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07. マレーシア&シンガポール | Touch and Go ~ 計画性とは何かね ~

読める世界一周 in Malaysia & Singapore
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• 期間:2016/11/30 – 12/5(8 days)
• 旅程:ハートヤイ → ペナン → クアラルンプール → シンガポール
• 費用: 42,509 JPY(※出国航空券 To India 約18,700円 & To Indonesia 約9,400円を含む)
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11/30(Wed) カッキーは痩せこけていた

• ペナン到着は、21時を過ぎていた
• Amataに一言詫びを入れつつ、友達と会ってくるわと、中高時代の同級生のカッキーと合流。Canや、というて飲むことに。
• カッキーに子供がいたことを知る。エイタというらしい。響きがえーた、と言うてた。気の毒に。
• 屋外のフードコートのような場所に到着。舞台ではガールズコレクションみたいなものが開催されている。ビール1本で投票券1枚が貰える仕組み。
• 裏工作も虚しく14番はサクッと落ちた。本人に教えてあげたい。君の親戚っぽい人らが、この子に入れてって客席回ってたよ、と。
• それにしてもうるさい。どこを選んどんねん。このエロガッパは。
• 主に、カッキーの性生活と、中国でのセンセーショナルな出来事を初めて話してみたぐらいで制限時間いっぱい。あっちゅう間。
• ちょっとぐるっとその辺まわろうぜ言うても、付近を小回りして宿の前。色々不便になりました。まぁ家族あるもんな。

• ドミトリーでAmataがパンツ一丁でウロウロしていた。なんとなく君にはそんな気配を感じていたよ。この辺はもうドイツ人なのだろう。(1)
• 彼は全然リスペクトもない相手にも、My friendと呼びかける。凡俗の極みに感じられる。クーラーをなんとか効かせて毛布に包まって寝る。

(注記)
1. Amataはタイのハット・ヤイで会った男で、坊主頭。ただ育ちはドイツなので見た目はアジア人、中身は西欧人、職業は僧侶、というミクスチャー。欧米人はパジャマ的なものを着ない傾向がある。そういう文化なのだろう。

12/1(Thu) KL(クアラルンプール)はマレーシアという水たまりに浮かぶ中洲であった(1)

• 起床は11時も近く、Amataもいない。何故こんなに寝てしまうのだろう。
• とりあえずPenang(ペナン)を申し訳程度に探索。Penang通りの観光スポットを2、3見て、もう十分。時間もないし。勿体無いけれど。
• 4~5軒、横並びの旅行代理店のうちの1つで、KL行のExpress Busを予約。直近やと15時45分に出発やから、時間までには戻って来いとのこと
• えらい小さなバンが来て、付近のバスターミナルまで移動する。そこから大きめのバス(Express Bus)に連絡。結局17時の出発。直近の意味よ。
 ✔ ターミナルに自分で行けば、変な時間と手数料を掛けずに済むかも
• バスは快適にて、37RM(約900円弱)(2)
• Sentralに着いたのは、22時前ぐらいだった。Michaelaとの逢瀬は諦めた(3)
• 電車を探しに行くと、ちょっぴり前ぐらいが終電だったいう。22時半なら直行便があったと。後手、後手。(4)

(注記)
1. ちょっと意味がわからない
2. 1 RM(リンギット)≒ 25 JPY(日本円)
3. ミャンマーで会った週末旅行家。KLで大学生をしていたはず。連絡は取ったものの、時間がなくなく断念。KLではCentralではなく、Sentral
4. KL出張のビジネスマンのシンガポール帰る終電は22時半ということか

12/2(Fri) マレーシアとは何だったのか

• 結果的に言うと、KLではSentralでマクドを食べただけのことであった。
• 電車は快適にサクサクと。少し横揺れのする新幹線のようなもの。後ろのダンディーなサロン経営者が親しげに話しかけてくれた。
• 最後の街、ジョホールバルにて、イミグレを経て、いざシンガポールへGo!!(1)

• シンガポール到着。シャトルへとダッシュしてた人達の理由は、イミグレ到着時にわかった。長蛇の列の最後尾になってたからね。マレーシアからの修学旅行生みたいなもんが山のようにいた。
 ✔ 陸路到着の際は、小走りで。ワンポイントアドバイス。
• ありあまるリンギットをSGD(シンガポールドル)に換金。レート差の分もったいないんやろけど、リンギットを大事に抱えるよりマシのはず。
• ふらっと来たバスに乗って、近くのターミナルに向かう。
 ✔ 小さい国の市民の足。路線がものすごくあり、高品質に運用されている
• シンガポール女性は、日本と少し近い気がする。地で美しいというより、身なりがきちんとしていて、綺麗に見える。
• 飯を食べてみる。Nasiなんとかの美味しいこと!チリが辛くなくて、風味を増す。不思議。うまい。

