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21. メキシコ&キューバ(上) | 省エネやめて下さい

読める世界一周 in Mexico & Cuba
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• 期間:2017/6/7 – 6/13(7 days)
• 旅程:カンクン → ハバナ → バヤモ
• 費用: 57,720 JPY(※カンクン⇔ハバナ往復航空券代 約27,600円を含む)
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6/7 (Wed) 灼熱カンクン

• 移動は簡単、空港でぼろうとしてくるTaxi Driverが何故か懐かしく感じられた。(1)
• やーい!嘘つき!って言ってやろうかと思ったけれど、随分と遠くに離れていた。
• Bus terminalはよく整備されていて、というかCancun整備されまくり!
• 宿についたら、日本人がわんさといた。どうも、と言って宿に入る。(2)
• 出掛けて、飯を食べて、ホテルゾーンに行ってまた戻る。
• 夜は、沢山喋る。Nanamiが私映画あんまり見ないんです、と言った時に、それはリアルが充実してはるからやわ、というとっさの返しは渋かった。
• 最後に聞いたHarukaの「夢の着地点」の話は、録音しておきたかった。(3)

(注記)
1. 空港内の連絡通路がわかりづらく「こっちは通れない」的なことを言う。なんやそのありがちな。自分のTaxiへの誘導なのだろう。取り合わずに確認したら、ほら大丈夫。
2. 有名な日本人宿が2つほどあり、そのうちのひとつ、ロサス7(シエテ)に行ってみた。
3. Harukaも世界一周の旅人。夢だと思って出掛けたそれが、もうすぐ終わるタイミングの時、どのように思っているかを聞かせてくれた。

6/8 (Thu) 灼熱カンクン 2日目

• 時々スコールのような雨が降る。
• 前職の同期激賞のMexican dishを食べる。Pozoleやったかな。うむ、なるほど、これはまぁまぁやな。
• 昨日は辿り着けなかった公共ビーチに着いて、少し波と戯れる。(1)
• 子供が出来たら、これがコバルトブルーだよ、と教えてあげたいカリブ海
• 10kmぐらい海岸線を歩いたらとても疲れた。
• 誰にも呼び止められなかったから、「海は誰のものでもないでしょう?」って言う必要もなかった。(2)
• 宿に戻ってまた夜話す。りょんりょんは、面白い!と沢山言うてくれて、ウケるのは嬉しい。(3)

(注記)
1. キノコ的なパラソルが有名なパブリックビーチ(Playa delfines ドルフィンビーチ)
2. ホテルゾーンというだけあって、海岸線はホテルが占める。その海岸線を縦に縦に、ビーチの波打ち際を根本まで歩いた。もし、うちの敷地内だぞ!と言われたときの切り返しを考えていた。
3. りょんりょんが誰かはわからない。

6/9 (Fri) 早くも出メキシコ

• ちょっとメキシコには悪いけれど、先立つ不幸をお許し下さい。
• 朝予定してたバスを1本逃した。太っちょのせいである。トリアージが出来ない。この手の判断は難しい。
• 間に合ってなにより。でもこれで間に合わんかったときに、相手を責めずに済んだろうか。

Cubaは雨模様にして
• ついに着きました。27(25)カ国目?は念願のクーバです。
• 空港外の換金所に長蛇の列。あら、隣のATMには誰一人待ってないのね。最前列まで来て気が付きました。ATMを選択。
• 「第2ターミナルまで移動して、バスなら5円、ヒッチなら1クックぐらい」と聞いていたHarukaのアドバイスは活きず。第3ターミナルあたりの道端でヒッチハイクをして、最終的に8クックで妥結。(1)
• 乗せてくれた兄ちゃんのオンボロカーのワイパーは、一人っ子でびゅんびゅんと働きましたが、視界はそれほどよくなりませんでした。

意味付けに囚われてはしないかね in Cuba
• Capital de Nacionalとかいうカッコいい建物の近くに宿を見つけて、今日はもうそれで満足。Nanamiとちらり再会。
• 同じ宿のフィンランド人とドミノをして、夜は皆でご飯を食べに行く。Hiro君が聞いた、「旅のどこが楽しいですか?」と。
• 僕はそれらしい答えをして、Nanamiはすごい納得してくれたけれど、彼女の説明は「好きに理由はない、後付けだ」とのこと。
• メキシコで過去1~2年ほど住んでいたHiro君は「旅をするのと、そこで暮らして現地の言葉を話してっていうのでは、全く経験が違う。旅はただただ上っ面じゃない?」と言う。
• Nanamiは答える「上っ面でも楽しくて、それが好きだから、それでいいのだ」と。
• 僕は被せる「たとえば、人間関係についてもあるかも。浅くカジュアルな付き合いも、深く濃厚な付き合いも、どちらもありじゃない?」
• 「ほいで、いつか深く愛せる場所を探すために旅をしてる、ってことなんかも」とか。意味付けに追われるのは大人の(僕の)性かもしれない。
• さて飯も食ったし、次は飲みに出よう。
「省エネやめて下さい」とHiro君に注意されてハッとする。そういや、その気になればやめれたわコレ。(2)

