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05. ミャンマー (中) | Go with flow

読める世界一周 in Myanmar
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• 期間:2016/11/2 - 11/7(6 days)
• 旅程:バガン → インレー → カロー → タウンジー
• 費用:11,478 JPY
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11/2(Wed) Inle初日 インレーと読みます

• Inle到着は、早朝の3時か4時ぐらい。こんな時間に到着するバスにあわせて客引きが集まっている。
• そのうち一人が「新しくできた安宿がある」と言うので見に行くと、あら、いい宿やないの(1)
• 朝8時に扉をドンドンと起こされる。せやせや。今日は1 Dayボートツアーやった。インレーはInle lake(インレー湖)で有名。
• 宿の屋上で朝食を。2 girls will join the tourと聞かされてた2 girlsが現れた。見覚えのない顔立ちやなと思っていたら、Denmark出身とのこと。
• スィーニとフリーダ
✔ 同じ高校出身(多分)只今、Gap year満喫中の大学生(多分)
スィーニ2回目、フリーダ3回目のGap year。Gapだらけや。
✔ スィーニは過去3つの仕事を、計5年間やった経験がある。何かのレストランとスポーツショップと最後はDisabilitiesのヘルプ。ひとつめあやふや。
✔ フリーダは、Country sideでの料理店。日本食も出す。エビの天ぷら。デンマークの片田舎で今日もエビが天ぷらにされているとは。
✔ スィーニは愛らしい顔をしている。肌ツヤと少しの(決して目立ちはしない)肌荒れが若さを感じさせる。ピチピチという言葉がしっくり来る。
✔ デンマークではどう、日本ではどう、というような会話に始終してた。おひとつ紹介、デンマークでは、昼まで火を使った料理は出ないそうです

• ボートツアーは、上手なオペレーションを感じさせた。観光客向けの店を巡りつつ終了。湖上に店がある。4,000Kyats(320円)でナイフを購入。
• 宿に戻り、スィーニとフリーダを見送った後、他の宿の人らと飲みに出た
• ビールを1杯、カイピリーニャを3杯飲んだら、帰り道はフラフラした。
• ミィシー、ベンジャミン、あともう一人彼の名前が出てこないので、仮にハゲと呼ぶ
✔ ミィシーは、マレーシアで勉強中(専攻はGeometry、Eliと同じ!)で、週末旅行家。クアラルンプールに寄ったら教えて、とのこと。
✔ ミィシーは、なんとも隙があるように見える。すごいそういう気配を醸し出す。しかしながら、太っちょ。でもなぜか貧乳。神はおらんのか。
✔ 会話はベンジャミンとハゲの話を主に聞く感じになる。二人はベルギー出身で一緒に旅をしている。インドネシアのダイビングスクールが素晴らしいらしく、フィリピンのセブがとても良いらしい。

(注記)
1. ドミトリー/ホステルのようなタイプは、ミャンマーでは余りお目にかからない。ゲストハウスと言うても基本的にはきちんと個室がある。

11/3(Thu) 前職の夢を見て、なぜかやる気が出る

• 4時頃に目が醒めた。前職の先輩、Yuさんとプロジェクトの話をしている夢であった。中国編(中)以来の登場。
• 同期のはっせーに引き継がないといけないやつが2つある中に、並行して、今走ってるプロジェクトの会議も、近日中に1つ予定されてたのだけれど、この会議の存在をぽかりと忘れてて、まだ何も手付かずの状況
• 「まぁ初回会議やから(最悪Masatoのヘルプ少なめでも)やれるっちゃ、やれるけど」的なことを言うてはったので「すんません、やります!」的なことを返した。
• 目が醒めてふと思う。あーYuさんと仕事出来てほんまによかったな、と。溢れる感謝。と、にわかに不安。果たして今どれだけのもんが残っているのか、あれ、プロジェクトの流れってどうやっけ、と。
• 起き抜けに、色々棚卸しをしてみよう!と、Excelをかちゃかちゃ始める。色々自分の中に型があるのも感じつつ、それほどうまく構造化出来ない瞬間にもやっとする。あれれー。
• しばらく熱中してやったのち、もう一度眠る。何この時間。

晴れて翌日

• 今日はミィーシと自転車で街をめぐる予定であった。素晴らしい天気、景色、地元の人々。ここでは当たり前、の中に美を見つける。
• どうでもいいけれどミィーシという名前は、MECEを思い出させてなんだかほっこりする。
• 自転車でめぐるInleはとても平和であった。美しい景色に包まれ、急に降り出した大雨に雨宿りをしつつ少し眠り、最後に寄ったワイナリーで大量の蚊に襲われ、町までの帰りの雨でビショビショになり、一日の終わりは子供が目一杯外で遊んできた、みたいな格好になった。
• 宿に帰ったら、一瞬wifiが繋がり、Saoriとチャットをした。楽しいひととき

11/4(Fri)その男、Marlon

• 朝起きてみる。うむ、コンタクトおん、ライツおん、またしても。
• 宿のRoof topで朝飯を食べる、そこにはミィシーとマロン(後に国籍と名前が判明)がいた。ミィシーは料理教室にゆくという。
• Marlonとの話は、(何故やら)多岐に渡った。
• Marlonの語ったこと 
Love affairs:
✔ ドイツでは超上流階級を除き、恋愛をする上で、職種は特に問題にならない(仕事さえしていれば)
✔ インド人の元彼女とは会ったその日にセックスをして、最後の別れる日にI love youと言ったが、インドでのI love youは、恋愛関係を始める前に言う言葉だと聞かされた
✔ ドイツでは、I love youとは重くて簡単には言うものではない、付き合っても半年ぐらいは言わない、半年ぐらいからはより普通になる
✔ In Germany, you can touch shoulders of women where are not sensitive. Then here and here and…(注記:下ネタ)

Work & Life:

✔ No one helps you with making your decision. Once you have your decision made, they would help to support you.
✔ Parents would give you “good guess” but it’s not necessarily what you really want to. They care about you, which might end up limiting you as well.
✔ I don’t believe in luck. I did hard-work to make it happen.
✔ Setting goal/objective is important to seek for opportunities to lead/connect you through.