チャンギ国際空港
• 小さな大国シンガポールが誇る、アジアのハブ、世界空港であります
 ✔ 独占できる国内路線が存在しないシンガポール故に、熾烈な競争を戦わねばならない結果として、シンガポール航空は強いと言う。完全に豆知識。
• とりあえず一旦、荷物を置きに空港行こかな、と搭乗時間4時間前に到着。あれ、これってシンガポール滞在が、2時間しかないってことじゃないの。旅の時間配分がおかしい。
• この空港を、観光名所と呼ぼうじゃない。

このチケットでインドへ行きたいのです
• ちょっと買い物でもして、チェックインしてみたろと思ったところで問題発生。ビザがOn arrivalで取れないという。
担当者1(兄ちゃん):「シンガポール人でも無理」という謎の自信。全ての外国人はビザが必要であると。2011年にアライバルで行けたと訴えたら、「今は2016年だ」という切り返し。
担当者3(おっちゃん)登場:「日本人は行けるぞ」という。担当者1少し慌てて調べにいく。
担当者1、担当者2(姉ちゃん)と再登場:行ける空港は限られてるから無理だと言う。コルカタとハイデルベルグは行けるけど、Jaipurはダメだと
担当者3(おっちゃん):電話で問い合わせ。調べてるからおとなしく座ってなさい、という。結果は同じ。Jaipurは無理そうだという。小さい空港だから、と。
担当者4(おばちゃん)登場:電話でさらに問い合わせ、しばらく経って、Can Can Can…!なんていい響きだろう。間に合うから早く行け、という。Jaipurでの現地のサポートを取り付けてくれた模様。
• 搭乗ゲートへ急ぐ。時間的な余裕はもうなくなっていた。
• 感動的な気分。何故だろうか。きっと現行ルールのようなもの、を越えてトライしてくれたからだと思う。
• これが決まりだからNo!というだけが我々の仕事ではない、お客さんの真に役に立つのが仕事なのだ、というような、矜持を見たからだと思う。
• シンガポールでは、マーライオンも空中庭園も見れなかったけれど、本物の仕事に出会えた。

(注記)
1. 一部のサッカークラスタを喜ばせるかもしれない、ここがあのジョホールバルだ。こんな国境の街だったとは。

12/3(Sat)インドの軽いジャブが日本人を払いのける

• 到着は深夜24時過ぎぐらい。LCCであるTiger Air/Scootの共同運行便には、乗客に妙に子供が多い。インド人の出生率が高いのかな。
• Immigrationを抜け、れない。当然。わかっている。Visa on Arrivalの手続きがいるもんね、と。
• 告げる、揉める、詳しく述べる、話がまとまる、まっすぐ帰れという

• それは変だと、話が違うと、あのTiger AirかScootか、わからんけれども、カウンターで対応してくれた女性担当者から聞いたあのCan Canの経緯を、繰り返し述べたが覆らず。よく考えたら、誰に確認した結果のCan Canだったのだろうか。。。現地担当の名前とか貰ってへんしな。。。
僕は友人の結婚式に出るために来たのだよ、と恩情に訴えるも、気の毒だけど無理だと。乗ってきたばかりの飛行機へ、飛行機へと導かれる。
• インド側がやたら急いた気配を出すもんだから、それまでの粘りを捨て、「はよ行こや!」的なことを言うて少しウケる。虚しい。
• インド滞在はなんと1時間未満!タッチアンドゴー!
• 飛行機内でビールを頼み(Asahi)wifiを購入し、友人のManuに祝電代わりのメールを送った。それだけして寝た。ほんまに結婚おめでとう、と

チャンギ国際空港再び
• 朝の7時ぐらいには戻ってこれた。何も嬉しくない。
• 同じカウンターに向かう、昨日のおばちゃんは不在。代わりの対応者を探して話をする。

ー「それで、何をして欲しいの?」
行き・帰りの時間に、チケット代を払って、友人の式にも出られず、僕は同じ場所にいます。過ぎたものはもうどうしようもないけれど、少なくとも振替えられた(かもしれない)行きのチケットはもう一度欲しい。

ー「無理ね。この件で、会社はインド政府から5,000SGDの罰金を請求されます。アナタに大丈夫とアドバイスをした女性も、クビになると思う。これ以上、アナタはうちの会社に何を望むの?」
何も出来ないということですか。。。
ー「できないわ」

(少しして)もう一度いいですか?