(注記)
1. Cubaには、主に外国人用とLocal用の2種類の貨幣が運用されていて、順にCUC(クック)とモネダと呼ばれる。1 CUCは1 USDと等価。1 CUC ≒ 24-25 Monedaぐらい。このバスはわずか1モネダ、ということ。Localの物価(モネダ価格)は(安すぎて)感覚が合わないことが多く、最初は困惑する。
2. 夜5~6人で近くに飲みに出た時に、みんなでトークをしていた時のこと。僕は4~5人以上になると途端に舌鋒が鈍くなるというか、一生懸命話すモチベーションが損なわれて、なんとなく見(けん)に入ってぼんやり過ごす癖があるけど、それを「省エネ」と断罪されたカタチ。おっしゃる通り。

6/10 (Sat) ハバナの夏

• 朝滑り込みセーフで朝ごはん。Hiro君のぺらぺらに甘えて、何となく消極的な自分を見つける。思い返せば、あの子が立派やった、Yuki君。下手でもなんでも自分で言う。自分でやる。あれは立派、鏡よ鏡。
• 皆はいつしか出ていって、ふと残ってたNanamiを捕まえた。よかったら一緒に付いていってもいいだろうか?と
• 僕のわがままと彼女の親切がハバナで溶け合う、とても暑い日でした。
• 船で対岸に渡って、モロ要塞から対岸のハバナを眺める。
• 夜、疲れたNanamiが少しご機嫌斜めになった瞬間に、あっと思った。こういう瞬間に弱い気がする。(1)

(注記)
1. 妙にオロオロ所在なく感じられる。ネガティブなムードに弱いのか。誰か教えてくれ。俺は一体何にオロオロしてるんや。

6/11 (Sun) ハバナの夏 vol.2

• 昨日の疲れか、昼前まで寝て、朝ごはんをスルーする。この旅を始めて10回目ぐらいのやつです。Nanamiはもう出掛けたようだ。
• 新しく移ったフィンランド人のJohnのベッドでは、何にも刺されず嬉しい起床であった。再度コンディションを整えて眠りに落ちる。(1)
• ふと目が醒めて、隣の部屋を覗き見ると、バックパックはもうなかった。Nanamiは一言も言わず去ってしまった。人が寝ている隙に。
• 努めて街を歩こうと思う。結果よく歩きました。
• Jazz Barは電源トラブルで、アーティストは1曲だけやって帰ってしまい、僕も帰ることにした。
• ビールとピニャ・コラーダという飲み物の選択は小説にはないリアリティがある!(2)

(注記)
1. 4人部屋のベッドのうち、昨日寝てたベッドにはBugがいたようだ。空いたベッドに移動したら、快適に眠れた。
2. Jazz Barで頼んだ飲み物の順。

6/12 (Mon) ハバナの夏 vol.3

• キンキキッズのアルバム名でもあるまいし、もう少しひねって貰わんと(1)
• 朝飯を食べることが出来た。拍手喝采である。コーヒーにスムージーまで出て、僕は大変嬉しかった。
• 街歩き。昨日ないし一昨日の焼き回しのようなことをして、ちょっと駄目な経験になる。40-50円ぐらいのOverchargeにMuy Caro!!は大人の所作ではないか。。。でもなぁ。。。(2)
• 宿にて休養。なんだか疲れちゃたぜ的な。
• Hiro氏現る。日本人のお店(和食レストラン)に出かけて、ご飯を食べながら、彼らの話を横で聞く。なんだか懐かしいような気持ちになる。これは営業トークだなと。

さらばハバナ
• 長引く商談に失礼するタイミングが難しく、店出るのがちょいと遅れた。
• P12のバスは間違った場所に連れてゆき、再度出発地点に戻ってP13を待つも来ない。諦めかけたところで来たので乗ったものの、降りる場所わからず乗り過ごす。辛酸。
• 目標地点のCuatro Caminosが、2つあるとか知らんがなと。最終的にはわんさと歩く。いつも最終的には体力任せのこの手段になる。
• ようやく到着したと同刻、Santiago de Cuba行き最終バスは出ていった。さすが俺!仕方なしに方向的に同じBayamo行きがあったので、そちらに乗り込む。なんだかんだでなんとかなるの、よく出来てる。
• バスはすごい揺れで、僕の首は左右の乗客をノックしまくったに違いない。どうもハポネスです、よろしくお願いしますと。

(注記)
1. タイトルへの苦言
2. Local currencyのモネダでご飯が食べられるところは安いこと請け合いで、昨日か一昨日行った同じ場所にまた行ったけれど、今回は値段が妙に違って10モネダ分ぐらい高くなった。Muy Caroは高すぎる!という意味。高すぎる訳ではないのだけれども、OverchargeはOverchargeやし。。。

6/13 (Tue) Bayamoとやらに到着

• 田舎町であると聞いています、ハポネスです。スペイン語は雑魚です。
• おばあちゃんが物乞いを追い払ってくれる。2モネダ(≒10円)でアイスを食べる。
• 宿を探して適当に歩き回って、素敵なおうちのベルを鳴らすと、素敵な女性が迎えてくれる。なんて美しい日であろうか。
• 1泊よりも2泊の方がいいんだろうけれど、なんとなく1泊にしちゃう。そういうことってあるよね。
• 適当に街中を散策して、雨に降られる。2人組の女性に絡まれて、よくわからんけれど無視をした。言葉がわかれば違った未来もあったのだろうか。
• 宿に戻ると、雨の影響で停電していたらしく、晩飯は無しと言われる。
• 夜ふるりふるりと考えくゆらし、何となく、そこはかとなく、おぼろげな感じで、気がつけば寝ていた。電気ON!コンタクトON!俺だけOFF!

(上 以上)

よくぞここに辿り着き、最後までお読み下さいました。 またどこかでお目にかかれますように。