間違ったことを言ってしまいった場合に、「他のメンバーの邪魔になるのではないか」と気にされて発言できていないのではないでしょうか?
もしそうであれば、ポジティブに転換してみましょう。

先輩に「先回りされた」ということは、「考えていたことが外してなかった」と答え合わせできたのではないでしょうか。つまり発言の遅い早いを気にするのではなく、同じ考えだったというところがスタートで良いと思います。

「いつも先輩に先を越される」と現状をネガティブに捉えるのではなく、周囲の優秀な先輩と同じ考え方ができている。あとはその意見をスムーズに発言できるように準備するだけ。
そのように現状を捉えて、前向きに取り組んでいくのはいかがでしょうか。


おわりに

本日は、プロジェクトへの貢献が実感できていない悩みとウルシステムズコンサルタントの回答をご紹介しました。
先輩方の意見と少しでも違うところがないか、自分の考えの整理を心掛けることで、タイミングを逃さず発言できると良いですね!

みなさんも、ぜひ参考になりそうなコツを見つけてみてくださいね。


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