ー「何かしら?」
僕に大丈夫と言った彼女は、確かに正しくはなかったかもしれませんが、彼女がただ一人、一旦向こうに確認してみると、僕の為に動いてくれました。その態度はとても嬉しかったし、素晴らしいカスタマーサービスだったと思います。

ー「でも、それは間違っていた」
そうかもしれない。ただ、僕の要求はもういいので、彼女のことはご寛恕ください。

そんなやりとりも、いくつかあるクレーム対応の1パターンだったかもしれないが、打てる手はもう残されてないように思えた。

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• 晩飯を食べる、これまた空港内。
• 夜、本当に夜、21時も越えて、Canをくれた人に会う。この時点では、ただ謝意だけ告げる。連絡先を交換する。そういえば返事はないな。なぜなのか
• 空港のwifiで取った宿に向かう。シンガポールが始まる。

(注記)
インドにアライバルビザで入国可能なのは6空港のみ。都度ルールは変更されうるので、入国前に確認すべし。

日本人を対象とする到着時ビザプログラムは、バンガロール、チェンナイ、デリー、ハイデラバード、コルカタ、ムンバイの6空港でのみ運用されています。詳細は以下のURL先をご参照のこと。
  https://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/visa_on_arrival_jp.html

『A. お金』と『B. ビザ』は入国前に「必ず」入念に確認すべき
お金は、「クレカでのATMキャッシング」が可能か、もしできない場合、「持ち込む外貨は何が良いか、と、どこで現地通貨に換金するのが良いか」ぐらいをサクッと調べるといいと思う。空港で換金レートが悪い場合には、多く替えすぎるのは愚策になる。
ビザは、「アライバル取得が可能か、付帯する条件があるか」ぐらいかな。ちょい調べると大使館などのサイトに当たるはず。電話とかもいいと思う。

※ もし暇なら「ご当地の詐欺パターン」も合わせて調べておくと良さそう。入国直後が一番不慣れなので。
※ こういう旅のTips系を書くのは、本旨ではないけれど、別途noteを書こうかしら。

12/4(Sun)シンガポールは快晴にて

• 今日は日曜日、素晴らしくよく晴れた一日です
• お昼に目覚めた頃には、朝ごはんはきっちり逃していた。
• 同じ宿に泊まってた、フィリピン人の4人組、おばちゃん連合と少し話す。いい歳のとり方をしているなー。みんなとっても楽しそう。
• Marina Bayに出かける、船が乗ったホテルと、水を吐くライオンを見る。
• 横のとげとげの建物でゆったりする
• 映画館へ。ついに見た「君の名は。Your name」in シンガポール。やはり東京の描写なんかには染みるものがあった、前職の先輩のKeitaさんの言葉を少し思い出したりした。
• 忘れたくないもの、忘れちゃいけないもの、か。
• 一箇所寄って、英語をぶつぶつつぶやきながら宿まで戻った

12/5(Mon) そうだBali(バリ)に行こう

• 朝飯に間に合う。
• 飛行機と、宿を抑える。行き先はBali、到着時刻は深夜になる模様。
 ✔ さすがアジアのハブ空港。例えば、その日の安い航空券を探してみて、ポチッと買えばすぐ機上の人。思いつけば叶う。
• 近くのGeylandというなかなか趣深い場所があると聞いてたので、そちらを散策してみることにする
• Googleマップで予習していた場所はいずれも空振りで、流れて入った場所がなかなかよかった。韓流カフェであった。
• 政府認定風俗営業区であるここGeyland、おっと、説明してしまった。33番Atami熱海、という名前が気になった。

• 宿に帰る前にビールを2本飲む。Lサイズ2本で結構酔うことが判明。お酒に弱くなった気がする。
• 空港まではUberにて、簡単に到着。手続きもスムーズに済む。事前の荷物Check-in手続きはGood jobであった。
• 空港からは再度Uberにて、しょうもないFake Driverが登場したが、きちんと確認、君じゃないね。はいさよなら、You Go、と言うと、YOU goと言われた。阿呆は無視に限る。

(以上)

よくぞここに辿り着き、最後までお読み下さいました。 またどこかでお目にかかれますように。