Travelling:

✔ I have 16 months of travelling, which would end in South pole.
✔ I would stay one more day extra in every city. I can feel relaxed and be calm on that day.
✔ There’s a sickness that you can’t feel touched anymore by looking at anything. Your mind overflows and feels bored. This happens when you rush to see things too many.(注記:これは僕の旅にも重要な示唆を与えた。感性が摩耗せぬよう、決して急がないことは、そのまま、その土地、その文化を正しく味わうエチケットなのだと、今では思う)
✔ Go with flow.(注記:流れに任せろ、か)

Relationships with other people:

✔ When they complain about things, I would receive those complaints as requests and give them back solutions.
✔ If they want advice from me, I would be very straight like “Quit your job”. You need to have confidence and say things aggressively, which helps people.
✔ If I have someone I care very much, I just keep in touch more often seeing him/her regularly.

• チェックアウト。次の町へのバスを探す。
• 途中であったTuktukの兄ちゃんは、Kalaw(カロー)は何もないでー。Trekkingせーへんねやったら的なことを言う。
• Kalaw行きのバスは、少々胡散臭い形で叶えられた。多分3,000 Kyatでいけたんやろうけど、5,000Kyatと言われて素直に払った。
• 夜到着して宿探し。人に尋ねて安い宿を教わり、そこにて1泊。小さなLovelyなお部屋でした。

11/5(Sat)Kalaw2日目

• 雨が降る。すこししめた、と思う。こういう時は、休むべきなんだろう。旅にもお休みは必要と。(1)
• 太宰の小説をゆるゆる読む。
• 日のあるうちに、少しだけ観光。洞窟寺院の雰囲気は素晴らしい。
• 夕方戻ってきて、ご飯を食べて、明日のバスのことなど少し聞いて、宿に帰って、読書。
• なんともないが、とてもよい一日であった。(2)

(注記)
1. 雨が降って、やった!と思たら、それはきっと休むべきサイン
2. この日の、なんてこともないけどよかった感じは、未だに優しい空気感として残っている。小雨が降っていた。今でもふと思い出すのは、こういったムードだけな気もする。

11/6(Sun) Kalawは軽やかに過ぎ去り、問題児Taunggyi(タウンジー)の登場です

• 勝負は非常に、きわどかったと思う。
• 逆に言うと、だいぶ余裕があったからの、きわどい結果だったのだろう。
• 熱気球祭り。その場で会った地元の女の子と交流して、妙に好かれ、あと一歩で逃したお家へのお泊り。まさかお兄さんが怒るとは。
• あまり思い出したくないけれど、野宿はきれいなキャンプ場とか、琵琶湖の側とかでするもんやな。ここまでの回想がやっとなぐらいまだダメージがある。心的外傷に近い。(1)

(注記)
1. 熱気球祭りの影響で、近辺の宿が一気に値上げしていた。最安値が1泊30ドルほどだったけれど、現地の金銭感覚に浸りがちな僕には法外に感じた。値段を尋ねて困っている僕に、宿の人がアドバイスをくれる。Monastery(僧院)はどうか?と。なるほど。探して、1泊泊めておくれ、と頼んでみるも、外国人は無理だという。有事の対応ができないと。
祭りで仲良くなった現地の女の子は、残念だけど、電話先の兄が許さぬからごめんねとのこと。そいつは仕方あるまいと、祭り会場の原野のようなところで野宿を決意する。火をおこしたら、ホームレスっぽい人と若者が寄ってきたので、分け合い、寝袋にくるまり、寒さを凌いで夜を越した。
翌朝、目が醒めたら、あんなにいた人はもうおらず、祭りの後のゴミだらけの原野に、お腹を壊した自分が転がっていた。よろよろ歩いて、目立たぬところを探して野糞をするも腹痛は収まらぬ。貧しく苦い記憶。

11/7(Mon)この日から、体調不良にて

• 朝移動。気がつけば一人。人々が箒で道を掃いていた。
• 町へ、町へ、歩く、歩く。パン屋さんで休憩。Tokyoという軽食屋で休憩。休みもってしてるうちに、バスの時間になった。
• バスはBagoに向かう。片道12時間超の長旅であります。
• 途中のパーキング的な場所で、ビールと肉まんを食べて、これでノックアウト。多分、あの生ビールが腐っていたのだろう。
• その後のバス内では、後ろの女性の美しさに触れた。泣き笑いのような表情であった。その時貰ったみかんはまだ側にある。食うたらまた吐くんやろか。(1)

(注記)
1. よく揺れるバスで1度だけ吐いた。ビニール袋が備え付けられたていて、きれいに吐けた。ただ、僕の後ろの女の人は、僕が吐き終えた後も、ずっと断続的に嘔吐に見舞われていて、大丈夫かなと見やれば、涙を浮かべた目があった。彼女は泣き笑いの表情で、僕に一つみかんをくれた。自分の苦しい時に、人を思いやれる彼女にうたれた。

(中)以上

よくぞここに辿り着き、最後までお読み下さいました。 またどこかでお目にかかれますように。